《クルーザー級10回戦&ヘビー級8回戦》米国・フィンランド/No.1387 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

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《クルーザー級10回戦》
開催日:8月5日(日本時間6日)
開催地/会場:米国テキサス州ダラス/アメリカン・エアラインズ・センター




クルーザー級・人気ユーチューバーボクサー
ジェイク・ポール(26=O/USA)
VS.
ボクシングデビュー戦・総合格闘家
ネイト・ディアス(38=S/USA)


〈試合経過〉
初回、お互い様子見から体が解れるとポールが接近してフック、ボディーとディアスを攻め優位に試合を進めた。
5回、ポールが左フックでディアスからダウンを奪う。再開に応じたディアスはポールの連打も耐えた。
6回、打ち疲れの見えるポールにディアスが前に出て連打を打ち込むとポールは打っては離れるアウトボクシングで対応。
その後はお互い接近しての打ち合いが続きポールの左右強打に時折ディアスも怯まず細かいパンチで対抗する展開が続いた。
最終10回、両者絡み合いが続き終盤には頭から押し込んでくるポールにディアスが首絞め(ギロチンチョーク)の形になりレフェリーから注意を受け再開するとゴングとなった。

〈10回採点結果〉
97ー92(ポール)
98ー91(ポール)
98ー91(ポール)

ジェイク・ポールが3ー0大差判定勝ちで復帰戦を飾った。
ポールは今年2月26日、ライトヘビー級で8戦全勝(4KO)無敗の新星トミー・フューリー(英国/タイソン・フューリーは異母兄)とクルーザー級8回戦を戦い1ー2判定負けで初黒星を喫していた。今後は総合格闘家ではなく実力者世界ランカーとの試合も観てみたいが、果たして・・・

総合格闘技のUFCで人気を博したディアスは数年前からジェイク・ポールに誘われようやく実現。しかし、国際式ボクシングでは黒星デビューとなった。次に戦うとなれば総合格闘技ルールでとなるのか・・・






(Photos by boxingscene.com)

それでは初回からじっくりご覧ください!(12分10秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★ジェイク・ポール/8戦7勝(4KO)1敗
★ネイト・ディアス/1戦0勝1敗






《ヘビー級8回戦》
開催日:8月5日(日本時間6日)
開催地/会場:フィンランド・サヴォンリンナ/オラヴィンリンナ・オペラステージ




元WBA世界ヘビー級コールド王者
ロバート・ヘレニウス(39=O/FIN)
VS.
ヘビー級ノーランカー
ミカ・ミエロネン(41=O/FIN)


〈試合経過〉
初回、両者ジャブの突き合いの様子見で始まった。
2回、ヘレニウスが左ジャブからワンツー、右ボディーと打ち込むとミエロネンもワンツーから右ストレートで反撃も浅くヘレニウスは効いた様子もない。
迎えた3回、ヘレニウスが1分半過ぎジャブで圧力をかけ右ボディーでミエロネンを後退させ強烈右フックを浴びせるとコーナー前で脚元を揺らしたミエロネンにレフェリーが割って入り試合をストップした。

ーTKO・3回1分51秒ー

元WBAヘビー級コールド王者のヘレニウスがレフェリーストップで復帰戦を飾った。ヘレニウスは昨年10月15日、元WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)の復帰戦(WBC世界ヘビー級挑戦者決定戦)に抜擢されたが初回KO負けに終わっていた。再びトップ戦線に絡めるのか注目したい。

6戦全勝6KO無敗で挑んだミエロネンは勝てば一躍知名度アップだったが、格の違いを見せつけられた。



(Photos by iltalehti.fi)

3回ヘレニウスが強烈右フックでレフェリーストップを呼び込んだシーンをどうぞ!(1分07秒)
※途中消除の場合ありです。



【両選手の戦績】
★ロバート・ヘレニウス/36戦32勝(21KO)4敗
★ミカ・ミエロネン/7戦6勝(6KO)1敗