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ボクシングの一寸先は闇だが一瞬にして栄光を掴む!

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《IBF世界クルーザー級タイトルマッチ》
開催日:6月8日(日曜日)
開催地/会場:豪州ゴールドコースト/コンベンション&エキシビ
ション・センター




IBF世界クルーザー級王者
ジェイ・オペタイア(29=S/aus)
VS.
IBF世界同級14位
クラウディオ・スクエオ(34=O/ita)

〈試合経過〉
初回、お互いジャブの突き合いで様子見の静かなスタート。
2回、小柄なスクエオ(178cm)が大柄なオペタイア(188cm)の
懐に潜り込むように左右フックを強振するとサウスポーのオペタイ
アは右ジャブから左ストレートをヒットさせ流れを作る。
3回、お互い激しく打ち合いが始まると左右を振り回すスクエオの
右フックでオペタイアは危うく後ろへ仰け反る。
4回、序盤から接近してボディーの打ち合いでオペタイアがスクエ
オの後頭部を押さえ付け左ボディーを放ってスクエオはダウン寸前。
しかし、レフェリーは後頭部を押さえ付けたオペタイアのボディー
攻撃は反則だとして警告、痛がるスクエオに休憩を与えた。再開す
ると再びオペタイアが左ストレートから右ボディーで優勢。

迎えた5回、開始して間もなくオペタイアの強烈右フックでスクエ
オはコーナー前でしゃがみ込みダウンとみなされた。そのままスク
エオは立ち上がれず10カウントを聞いてしまった。

ーKO・5回0分36秒ー

オペタイアがIBF世界クルーザー級王座の3度目防衛に成功。
強打パワーが魅力のオペタイアは3連続KOで28戦全勝とした。
今回本来ならトップランカーとの対戦予定だったが拒否されやむ無
く14位のスクエオにオファーを出すと引き受けたという。
今後の目標は統一戦を強く希望していてWBA&WBOクルーザー
級統一王者のヒルベルト・ラミレス(メキシコ)との統一戦を実現
してほしいとプロモーターに願っているとした。期待したい。

無敗で挑んだスクエオは王座獲得ならず初黒星となった。
3回まではボディーで対抗して右フックで王者を慌てさせる場面も
見せたが、あまりにもボディーを貰い過ぎて動きが鈍ってしまった。
右には強打を秘めているものの今後もっと防御面を強化すれば再び
挑戦出来る可能性もあるでしょうか注目したいところ。


(PHOTOS BY SPORTINGNEWS.COM)

それではオペタイアが強打を叩き込んで10カウントを聞かせた
シーンをハイライトでどうぞ!(8分29秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★ジェイ・オペタイア/28戦28勝(22KO)無敗
★クラウディオ・スクエオ/18戦17勝(9KO)1敗











《WBC&IBF世界バンタム級王座統一戦》
ーundercardー
《バンタム級10回戦》

開催日:6月8日(日曜日)
開催地/会場:東京都江東区有明/有明コロシアム




WBC世界バンタム級王者
中谷 潤人(27=S/M.T)
VS.
IBF世界バンタム級王者
西田 凌佑(28=S/Muto)

〈試合経過〉
サウスポー対決!

初回、序盤から中谷が右アッパー、左フックと仕掛ける。西田も左
ボディーを打ち込みお互い激しい攻め合いで始まった。
2回、西田がガードして前進すると中谷の攻めをブロックして左ボ
ディー。中谷は左フックから右アッパーと攻め、連打も見せた。
3回、西田が左フックをヒットさせ、中谷のクリンチを誘うと今度
は前進して左ストレートもヒット。
4回、西田の左カウンターがヒットして中谷の左右フックの強振を
誘うと接近して細かいパンチの打ち合い。ここまではお互い譲らず
互角の展開と映った。
5回、中谷の左ストレートが西田のガードをこじ開けヒットすると
接近して一気に連打。終盤西田の右目上が腫れ上がりドクターチェ
ック。再開して打ち合うとゴング。
6回、序盤から中谷が攻勢を強め右フック、左ストレートと西田の
顔面を捉える。西田も左ボディーで反撃するものの効き目なし。
西田の右瞼は大きく腫れ上がり塞がっていた。

インターバル中に西田コーナーは何やら説得している様子。
結果的に西田は右瞼の腫れに加え右肩脱臼と判明、これ以上の続行
は無理として棄権を申し出て試合終了となった。

ーTKO・6回3分棄権終了ー

中谷がWBC世界バンタム級王座の4度目防衛成功とともにIBF
王座も統一した。これで中谷選手はまだ交渉未定も来年(5月頃)
4団体世界Sバンタム級統一王者井上 尚弥選手(大橋)との対戦
準備に取り掛かることになるでしょう。ただ今回統一したWBC&
IBFバンタム級王座を返上したあとSバンタム級のテストマッチ
を挟むのか、それともダイレクトにアタックするのか注目されそう
です。それにしても決定すれば日本ボクシング史上最高の対決とし
て歴史に遺るイベントになるはずです。正式決定が待たれます。

西田選手はIBF王座の2度目防衛ならず統一に失敗した。
4回までは激しく打ち合い互角だったが、5回から強打パワーの差
が顕著に出てしまった。西田選手には右肩の負傷を完治させ再びリ
ングに戻って再度トップ戦線に加わることを期待したい。



(PHOTOS BY ESPABOX.COM)

【両選手の戦績】
★中谷 潤人/31戦31勝(24KO)無敗
★西田 凌佑/11戦10勝(2KO)1敗





ーundercardー
《バンタム級10回戦》


WBC世界バンタム級1位
WBA&WBO2位・IBF4位

那須川 天心(26=S/Teiken)
VS.
WBA同級6位
ビクトル・サンティリャン(29=S/dom)

〈試合経過〉
サウスポー対決!

序盤戦は那須川が積極的に右ジャブから連打を浴びせるなどサンテ
ィリャンをリードした。
4回、接近しての打ち合いから那須川は左瞼をカット。しかし、那
須川はお構いなしに左ストレートを再三ヒットさせる。
その後も那須川が接近して左アッパー、左ボディーと打ち込みリー
ドを広げて回を重ねる。
7回、サンティリャンも手数を増やして左右を振り回し右フックを
かすめると巻き返しを図るなど世界ランカーの意地を見せる。
終盤戦は再び那須川が右ジャブから左ストレートが再三ヒット。サ
ンティリャンも左右を振り回すが当たらず、最後は那須川の左ボデ
ィーを貰ってフラフラになりながらも耐える中ゴングとなった。

〈10回採点結果〉
99ー91(那須川)
99ー91(那須川)
100ー90(那須川)

那須川が3ー0大差判定勝ち。
技巧の上手さは見せたものの世界前哨戦と銘打った割には今一強打
アピールが足りなかった印象だ。11月世界挑戦とされているのは
WBC&IBFバンタム級王座を統一した中谷 潤人選手が王座返
上で空位となるどちらかの王座決定戦でしょうか。何故ならWBO
王者の武居 由樹選手は9月14日に防衛戦は決定していてWBA
王者のアントニオ・バルガス選手も現在7月か8月の防衛戦交渉中
でこの2王者への11月挑戦は無理ですね。まあどっちにしても楽
しみです。

サンティリャンは上位ランカーとの対戦は勝てば順位浮上のチャン
スだったが黒星を喫した。後半の7回は左右で意地を見せたが那須
川の巧みな攻めに翻弄されていた。怖さは感じられず例え今後世界
挑戦出来ても攻めを改善しなければ踏み台にされそうだ。果たして
サンティリャンは怖い存在に変身出来るか・・・


(PHOTOS BY SPORTINGNEWS.COM)

【両選手の戦績】
★那須川 天心/7戦7勝(2KO)無敗
★ビクトル・サンティリャン/16戦14勝(5KO)2敗







《WBO世界ライト級タイトルマッチ》
王者の大幅体重超過で中止!

開催日:6月7日(日本時間8日)
開催地/会場:米バージニア州ノーフォーク/スコープ・アリーナ




王者キーショーン・デービス(米国🇺🇸)VS.14位エドウィン・
デ・ロス・サントス
(ドミニカ共和国🇩🇴)戦は前日計量でライト級
リミットの135ポンド(61.23Kg)をデ・ロス・サントスは
1回でパスした。しかしデービスは4.3ポンド(1.95Kg)オ
ーバーの大失態。2度目計量を1時間の猶予を与えられたがデービ
スは無理だとして断念。戦わずしてWBO世界ライト級王座は剥奪
となった。その後変則ルールで対戦する話し合いが持たれたがサン
トス陣営は体重があまりにも違い過ぎるとして対戦を断った為、結
局試合は中止となった。

【両選手の戦績】
★キーショーン・デービス/14戦13勝(9KO)1NC無敗
★エドウィン・デロス・サントス/18戦16勝(14KO)2敗


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《WBC&WBO世界Sフライ級王座統一戦》
開催日:7月19日(日本時間20日)
開催地/会場:米国テキサス州フリスコ/フォード・センター内
ザ・スター




WBC世界Sフライ級王者
ジェシー"バム"ロドリゲス(25=S/usa)
VS.
WBO世界Sフライ級王者
プメレレ・カフ(30=Sh/rsa)


Sフライ級初の4団体統一に向かうのはどっち!

プメレレ・カフは昨年10月16日、東京・有明アリーナでWB
O世界Sフライ級王者の田中 恒成(畑中)にWBO5位として世
界初挑戦に恵まれた。試合は5回、カフが右ロングフックで王者田
中からダウンを奪って会場を騒然とさせた。後半戦に突入すると田
中の猛攻に遭うものの手数を減らさず打ち合って逃げ切る形で12
2ー1のスプリットながら世界初挑戦で王座を手にした。カフは
本来サウスポーも王者に合わせたか右構えだった。あまりパワーは
感じないが攻めにスピードがあり一発被弾すると倍返しで連打する
スタミナがあると感じた。そして、この挑戦から僅か9カ月で統一
戦の大一番を迎える。



(PHOTOS BY RINGMAGAZINE.COM)

昨年10月14日、カフが王者田中からダウン奪い猛追を躱して
王座奪取したシーンをどうぞ!(3分43秒)


田中恒成は深刻な網膜剥離で惜しまれつつ引退!

※尚、田中選手はこの敗北を最後に6月4日引退を発表した。
引退理由は試合後の検診で両眼に網膜剥離が判明して特に右目は深
刻で失明のおそれがあると医師から説明されたという。当初は現役
続行の方向だったが止むなく決断したようだ。残念!



一方、ロドリゲスは最初WBC世界Sフライ級王座を獲得したが2
度防衛して返上。その後階級を下げWBO世界フライ級王座を獲得
してIBF王座も統一したが再び返上した。現在保持しているのは
2期目の王座となる。昨年11月9日、米ペンシルベニア州フィラ
デルフィアでWBC世界同級暫定王者で強打者のペドロ・ゲバラ
メキシコ)と団体内統一戦で戦い圧倒しての3回TKO勝ちで初防
衛とともに統一に成功している。ロドリゲスは左に強打を秘め的確
に打ち込む攻撃精度も高く評価されている。これまで元王者やトッ
プランカーなどことごとく退けこの階級では最強の呼び声が高い。
またSフライ級初の4団体統一となればロドリゲスだと名を挙げる
評論家やファンも多い。今回は4団体統一への第一関門といったと
ころでしょうか・・・




(PHOTOS BY WBCBOXING.COM)

王者ロドリゲスは昨年11月9日、WBC暫定王者のペドロ・ゲ
バラ(メキシコ)と団体内統一戦を争い3回圧倒TKO勝ちした。
ハイライトシーンでどうぞ!(1分30秒)



〈ちょい一言〉
ロドリゲスの戦歴はデビュー戦の危うい僅差判定勝ちを除けば他
の試合はすべて圧倒しての大差判定で勝利している。
最近の戦い振りは上下に打ち分けここぞの場面では左右アッパーや
左カウンターで決めることが多く3連続KO中と絶好調だ。
一方、カフは無敗も際どいスプリット勝利が2試合あってドローが
3試合もあると見れば明らかに決定力に乏しいと感じる。
ズバリ、ロドリゲスがパワーモードにスイッチが入れば左右強打を
炸裂させ有利と予想します。

【両選手の戦績】
★ジェシー・ロドリゲス/21戦21勝(14KO)無敗
★プメレレ・カフ/14戦11勝(8KO)3分無敗





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《WBA世界Sミドル級暫定TM》
ーundercardー
《WBA米大陸Sミドル級王座決定戦》

開催日:5月31日(日本時間6月1日)
開催地/会場:米国ネバダ州ラスベガス/ミケロブ・ウルトラ・ア
リーナ




WBA世界Sミドル級暫定王者
カレブ・プラント(32=O/usa)
VS.
WBA世界同級15位
アルマンド・レセンディス(26=O/mex)


レセンディス番狂わせ暫定王座奪取!

〈試合経過〉
初回、序盤からベテランのプラントが鋭い左ジャブをレセンディス
に浴びせて幸先良いスタートを切った。
3回、レセンディスが反撃を開始すると左フック、右ストレートで
プラントをフラつかせて慌てさせる。
4回〜5回とプラントが足を使ってアウトボクシングに切り替え流
れを引き寄せたかに見えたが、レセンディスも引かない。
6回、お互い打ち合った終盤レセンディスが左右連打を叩き込むと
何故かレフェリーはブレイクして中断、再開するとゴングとなりダ
ウン寸前だったプラントは運良く逃れた格好。
その後の流れはプラントも巻き返しを図るもののレセンディスの攻
めに単発気味でプラントはポイントを奪われた。
終盤戦もレセンディスが手数と有効打で上回りプラントは最後まで
突破口を掴めないままゴングとなった。

〈12回採点結果〉
116ー112(レセンディス)
113ー115(プラント)
116ー112(レセンディス)

レセンディスが2ー1のスプリットも判定勝ちでWBA世界Sミド
ル級暫定王座を獲得した。個人的にはレセンディスの3ー0です。
本来なら同国のカネロ・アルバレスとの団体内統一戦といきたいと
ころでしょう。しかし、カネロに無名選手は眼中にないでしょう。
対戦拒否ならWBA団体は剥奪すべきでしょうが稼ぎ頭でそれもな
いと見る。暫定王座廃止のはずがいつまで経ってもなくならない。
果たして"何でも屋"のWBA団体はどう判断するか・・・

暫定王者のプラントは初防衛に失敗、王座を明け渡した。
これまでプラントの過去2度の世界戦では後半失速したことが不安
視されていたが的中してしまった。今回勝利してセミでWBA米大
陸王座を獲得したジャーモール・チャーロ(米国)との対戦プラン
を立てていたが白紙となった。残念!




(Photos by fightmag.com)

予想不利だったレセンディスが王者に打ち勝ち見事番狂わせで暫
定王座獲得に成功したシーンをどうぞ!(3分25秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★カレブ・プラント/26戦23勝(14KO)3敗
★アルマンド・レセンディス/18戦16勝(11KO)2敗





ーundercardー
《WBA米大陸Sミドル級王座決定戦》


元2階級制覇王者
ジャーモール・チャーロ(35=O/usa)
VS.
WBA世界Sミドル級11位
トーマス・ラマンナ(33=O/usa)


復帰のチャーロTKOで地域王座獲得!

〈試合経過〉
初回、久々のリングで張り切るチャーロの鋭い左ジャブでラマンナ
は早くも鼻から出血。チャーロは感触を試すようにスタートした。
3回、チャーロが左右でラマンナをグラつかせると右強打でダウン
を奪った。ラマンナは立ち上がってこの回をなんとか逃れる。
4回、チャーロの強烈左フックでラマンナは腰を落としかけ膝がマ
ットに触れたように映った。(後にダウンと訂正された)
5回、チャーロの右ストレートでラマンナがダウン。ラマンナは立
ち上がって再開するとチャーロの左右追撃にフラつきながらこの回
も執念で耐えて見せる。(ここでストップと思われたが続行)

迎えた6回、開始早々リングサイドのドクターがダメージの残るラ
マンナをチェックするとこれ以上の続行は危険と促す、レフェリー
は即座に試合をストップさせた。

ーTKO・6回0分5秒ー

チャーロが1年半振りのリングで圧勝ストップ勝ちで地域王座なが
らWBA米大陸Sミドル級王座を獲得した。そして、34連勝。
チャーロはWBC世界ミドル級王座を5度防衛後は2年以上も防衛
戦を消化せず2023年11月25日、復帰戦でキャッチウエイト
契約(163P=Sミドル級体重)の10回戦をホセ・ベナビデス
(米国)と戦い10回0ー3大差判定勝ちで再起を飾った。しかし、
再び長期離脱した為、保持していたWBA世界ミドル級王座は昨年
5月剥奪となった。今後は3階級制覇にアタックするのか注目が集
まるでしょう。

ランカーのラマンナはWBA米大陸Sミドル級王座獲得はならず。
2021年5月1日、ラマンナはWBA世界ミドル級王座決定戦で
エリスランディ・ララ(キューバ)に初回KO負けしたが、その後
は9連勝と波に乗っていた。しかし、今回元2階級制覇王者との実
力差は歴然としていた。ラマンナは無念の出直しです。




(Photos by fightmag.com)

1年半振りのリングとなったチャーロが地域王座戦で圧勝しての
健在ぶりを示したシーンをどうぞ!(3分27秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★ジャーモール・チャーロ/34戦34勝(23KO)無敗
★トーマス・ラマンナ/46戦39勝(18KO)6敗1分








《WBA世界Sミドル級挑戦者決定戦》
開催日:5月30日(日本時間31日)
開催地/会場:米国ネバダ州ラスベガス/ヴァージンホテルズ内ザ
・シアター




WBA世界Sミドル級級3位・WBO10位
ベクテミール・メリクジエフ(29=S/uzb)
VS.
WBA世界同級6位
ダリウス・フルガム(28=O/usa)


接戦もメリクジエフが挑戦権獲得!

〈試合経過〉
序盤戦は大柄なフルガムがジャブでけん制して時折右を打ち込み、
サウスポーのメリクジエフは上下に打ち分ける展開でスタートした。
3回、メリクジエフの左フックでフルガムが足元を揺らした。
4回、フルガムも負けじと前に出て打撃戦に突入するとメリクジエ
フは鼻から出血した。見栄えでフルガムが優勢。
中盤戦に突入するとフルガムが左フック、連打と打ち込みポイント
で一歩抜け出したように見えた。
7回、打ち合ったあと絡み合うとメリクジエフがホールディングで
減点1を科された。その後はお互い激しい打ち合いが始まり一進一
退の展開で会場が大歓声に沸いた。
10回、メリクジエフのワンツーでフルガムが腰を落としかけこの
回でメリクジエフがポイントで並んだか若干リードしたかに映った。
11回、両者ともに疲労困ぱいもノーガードで打ち合った。一撃を
貰えばどちらが倒れておかしくない展開に再び歓声が沸いた。
最終回、序盤メリクジエフの左フックでフルガムが尻もちダウン。
フルガムは直ぐに立ち上がり再開して逆転を狙い攻め込んだがメリ
クジエフに上手く躱されゴングとなった。

〈12回採点結果〉
114ー112(メリクジエフ)
114ー112(メリクジエフ)
114ー112(メリクジエフ)

メリクジエフが3ー0判定勝ちでWBA世界Sミドル級王座への挑
戦権を獲得した。どうやらWBA暫定王者となったアルマンド・レ
センディス
(メキシコ)とレギュラー王座決定戦となる可能性が聞
こえてきました。果たして実現なるか・・・

無敗で臨んだフルガムは最終ラウンドのダウンが響いて挑戦権獲得
失敗に終わった。僅か2ポイント差で負けたフルガムは今後も間違
いなく上位者と絡む選手でしょう。パワーがあり期待したい選手だ。




(Photos by ringmagazine.com)

大接戦となったがメリクジエフが最終回にダウンを奪って辛くも
挑戦権を獲得したシーンをどうぞ!(8分2秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★ベクテミール・メリクジエフ/17戦16勝(10KO)1敗
★ダリウス・フルガム/15戦14勝(12KO)1敗


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《WBO世界バンタム級タイトルマッチ》
W-title match
《IBF世界Sフェザー級王座決定戦》

開催日:5月28日(水曜日)
開催地/会場:神奈川県横浜市中区/横浜BUNTAI(5千人収容)




WBO世界バンタム級王者
武居 由樹(28=S/Ohashi)
VS.
WBO世界同級7位
ユッタポン・トンデイ(31=O/thi)


武居あっという間の127秒TKO防衛!

〈試合経過〉
初回、サウスポー王者の武居が開始から50秒左ボディーからワン
ツーでユッタポン早くも尻もちダウン。(ユッタポンはプロ初ダウ
ン)再開すると直後武居の連打から左ストレートで2度目の仰向け
ダウン。立ち上がって再開に応じると武居の連打から左で3度目ダ
ウン。ユッタポンはロープに寄りかかり"まだ出来る"とアピール。
ここでも再開に応じると相打ちで抵抗。しかし、武居の猛攻は止ま
ずロープに詰め滅多撃ちで足元を揺らすユッタポンにレフェリーが
割って入り試合を止めた。

ーTKO・初回2分07秒ー

武居が圧倒ストップ勝ちでWBO世界バンタム級王座の2度目防衛
に成功した。あまりの速攻ストップ劇に会場は度肝を抜かされた。
また武居は右肩を負傷して心配されていたが完治したようだ。
次戦はおそらくWBO1位にいるクリスチャン・メディナ(メキシ
コ/28戦24勝17KO4敗)との指名戦でしょう。これをクリ
アすればいよいよこの階級で群雄割拠する日本人王者同士による王
座統一戦が持ち上がる事間違いないでしょう。楽しみです。

タイ国期待のユッタポンは16戦目での王座獲得はならなかった。
ユッタポンは9歳〜21歳までムエタイ選手でLフライ級の王者と
なっていた。その後、国際式ボクシングに転向してアマチュア時代
五輪2連覇のロベイシー・ラミレス(キューバ/後のWBO世界フ
ェザー級王者)に勝利したこともあり、また2018年のアジア競
技大会に出場してフライ級で銅メダルを獲得するなどアマチュアエ
リート出身でもある。プロ転向後も関係者には知られた存在だった。
戦い振りは左右フックには強打を秘めているものの発揮することな
く王者の速攻に遭ってしまった。今後は再浮上に期待したい選手。



(Photos by boxingscen.com)

それではあっという間に畳み掛けてしまった武居選手の防衛戦を
どうぞ!(2分47秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★武居 由樹/11戦11勝(9KO)無敗
★ユッタポン・トンデイ/16戦15勝(9KO)1敗





《IBF世界Sフェザー級王座決定戦》

IBF世界Sフェザー級1位
エドアルド・ヌニェス(27=O/mex)
VS.
IBF世界同級3位
力石 政法(30=S/Ohashi)


力石健闘も新王者はヌニェス!

〈試合経過〉
初回〜4回までヌニェスが右フックやボディーブローを叩き、サウ
スポーの力石も左アッパーと右フックを当て対抗した。何しろ力石
にとってヌニェスは強烈右ストレートやフックを武器に96%強の
KO率を誇る油断ならない相手。そんな相手に力石はここまでなん
とか互角に回を進めた。

5回、開始早々ヌニェスがプレスを掛け力石をロープに詰め連打、
中盤に差し掛かるとヌニェスの左右強打が次々ヒット、力石は耐え
ると終盤左ストレートを浴びせてヌニェスがフラついた。
6回、序盤から頭を付けて打ち合う。中盤はヌニェスが手数で上回
った。中盤過ぎから力石の右フック、右アッパーでヌニェスが手数
を減らした。見栄えは力石。
7回、ヌニェスが前に出て力石を捕らえると左右強打がヒット。
力石はガードを固めて強打に耐える。中盤は再びヌニェスの左ボデ
ィーから上下攻撃が冴える。さすがに試合数の多いヌニェスが経験
値を活かして地力のあるところを見せ始めた。
8回、力石が左ジャブを突き、左ストレートがヒット。中盤過ぎヌ
ニェスの左右ボディーがヒット。終盤力石の左フックがヒット。こ
こまでヌニェスが有効打で若干のリードと映った。
その後はさすがに試合巧者のヌニェスが力石をロープに詰めて左右
フックを叩き込み差を広げる。力石も強打に耐えながら左強打のタ
イミングを狙う。結局、終盤も力石はロープに詰められボディー、
右フックと浴びながも倒されまいと粘る中ゴングとなった。

〈12回採点結果〉
115ー113(ヌニェス)
116ー112(ヌニェス)
117ー111(ヌニェス)

ヌニェスが3ー0判定勝ちでIBF世界Sフェザー級王座を獲得し
た。ヌニェスは昨年2月16日、IBF世界Sフェザー級挑戦者決
定戦で元IBF世界同級王者のシャフカッツ・ラヒモフ(タジキス
タン)と対戦して11回TKO勝ちで挑戦権を獲得していた。
その時の評価はいつ王座に就いてもおかしくない存在と太鼓判を押
されていた。今後の防衛戦が楽しみです。

力石は無類の強打者相手に7回まで強打に耐えポイント的には互角
だった。なかなか健闘したと言えそうです。5回には左ストレート
でヌニェスをフラつかせて慌てさせるなど見せ場も作った。今後は
強打を更に磨いてこの負けを糧に再び世界挑戦出来ることを期待し
たいところ。



(Photos by ringmagazine.com)

ヌニェスVS力石戦の激闘シーンをハイライトでどうぞ!
(1分03秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★エドアルド・ヌニェス/30戦29勝(28KO)1敗
★力石 政法/17戦15勝(10KO)2敗


★ ★ ★ 🖥️ PC版でご覧ください!★ ★ ★


《WBOグローバル・ウェルター級王座決定戦》
開催日:5月24日(日本時間25日)
開催地/会場:英スコットランド・グラスゴー/ザ・OVO・ハイ
ドロ・アリーナ




元4団体世界Sライト級統一王者
ジョシュ・テイラー(34=S/gbr)
VS.
WBO欧州ウェルター級王者
エコウ・エスマン(36=O/gbr)

無名エスマンがWBO地域王座獲得!

〈試合経過〉
初回〜3回とサウスポーのテイラーが右ジャブから左ストレートを
再三浴びせるなどエスマンを断然リードした。
4回、エスマンが右ボディーを叩くとテイラーも左ボディーを返す。
終盤エスマンの左右フックでテイラーが腰を落としかけ危うい。
5回、テイラーが右ジャブ突いて仕掛けるとエスマンが右ストレー
トを連発してテイラーは手数を減らす。テイラーは攻めあぐねて有
利に進めた展開も徐々にポイントを削られ怪しくなっていく。
6回、エスマンが攻勢を強め左ジャブから右ボディーと叩くとテイ
ラーは左ストレートで対抗。終盤エスマンのワンツーがヒット。
後半戦に突入するとエスマンが手数を減らしたテイラーに左右フッ
ク、ボディーブローとコーナーに詰め見せ場を作って形勢逆転。
終盤はテイラーも左右で巻き返しを狙う。しかし、エスマンの巧み
なブロックに阻まれ逆に左右フックを被弾して為す術なし。
最終回、お互い疲れ果て絡み合うシーンも増えたがエスマンは終盤
左右フックを浴びせてゴングとなった。

〈12回採点結果〉
116ー112(エスマン)
116ー113(エスマン)
115ー113(エスマン)

エスマンが3ー0判定勝ちでWBOグローバル・ウェルター級王座
を獲得した。エスマンは36歳ながらここ10カ月でWBO欧州王
座も獲得するなど地域王座2冠を手にした。それに世界ランキング
もWBO5位、WBA14位と世界挑戦できる位置にいる。
強打者ではないがメリハリの効いたパンチを打ち込み自分の流れに
持ち込む巧さがある。唯一の黒星は2023年11月18日、保持
していたIBF欧州・英連邦・英国ウェルター級王座をハリー・ス
カーフ
(英国)と戦い12回0ー3判定負けで王座から陥落した1
敗のみ。無名のエスマンは大金星の勢いで今後世界初挑戦まで辿り
着けるのか期待が高まる。

元4団体世界Sライト級統一王者のテイラーはWBOグローバル・
ウェルター級王座獲得失敗。ウェルター級転向第一戦で黒星を喫し
てまさかの3連敗となった。テイラーはSライト級時代は4団体統
一に成功したものの対戦プランが作れず剥奪や返上でWBO王座だ
けを保持した。その虎の子の王座を2023年6月10日、テオフ
ィモ・ロペス
(米国)と対戦して12回0ー3判定負けで王座から
陥落、無冠となった。再起戦を昨年5月25日、Sライト級の無冠
戦でライバルのジャック・カテロール(英国)と対戦も12回0ー
3判定負け。今回階級を上げ未知のウェルター級に挑んだがまたし
ても連敗から脱出できなかった。果たしてテイラーは暗い落とし穴
から這い上がれるか・・・




(Photos by fightmag.com)

無名のエスマンが元4団体統一王者テイラーに番狂わせ勝利した
シーンをハイライトでどうぞ!(8分24秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★ジョシュ・テイラー/22戦19勝(13KO)3敗
★エコウ・エスマン/23戦22勝(8KO)1敗








《IBF世界フェザー級タイトルマッチ》
ーundercardー
《IBF世界ミニマム級タイトルマッチ

開催日:5月24日(土曜日)
開催地/会場:大阪市住之江/インテックス大阪(大阪国際見本市
会場)




IBF世界フェザー級王者
アンジェロ・レオ(31=O/usa)
VS.
IBF同級1位・元2階級制覇王者
亀田 和毅(33=O/TMK)


王者レオ接戦も亀田退け初防衛成功!

〈試合経過〉
前半戦の立ち上がりはジャブの差し合いで静かなスタートも徐々に
王者レオがボディー攻勢でアピールし始める。亀田もワンツー、右
ストレートで攻勢を仕掛けるもののレオはブロックで躱して見せる。
4回終了時点でレオの攻めが見栄え良くフルマークかそれに近いポ
イント差を付けているように映った。

5回、接近しての打ち合いから1分過ぎ亀田の左がカウンター気味
にヒット。半ばからボディーブローの攻め合いから左右を繰り出し
この回からようやく亀田が反撃開始。6回も終盤亀田がボディー攻
勢でポイントを連取したように見えた。
7回〜8回は亀田の右フックが決まり、レオも左ジャブを突くと時
折りボディーの攻め合いで獲ったり獲られたりの互角の展開。
9回〜10回と亀田がボディー攻めでポイント連取したように感じ
たが、まだレオとのポイント差は2、3ポイント差はある感じだ。
11回、今度はレオが左ジャブから連打のあとスイッチして挑発す
るなど余裕を見せ再び引き離した印象。
最終回、序盤ボディーの打ち合い。中盤レオは左ジャブ突いて足を
使い出す。終盤は亀田が懸命に連打を繰り出すが有効打にならない。
終了間際に亀田の右ストレートがヒットして終了ゴングとなった。

〈12回採点結果〉
115ー113(レオ)
116ー112(レオ)
114ー114(ドロー)

レオが2ー0判定勝ちでIBF世界フェザー級王座の初防衛に成功
した。レオは昨年8月10日、3度防衛していた前王者のルイス・
アルベルト・ロペス
(メキシコ)に挑戦して10回KO勝ちで2階
級制覇に成功すると注目を集めた。しかし、倒し屋ではなく元々技
巧派の選手だ。今回打ち合ったかと思うと足を使ってアウトボクシ
ングに切り替えたりと試合運びの巧さも見せた。唯一の負けはWB
O世界Sバンタム級王者時代スティーブン・フルトン(米国)と戦
い12回0ー3判定負けして王座を手放した1敗のみだった。
レオにとっては敵地で元2階級制覇王者を退けたことで今後の防衛
戦に弾みを付けたに違いない。

亀田和毅は兄興毅に続く3階級制覇はならなかった。
明らかに前半の4回までは攻めあぐねてポイントでフルマークを許
し大幅リードされた。5回から攻勢に出てポイント連取したものの
再び取り返されるなどシーソーゲームで中々そのポイント差は縮ま
ることはなかった。結果的に前半のスロースターター振りが最後ま
で響いてしまった印象だった。まあ、圧倒された訳ではなかったが
亀田に警戒心を与える得意パンチがない分、王者に安堵感を持たせ
てしまったように感じた。現役続行ならもっと強打を磨かなければ
フェザー級ではちょっと厳しいのかもしれない。



(Photos by boxingscen.com)


IBF世界フェザー級タイトルマッチをフルラウンド
でどうぞ!(52分23秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★アンジェロ・レオ/27戦26勝(12KO)1敗
★亀田 和毅/47戦42勝(23KO)5敗





ーunder cardー
《IBF世界ミニマム級タイトルマッチ


IBF世界ミニマム級王者
ペドロ・タドゥラン(28=S/phi)
VS.
IBF同級4位・元IBF世界同級王者
重岡 銀次朗(25=S/Watanabe)


王者タドゥラン返り討ち防衛成功!

〈試合経過〉
10カ月振りの再戦は中盤からタドゥランがプレスを強めた。重岡
は王者の前進を止められずポイントを重ねられてしまう。最後まで
手数を出したタドゥランがポイント以上の勝ちっぷりだった。

〈12回採点結果〉
115ー113(タドゥラン)
113ー115(重岡)
118ー110(タドゥラン)

タドゥランが2ー1のスプリットも判定勝ちでIBF世界ミニマム
級王座の初防衛に成功、前王者を返り討ちした。

前王者の重岡は王座奪還に失敗した。
試合後、重岡は精魂尽き果て体調不良に陥り病院に搬送されたとい
う。再起に期待したい。

【両選手の戦績】
★ペドロ・タドゥラン/23戦18勝(13KO)4敗1分
★重岡 銀次朗/14戦11勝(9KO)2敗1NC










《IBF世界Sフライ級王座決定戦
開催日:5月23日(日本時間24日)
開催地/会場:メキシコ・サカテカス/ジムナシオ・マルセリーノ
・ゴンザレス




IBF世界Sフライ級3位
ウィリバルド・ガルシア(35=O/mex)
VS.
IBF世界同級4位
レネ・カリスト(30=O/mex)

両者は昨年12月21日、IBF世界Sフライ級王座決定戦とし
て対戦したが12回1ー1の引き分けに終わり、王座は空位のまま
だった為、IBF団体が再戦指令を出していた。

ガルシアが接戦制し新王者!

〈試合経過〉
前半戦はガルシアが積極的に左右で仕掛ける。カリストは接近して
左フック、右アッパーと的確にヒットさせやや有利に進める。
中盤戦に突入して絡み合うシーンも増えたがガルシアが時折ラッシ
ュして左右で攻め込むとカリストは冷静に左フック、右ストレート
とヒットさせる。その後は一進一退が続いた。
8回終了時点で見た目はカリストが有効打数でリードと映った。
中継画面テロップも76ー75でカリストのリード。
9回、接近しての攻め合いが続いた終盤にカリストが偶然のバッテ
ィングで右頬をカットして流血。
10回、開始直後レフェリーはカリストにドクターチェックを促す。
再開すると傷の影響からかガルシアの攻めにカリストの動きは鈍り
手数も減らした。終盤戦はガルシアがここぞと左右で攻め込む。
最終回もガルシアが積極的に攻め込む中、ゴングとなった。

〈12回採点結果〉
113ー115(カリスト)
115ー113(ガルシア)
116ー112(ガルシア)

ガルシアが2ー1のスプリットも判定勝ちで35歳にして王座
初戴冠です。8回まではリードされていたが逆転勝ち。
今後はまだ指名者が決定してない為、選択試合でしょう。しかし、
4位(1位・2位空位)以下には元王者や強打者が控えている。
果たして、ガルシアは王座を守ることができるのか注目される。

無敗で臨んだカリストは惜しくも王座獲得を逃して初黒星となった。
カリストにもっと強打力があってグラ付かせる場面でもあれば間違
いなく手が挙がっていたでしょう。9回以降は頬カットが影響して
か打撃精度に欠けてしまった。再起して再び這い上がれるか・・・


(Photos by boxingscen.com)

ダイレクトリマッチとなったIBF世界Sフライ級王座決定戦を
フルシーンでどうぞ!(CMあり=39分28秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★W・ガルシア/31戦23勝(13KO)5敗2分1NC
★レネ・カリスト/25戦23勝(9KO)1敗1分