《Sミドル級有望選手登場!ディエゴ・パチェコVSマチエ・スレッキ戦他》米国/No.1480 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

ボクシングの一寸先は闇だが一瞬にして栄光を掴む!

★ ★ ★ 🖥 PC版でご覧ください!★ ★ ★


《WBC米国Sミドル級TM》
&《WBOインターナショナル同級TM》

開催日:8月31日(日本時間9月1日)
開催地/会場:米国カリフォルニア州カーソン/ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク




WBC米国&WBOインターN-Sミドル級王者
ディエゴ・パチェコ(23=O/usa)
VS.
WBO同級14位・元世界戦経験者
マチエ・スレッキ(35=O/pol)


若きスター候補パチェコが圧巻KO勝ち!

〈試合経過〉
初回、スレッキが左ボディージャブで仕掛け、パチェコは左ジャブからワンツーと打ち込み始まった。
2回、パチェコが左ジャブから左フックを浴びせるとスレッキも負けじと左右ボディー攻撃。中盤再びパチェコの左ボディー、右ストレートがヒット。スレッキもワンツーで反撃した。
3回、開始と同時にスレッキが左を振りかざしスリップ。再開するとパチェコがワンツーを打ち込みスレッキを退がらせ左ジャブから右ストレートと打ち込む。中盤もパチェコが左ジャブ、右アッパーと優勢。ピンチのスレッキも左ジャブから右ボディーと返した。
4回、パチェコが接近して右アッパーを突き上げるとスレッキも右ストレートで反撃。終盤再びパチェコが左フック、右ストレートヒットとリードを広げる。もうパチェコが完全に掌握したと映る。
5回、巻き返したいスレッキが左右フックを浴びせるとパチェコは左ジャブから右ストレートヒット。粘るスレッキも左ジャブから右ストレート。終盤パチェコが右アッパーでスレッキを後退させるとコーナー前で左右フック連打の猛攻で畳み掛けるもスレッキはゴングに救われた。

迎えた6回、序盤スレッキが右ストレートを繰り出すと打ち合いが始まる。30秒過ぎコーナー前でパチェコが右から左ボディーを叩くとスレッキは悶絶ダウン。スレッキは横たわったまま立ち上がれず10カウントを聞いてしまった。

ーKO・6回54秒ー

パチェコが元世界戦経験者を倒して22連勝とした。
これで保持するWBC米国Sミドル級王座5度目、WBOインターナショナル同級王座4度目の防衛に成功した。
何しろスーパーミドル級では193センチと大柄で最近は若さをカモフラージュする為、(^。^) 髭を生やして精悍さも漂わせている。
メキシコをルーツに持つパチェコは米国に限らずメキシカンにも人気がある。このまま勝ち続ければ当然メキシコの同級スーパースター統一王者カネロ・アルバレスへの世界初挑戦も来年度中には聞こえてきそうです。

スレッキは2団体地域王座獲得ならず。
2019年6月29日、当時WBO世界ミドル級王者だったデメトリアス・アンドラーデ(米国)に世界初挑戦して真っ向から打ち合った末、12回0ー3(13P差×3者)の大差判定負けで王座獲得は失敗に終わった。しかし、王者の連打に怯まず堂々と打ち合う姿は点差以上に称賛を浴びていたのを思い出す。それから5年、スーパーミドル級に転向して4連勝で今回の一戦となったが、今度は階級の壁となったのか・・・



(Photos by boxingnews24.com)

それではパチェコが左ボディーショットで見事KO勝ちしたシーンをハイライトでどうぞ!(4分03秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★ディエゴ・パチェコ/22戦22勝(18KO)無敗
★マチエ・スレッキ/35戦32勝(12KO)3敗









《スーパーライト級10回戦》
開催日:8月31日(日本時間9月1日)
開催地/会場:米国カリフォルニア州サンタ・イネズ/チュマシュ・カジノ&リゾート




米国期待Sライト級ホープ
カイン・サンドバル(22=O/usa)
VS.
元NABO北米ライト級王者
ロメロ・デュノ(28=O/phi)


ホープのサンドバルKO勝ち14連勝!

〈試合経過〉
序盤戦はお互い接近しての打ち合いでサンドバルはデュノの時折放つ右ストレートを浴びるなど手を焼いた。
しかし、3回からサンドバルが攻勢を強め上下に打ち込みデュノの攻めを封じ始めて回を重ねる。

迎えた6回、サンドバルが1分過ぎ左右ボディーでデュノを後退させるとロープに追い込み再び左右ボディー連打を叩き込むとデュノがたまらずダウン。デュノは立ち上がれず10カウントとなった。

ーKO・6回1分59秒ー

期待されるサンドバルがデビューから14連勝とした。
今後はもっと格上相手のマッチメイクとなるでしょう。
そして、どこまで連勝を伸ばせるかにも注目です。

デュノは痛い5敗目を喫した。
強打を秘める割には打たれ脆さがわざわいしている。
今年1月31日、アントニオ・モラン(メキシコ)と対戦して6回KO負けするなど連続KO負けとなった。


(Photos by boxingscen.com)

ホープのサンドバルが強打者デュノに6回左右連打で畳み掛けたシーンをどうぞ!(41秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★カイン・サンドバル/14戦14勝(12KO)無敗
★ロメロ・デュノ/31戦26勝(20KO)5敗