《WBOインターNライトヘビー級王座決定戦》
開催日:11月1日(日本時間2日)
開催地/会場:英イングランド・マンチェスター/CO-OP・ラ
イブ・アリーナ
前WBO世界Lヘビー級暫定王者
WBC世界Lヘビー級5位・WBO6位
ジョシュア・ブアッツィ(32=O/gbr)
VS.
WBO世界Lヘビー級3位・WBC11位
ザック・パーカー(31=Sh/gbr)
〈前WBO世界Lヘビー級暫定王者〉
ジョシュア・ブアッツィはデビューから18戦全勝(13KO)
無敗でWBO世界Lヘビー級1位となり、暫定王座ながら王座決定
戦に恵まれた。2024年9月21日、WBO世界Lヘビー級暫定
王座決定戦を2位のウィリー・ハッチンソン(英国🇬🇧)と決定戦に
臨んだ。試合はブアッツィが6回と9回に2度ダウンを奪ってフル
ラウンド終了。大差判定勝ちと思われたが12回2ー1のスプリッ
トとなり判定勝ちで暫定王座獲得となった。しかし、試合後は全会
一致のユナニマス判定ではないのかと採点には物議を醸していた。
今年2月22日、WBO世界Lヘビー級暫定王座の初防衛戦を元W
BA世界Sミドル級スーパー王者カラム・スミス(英国🇬🇧)と対戦
すると序盤からスミスの上下攻撃でブアッツィはリードを許した。
4回からブアッツィも反撃に転じたが途中からペースダウン。しか
し、6回にはお互い激しく打ち合いともに腰を落としかける場面も
あった。後半から再びスミスが巻き返してブアッツィも終盤手数で
反撃したがゴング。結局ブアッツィは12回0ー3(9P/2P/4
P)差の判定負け。初黒星とともに防衛することなく僅か5カ月で
暫定王座から陥落となった。
ではブアッツィ直近のスミス戦をハイライトでどうぞ!
(3分10秒)
〈対戦者 ザック・パーカー〉
2021年11月、ザック・パーカーもデビューから22戦全勝
(16KO)無敗でホープとして注目され人気も出始めていた。
WBOインターナショナル・Sミドル級王座を獲得して難敵をこと
ごとく退け3度防衛するとWBO世界Sミドル級のランキング3位
まで上昇した。そして、ついに暫定王座決定戦に出場決定。
2022年11月26日、WBO世界Sミドル級暫定王座決定戦を
4位のジョン・ライダー(英国🇬🇧)と対戦。試合は初回こそパーカ
ーがサウスポーのライダーに合わせてスイッチするなど攻め込んだ
が2回、3回とライダーにワンツーを浴びてリードを許した。
4回、パーカーも左右強打で巻き返しにかかって追い上げゴングと
なった。しかし、インターバルでパーカーは右拳を痛めて止むなく
棄権を要請して試合終了。パーカーはこれからという場面で5回T
KO負けに終わり初黒星とともに暫定王座獲得失敗となった。
しかし、再起に成功して4連勝(2KO)と勢いを取り戻した。
特に再起2戦目では技巧派で強打も併せ持つ元WBA世界Sミドル
級王者で王座返り咲きを目指していたタイロン・ツォイゲ(ドイツ
🇩🇪)とLヘビー級契約10回戦で対戦して2回にダウンを奪われた
がその後は上下攻撃で挽回、10回3ー0(7P/2P/5P)差の判
定勝ちを収める殊勲をあげた。パーカーにとって元階級下の王者な
がら勝利したことで自信を取り戻す切っ掛けとなった。
パーカーが元WBA世界Sミドル級王座を3度防衛した実績を持
つツォイゲに判定勝ちしたシーンをどうぞ!(8分16秒)
〈ちょい予想〉
ブアッツィは接近しての上下に打ち分ける攻めは上手い。
特にフックは左右ともに強烈で倒す力は充分にある。しかし、前回
WBO暫定王座の初防衛戦では2回〜4回までベテランのスミスに
打ち終わりを狙われ左右を浴びてポイントを奪われてしまった。
このディフェンス面を改善していればブアッツィが断然有利。
一方、パーカーはウィービングしながら低い体勢からアッパー、フ
ックと繰り出すのが得意だ。また不利な場面となれば右から左へと
スイッチもみせ撹乱する。今回190センチ近いブアッツィが相手
だ。小柄なパーカー(183センチ)は掻い潜り得意パンチを打ち
込めるかどうかでしょう。ただ強打は空振りも多くやや不安だ。
1敗同士の地域王座戦とはいえ重要な一戦です。
地域王座を獲得して防衛すれば当然来年後半辺りに3団体(WBA
・IBF・WBO)統一王者ドミトリー・ビボル(ロシア🇷🇺)への
挑戦者候補として名が挙がる可能性大です。果たして、どっちが挑
戦へと近づくのか・・・
【両選手の戦績】
★ジョシュア・ブアッツィ/20戦19勝(13KO)1敗
★ザック・パーカー/27戦26勝(18KO)1敗
《EBU欧州フェザー級タイトルマッチ》
兼《WBC世界同級挑戦者決定戦》
開催日:10月4日(日本時間5日)
開催地/会場:英スコットランド・グラスゴー/ブレーヘッド・ア
リーナ
WBCフェザー級シルバー王者・WBC同級1位
ナサニエル・コリンズ(29=S/gbr)
VS.
EBU欧州フェザー級王者・WBC同級10位
クリストバル・ロレンテ(29=O/esp)
〈試合経過〉
序盤戦はサウスポーのコリンズが左ストレートでロレンテのボディ
ーを突き刺し接近すると左右フック連打。ロレンテも左右で上下に
打ち込んだ。前半戦は手数と有効打でコリンズが優位に進める。
6回、相変わらずコリンズが左右で攻め続けてリードを広げるかと
思われたが、ロレンテも負けじと終盤圧力をかけ前に出ると左右連
打の猛攻を見せ巻き返しを図る。
9回に突入するとコリンズの手数が減りペースダウン。逆にロレン
テの手数が増えポイントで接近したと映る。
10回〜11回と接近しての打ち合いでコリンズの左フックが時折
ヒットするとロレンテも左右を打ち返す。
最終回、差を広げたいコリンズの攻めにロレンテもピンチになると
クリンチで逃れて離れると諦めず攻め込む中、ゴングとなった。
〈12回採点結果〉
115ー113(コリンズ)
115ー113(ロレンテ)
114ー114(イーブン)
1ー1のスプリットによる引き分けドロー。
英国で期待されているWBC同級シルバー王者のコリンズは自国で
の戦いもEBU欧州王座及びWBC世界同級挑戦権獲得ならず。
EBU欧州王者のロレンテは敵地へ乗り込んでの防衛戦も2戦連続
の引き分け。WBC世界同級挑戦権獲得は失敗。しかし、保持する
EBU欧州王座の3度目防衛は成功となった。
お互い打ち合ったが、決定力に欠けていた。いずれにしてもWBC
団体は挑戦者決定戦を設置した以上決めなければならない。果たし
て、再戦となるのか決定が待たれるところ。
現在の世界フェザー級王座は乱立の状況です。
WBAが正規王座&暫定王座。WBCが正規王座、暫定王座、休養
王者の3王者。IBF正規王座のみ。WBO正規王座のみと4団体
に7人もの王者が存在している。現在17階級中、Lフライ級、S
バンタム級、ライト級、ウェルター級、ミドル級と5階級のみがま
ともな4団体4人王者なのだ。今後もWBAとWBCは何かと理由
を付け暫定王座と休養王座を増やすはずで王者だらけとなる。
両団体は王者のちょっとした怪我や病気に対して休養王者に降格さ
せ暫定王座を次から次へと設置する。その繰り返しが現状なのだ。
その両団体のトップに君臨するWBAのメンドーサ会長とWBCの
スライマン会長はともに世襲(二世)会長。王座乱造を反対するあ
らゆる識者や世界中のファンを無視してやりたい放題なのだ。もは
やなにを言っても聞く耳を持たない独裁者的存在だ。
もうええ加減こんな会長造反起こして首にしろよ!まあ、幹部クラ
スはイエスマンばかりで甘い汁吸って所詮なにを言っても改革は無
理か? あっ、ちょっと取り乱しました。ご勘弁を!(^o^)
(PHOTOS BY FIGHTMAG.COM)
それでは接戦となったコリンズVS.ロレンテ戦をハイライトでど
うぞ!(8分53秒)
※途中消除の場合があります。
【両選手の戦績】
★ナサニエル・コリンズ/18戦17勝(8KO)1分無敗
★クリストバル・ロレンテ/23戦20勝(8KO)3分無敗
《ライトヘビー級10回戦》
開催日:10月3日(日本時間4日)
開催地/会場:米国カリフォルニア州サンタ・イネス/チュマシュ
・カジノ&リゾート
ライトヘビー級ノーランカー
ウマール・ザンベコフ(27=S/aut)
VS.
ライトヘビー級ノーランカー
アルテム・ブルソフ(34=O/rus)
〈試合経過〉
(インスタグラムの2R30秒動画で確認!)
2回、終盤サウスポーのザンべコフが速い右ジャブから左ストレー
トでブルソフをロープまで飛ばすと留めの左アッパーでブルソフは
ダウン。立ち上がろうしたブルソフだったが再び前のめりに崩れ落
ちたところでレフェリーは試合を止めた。
ーTKO・2回2分59秒ー
ホープのザンべコフが無冠戦もデビューから13戦全勝(9KO)
無敗とした。数少ないオーストリア人プロボクサーとして期待され
ている。ザンべコフはロシア連邦チェチェン共和国の出身で度々国
内紛争が起きたことで6歳時に家族共々オーストリアへと移住、現
在はオーストリア国籍取得。10代からボクシングを始め2019
年の世界選手権ベスト16。東京五輪はオーストリア代表で出場も
初戦敗退した。しかし、プロデビューしてから頭角を現してきた。
先ずは世界ランクインが目標でしょう。
ブルソフは世界ランクイン間近とされたが痛い敗戦となった。
まあ、ザンべコフのスピードに翻弄された格好だった。
ブルソフは戦績もよくKO率も86%と中々のハードパンチャーも
強打を活かす前に倒されてしまった。ブルソフは無念の出直しです。
(PHOTOS BY BOXINGSCEN.COM)
【両選手の戦績】
★ウマール・ザンベコフ/13戦13勝(9KO)無敗
★アルテム・ブルソフ/15戦13勝(12KO)2敗
《WBA世界Sライト級タイトルマッチ》
開催日:11月14日(日本時間15日)
開催地/会場:米国フロリダ州マイアミ/カセヤ・センター
WBA世界Sライト級王者
ゲイリー・A・ラッセル(29=S/usa)
VS.
WBA世界同級1位
平岡アンディ(29=S/Ohashi)
平岡選手33年ぶり壁階級の王座奪取なるか!
〈WBA世界Sライト級王者〉
ゲイリー・アントゥアン・ラッセルは2022年2月26日、元
WBC世界Sライト級王者ビクトル・ポストル(ウクライナ🇺🇦)と
対戦して10回TKOで下して波に乗ると、同年7月30日には元
2階級制覇王者のランセス・バルテレミー(キューバ🇨🇺)戦でも6
回TKOで勝利した。その後も負け知らずの17連勝全KO無敗で
一躍知名度を上げる。そして、WBC世界Sライト級2位にランキ
ングされると暫定王座ながらも世界初挑戦のチャンスが訪れた。
2024年6月15日、WBC世界Sライト級暫定王座決定戦をW
BC同級9位のアルベルト・プエジョ(ドミニカ共和国🇩🇴)と戦い
12回1ー2(9Pラッセル/1P+3Pプエジョ)の僅差判定負け
で18戦目での王座獲得はならず初黒星となった。しかし、WBA
ランキングでも6位にいたことから再びチャンスは巡ってきた。
今年3月1日、WBA世界Sライト級王者ホセ・バレンズエラ(米
国🇺🇸)に挑戦すると終始圧力をかけスピードと手数で圧倒した末、
12回3ー0(10P×2者/12P)のほぼフルマークに近い大差
判定勝ちで19戦目にして王座獲得となった。
戦いぶりはインファイトを好み鋭い右ジャブから左ストレートを武
器とする。また接近してのハンドスピードを生かした上下コンビネ
ーションブも得意としている。今回の初防衛戦はWBA同級1位で
強打者の平岡アンディ(大橋)が相手となる。果たして、同じサウ
スポー同士の結末やいかに!
王者バレンズエラに大差判定勝ちを収めて王座奪取に成功したラ
ッセルの戦いぶりをどうぞ!(3分30秒)
〈挑戦者 平岡アンディ〉
平岡は2014年11月2日、東日本ライト級新人王を獲得。
この年の全日本新人王決勝戦ではインフルエンザにかかり棄権した。
その後は本場米国ロサンゼルスのジムで2年間の修行に励んだ。
帰国して日本のリングに復帰すると連勝街道真っしぐら。14戦目
で元日本ライト級王者でIBF世界Sライト級13位の近藤明広(
一力)に10回3ー0判定勝ちするなど次第に実力を発揮する。
18戦目の2021年10月19日、WBOアジア太平洋&日本S
ライト級両王座決定戦を11戦全勝(10KO)無敗でライバル視
されていた佐々木尽(八王子中屋)と注目対決。試合は序盤から両
者激しい打ち合い。3回、佐々木のボディー攻めで平岡がダウン。
しかし、レフェリーは足を滑らせたスリップと裁定。その後は平岡
が上下に打ち込み5回まで平岡がリード。7回、平岡が右フックで
佐々木から2度ダウンを奪い差を広げた。佐々木も自慢の強打で粘
りを見せたが11回平岡が右アッパーを跳ね上げ3度目のダウンを
奪うとレフェリーがストップ。平岡がTKO勝ちでこのハードパン
チャー同士対決を制した。両王座を獲得した平岡はこれで一気に人
気選手の仲間入りとなった。そしてデビューから負けなしの18連
勝(13KO)無敗とした。
その平岡VS.佐々木戦をハイライトでどうそ!(4分1秒)
その後も5連勝全KOで日本王座2度防衛とWBOアジア太平洋王
座4度防衛したあとIBF10位、WBO12位にランクインする
と世界戦を見据えて両王座は返上した。
2024年9月3日、WBA世界Sライト級挑戦者決定戦を幾度と
なく実力者相手と対戦しているベテランのWBA世界Sライト級暫
定王者イスマエル・バロッソ(ベネズエラ🇻🇪)と対戦した。試合は
序盤からバロッソが得意な左カウンターで仕掛けていく。そこを平
岡はヘッドスリップで躱し右フックを浴びせてリードして進んだ。
6回、平岡の右フックでバロッソがダウン。ここはさほどダメージ
なく凌いだ。8回、バロッソが巻き返しを狙い平岡に左フックを浴
びせて反撃。平岡は被弾したが打たれ強さをみせ動じない。
迎えた9回、平岡が左フックでバロッソにダメージを与えて追撃右
アッパーでバロッソは2度目のダウン。立ち上がって再開すると再
び平岡の左右連打でバロッソ3度目のダウン。ここも執念で立ち上
がるバロッソだったが、見かねたセコンド陣がストップを要請して
試合終了。見事平岡が9回TKO勝ちで挑戦権を手にした。
そして、WBAでは暫定王者を下したことで1位のトップコンテン
ダーに躍り出て俄然王座獲得の期待が高まっている。
平岡が見事バロッソを9回TKOで下して王座挑戦権を獲得した
シーンをハイライトでどうぞ!(7分8秒)
〈ちょい後記〉
王者のゲイリー・A・ラッセルは今回3試合連続のサウスポー対
決となる。右ジャブから接近しての左右攻撃にはスピードがあり1
9戦中15戦は4回以内にストップかKOで終わらせている。つま
り速攻タイプと見られていた。しかし、さすかに世界戦となるとそ
れまでとは違うレベルでそう簡単に倒せなくなっている。これまで
の試合ぶりを見ると連打で畳み掛ける場面が多かったが、けして一
撃必殺の破壊力あるパンチャーとも思えない。左右に動かれると的
(まと)が絞れず攻めあぐねてしまう一戦もあった。それがWBC
世界Sライト級暫定王座決定戦の負け試合だった。
一方、平岡アンディはインファイトもアウトボクシングもこなせる
器用な選手だ。接近しての攻めはボディーからフック、アッパーと
繋げて倒してきた。攻め込まれる場面では足を使い体を左右に振っ
て右ジャブから左カウンターかワンツーを叩き込む。これが平岡の
得意スタイルでしょう。どうもジャブで強引に前進してきそうな王
者ラッセルには足を使って左右に揺さぶる攻撃が有効な気がします。
王者ラッセルの波状攻撃を防げれば平岡が有利とみますが・・・
このSライト級の王座に至ってはライト級同様入れ替わりも激しい
階級なのだ。この階級ではスピードに加え強打も備えていなければ
太刀打ち出来ないと言える。日本の選手は体力面で合わないと避け
る傾向にあるようだ。従って、現在でも日本は目指す選手が少なく
世界ランキングには平岡選手以外見当たらないのが現状なのだ。
過去Sライト級の日本人世界王者は1967年WBA&WBC2団
体王者藤猛(日系3世/リキ)、1986年WBC王者浜田剛史(帝
拳)、1992年WBA王者平仲明信(沖縄)と3人しかいない。
果たして、平岡アンディは4人目で33年ぶりにして世界王座獲得
となるのか大注目となる。
【両選手の戦績】
★G・アントゥアン・ラッセル/19戦18勝(17KO)1敗
★平岡アンディ/24戦24勝(19KO)無敗
ー元王者復帰戦ー
《150ポンド契約10回戦》
開催日:9月27日(日本時間28日)
開催地/会場:リトアニア・カウナス/ザルギリオ・アリーナ
前WBA世界ウェルター級王者
エイマンタス・スタニオニス(31=O/ltu)
VS.
元IBFアフリカ・ウェルター級王者
ジャブラニ・マケンセ(32=O/rsa)
〈試合経過〉
序盤からからスタニオニスがプレッシャーをかけマケンセをコーナ
ーに詰め左ボディー連打から左右フックで追い込むスタート。
マケンセは時折スイッチを混えてアッパー、フックと応戦する。
2回〜3回と同じようにスタニオニスが攻め込む場面が続きマケン
セもピンチから逃れると時折、左右フック、アッパーと反撃を見せ
る。しかし、スタニオニスのガードが固く効き目がない。スタニオ
ニスが左右で益々リードを広げた。※途中急に画像が8回に飛ぶ。
8回、相変わらずスタニオニスが上下に打ち込みマケンセをロープ
に追い込み連打。終盤戦もマケンセは後退してロープ際で連打され
必死に逃れる中、ゴングとなった。
〈10回採点結果〉
99ー91(スタニオニス)
99ー91(スタニオニス)
100ー90(スタニオニス)
スタニオニスが3ー0大差判定勝ちで再起に成功。
今年4月12日、IBF世界同級王者のジャロン・エニス(米国🇺🇸
)と統一戦を争い激しい展開となった6回終了時スタニオニスは棄
権してTKO負け。統一失敗とともに初黒星を喫して無冠となった。
尚、エニスがスーパー王者となった為、WBA正規王座決定戦が行
われ現在は勝利したローランド・ロメロ(米国🇺🇸)が王座に就いて
いる。ジャロン・エニスはSウェルター級に転向する為、WBAス
ーパー&IBF世界ウェルター級の両王座は返上した。
今回スタニオニスは150ポンド契約(Sウェルター級体重)で戦
ったが、現在WBAウェルター級2位、WBCウェルター級8位に
ランキングされていることから再度ウェルター級でロメロへの挑戦
となるでしょう。果たして王座返り咲きなるか・・・
元IBFアフリカ王者のマケンセはこの一戦で名を売りたいところ
だったが被弾が多く黒星となった。序盤はそこそこ対抗していたが
回を重ねるとスピードに付いて行けず徐々に攻めが雑になった。
結果的に元王者の上下を終始打ち込まれて完敗だった。
(PHOTO BY SPORTAS.LT)
元王者スタニオニスVS.マケンセ戦をハイライトでどうぞ!
※途中画像が飛びますが悪しからず。
(12分49秒)
【両選手の戦績】
★E・スタニオニス/18戦16勝(9KO)1敗1NC
★ジャブラニ・マケンセ/19戦16勝(8KO)3敗
《IBF欧州Sライト級タイトルマッチ》
開催日:9月27日(日本時間28日)
開催地/会場:英イングランド・シェフィールド/パーク・コミュ
ニティ・アリーナ
IBF欧州Sライト級王者
ベン・クロッカー(31=O/gbr)
VS.
元WBO欧州Sライト級王者
ショーン・マコーム(33=S/irl)
〈試合経過〉
初回、マコームはクロッカーの左フックでダウンを奪われたがさほ
どダメージはなく立ち上がって再開すると左右で反撃した。
回を重ねる毎にマコームの上下に打ち込む攻めが上回り始めて挽回。
終わって見るとマコームの手が上がり逆転勝利。
〈10回採点結果〉
96ー93(マコーム)
96ー93(マコーム)
96ー93(マコーム)
マコームが3ー0判定勝ちでIBF欧州Sライト級王座の獲得に成
功した。敵地での逆転勝利は大きく勢いに乗って初防衛に成功すれ
ばIBF世界ランキングインの可能性大です。
王者クロッカーはIBF欧州Sライト級王座の2度目防衛に失敗し
て王座から陥落となった。クロッカーは悔しい逆転負けで出直しと
なる。
(PHOTO BY FIGHTMAG.COM)
前座4試合も含めクロッカーVS.マコーム戦をハイライトでどう
ぞ!(20分13秒)
【両選手の戦績】
★ベン・クロッカー/16戦14勝(2KO)1敗1分
★ショーン・マコーム/22戦20勝(5KO)2敗

《WBC世界Sウェルター級暫定王座TM》
開催日:11月8日(日本時間9日)
開催地/会場:米国テキサス州フォートワース/ディッキーズ・ア
リーナ
WBC世界Sウェルター級暫定王者
バージル・オルティスJr.(27=O/usa)
VS.
WBC世界同級5位・元WBC同級シルバー王者
エリクソン・ルビン(30=S/usa)
暫定王座戦も注目度満点で激戦必至!
オルティスは2016年7月30日のデビューから21連勝全K
O勝ちという強打者ぶりで知名度を上げスター選手へと成長した。
この間、Sライト級の地域王座獲得やウェルター級地域王座獲得な
どでキャリアを積んだ。しかし、オルティスは途中で体調を崩した
時期があった。激しい運動などで稀に発症する「横紋筋融解症」(
極度の筋肉痛や痺れ発症・発熱・めまい・極度の脱力感)というボ
クサーにとっては厄介な病気に侵されトレーニングを中断してやむ
無く1年5カ月間もの活動休止を強いられている。
回復後は3階級目のSウェルター級に転向して2連勝するとWBC
ランキング2位に躍進、暫定王座ながら世界初挑戦が決定した。
2024年8月10日、米ネバダ州ラスベガスでWBC世界Sウェ
ルター級暫定王者セルヒイ・ボハチュク(ウクライナ🇺🇦)に挑戦。
試合はオルティスが初回と8回にボハチュクからダウンを奪われた
が、後半戦ではオルティスが左右フックの猛攻で挽回、終盤も的打
を打ち込んだ末、12回2ー0判定勝ちで暫定王座を獲得した。
さすがにSウェルター級ではウェルター級ほど強打は通用しなくな
り圧倒勝利とはいかず連続KOも21で途切れた。
直近戦は今年2月22日、サウジアラビア・リヤドで4団体世界L
ヘビー級戦の前座に登場。元WBA世界Sウェルター級王者でWB
C同級2位のイスライル・マドリモフ(ウズベキスタン🇺🇿)と戦い
予想以上に接戦となったが、12回3ー0(6P差/2P差×2者)
の凸凹判定勝ちで初防衛に成功している。
今回防衛に成功すればいよいよこの階級では突出した巨漢(197
センチ)のWBC世界同級正規王者セバスチャン・フンドラ(米国
🇺🇸)との団体内統一戦も見えてきそうです。
直近のオルティスVS.マドリモフ戦をハイライトでどうぞ!
(3分27秒)
〈挑戦者 エリクソン・ルビン〉
2013年11月26日、デビューから18連勝(13KO)無
敗と快進撃を続けWBC世界Sウェルター級1位のトップコンテン
ダーへと駆け上がり知名度も上げ世界戦も近いと報じられた。
2017年10月14日、ニューヨークのバークレイズ・センター
でWBC世界Sウェルター級王者ジャーメル・チャーロ(米国🇺🇸)
へ世界初挑戦。試合は初回序盤から打ち合い2分半過ぎたところで
チャーロの連打から右アッパー被弾で崩れ落ちまさかの初回KO負
け。評論家筋ではかなり期待されたルビンだったが強打を発揮する
ことなく不甲斐ない負け方で評価を落とした。皮肉にもチャーロが
4連続KO勝ちを収めてかえって人気を高める一戦となった。
しかし、その後は奮起して難敵相手に6連勝(4KO)してWBC
・Sウェルター級シルバー王座(暫定王座相当)も獲得するなど勢
いを取り戻して再び注目され始めた。
2022年4月9日、ネバダ州ラスベガスでWBC世界Sウェルタ
ー級暫定王座決定戦をセバスチャン・フンドラ(米国🇺🇸)と争いダ
ウン応酬の展開を繰り広げた末、9回終了後のインターバルでダメ
ージの残るルビンに陣営が棄権を申し出て試合終了。TKO負けと
なり、またしても王座獲得に失敗、2敗目を喫した。
2023年6月24日、再起戦でSウェルター級10回戦をルイス
・アリアス(米国🇺🇸)と戦い5回TKO勝ちを収めた。
2023年9月30日、WBA世界Sウェルター級挑戦者決定戦を
ヘスス・ラモス(米国🇺🇸)と戦い12回3ー0判定勝ちで挑戦権を
獲得した。その後詳細不明も1年8カ月間の空白期間があった。
直近の今年5月10日、IBF世界Sウェルター級挑戦者決定戦を
USBA全米Sウェルター級王者アードリアル・ホームズJr.(米
国🇺🇸)と戦い11回TKO勝ちでルビンがIBF王座への挑戦権を
獲得した。しかし、IBF世界同級王者バフラム・ムルタザリエフ
(ロシア🇷🇺)陣営との対戦交渉が決裂した為、WBC世界同級暫定
王座戦の交渉を優先して決定した。
直近のルビンVS.ホームズJr.戦をハイライトでどうぞ!
(3分2秒)
〈ちょい予想!〉
暫定王座戦とはいえ非常に注目度の高い一戦です。
両者どちらも足を止めて打ち合うインファイトを好む選手。
体格はほぼ一緒もリーチではオルティスJrよりルビンが11センチ
も長い。ルビンはこれを試合組み立てにどう生かすかでしょう。
しかし、接近しての攻めではガードしながら上下に打ち分ける多彩
さはオルティスJrが一枚上と見る。ルビンはこれまで左右で強引な
攻めを見せていたが、ガードの甘さで被弾もかなり多かった。
比べればオルティスJrが攻めも防御も精度が高く有利と見ている。
ただルビンはこの階級一筋で2度王座の壁に跳ね返され今回3度目
の挑戦にキャリアの全てを賭けてくるに違いない。負ければもう簡
単にはチャンスは巡ってこないからだ。どちらにせよ激戦必至!
【両選手の戦績】
★バージル・オルティスJr./23戦23勝(21KO)無敗
★エリクソン・ルビン/29戦27勝(19KO)2敗





















