《元王者同士対決!ホセ・ペドラサVS.リチャード・カミー戦》8月27日 米国/No.1296 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

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《スーパーライト級ノンタイトル10回戦》
ーundercardー
《新星登場!ヘビー級8回戦》
《五輪銀メダリスト!ヘビー級6回戦》

開催日:8月27日(日本時間28日)
開催地/会場:米国オクラホマ州タルサ/ハードロック・ホテル&カジノ




元2階級制覇王者・WBC-Sライト級12位
ホセ・ペドラザ(33=SH/PUR)
VS.
元IBF世界ライト級王者・IBFライト級9位
リチャード・コミー(35=O/GHA)

元王者同士対決は熱戦も引き分け!

〈試合経過〉
初回、ペドラザが左ジャブから右アッパーを突き上げるとコミーも左ジャブからワンツーと打ち込みスリリングな展開で始まった。
2回、コミーが攻勢を強めボディーを絡めて左フックを浴びせると両利きのペドラザは左にスイッチして対抗、激しく白熱した展開は続いて回を重ねる。
5回、両者出入り激しい攻め合いでペドラザの左目尻が腫れ出すと、6回にはバッティングでコミーも左瞼から出血し出す。
7回、コミーが右をヒットさせポイントでややリードと映った。
しかし、8回〜9回とペドラザがポイント劣勢を悟ったか、接近して猛然と左右を打ち込んで巻き返した。
ポイントで並んだかに見えた最終回もお互い引かない打ち合いの中、ゴングとなった。

〈10回採点結果〉
97ー93(ペドラザ)
96ー94(コミー)
95ー95(ドロー)

ジャッジ三者三様の1ー1で引き分けに終わった。
元王者同士のノンタイトル戦も両者ともに前試合の敗戦からの復帰戦で負けられないという思いが手数の多い白熱した戦いとなった。
ペドラザが3階級制覇を目指しているならコミーも2階級制覇を目指していたが、お互い一旦小休止となる。
試合後は再戦の話も持ち上がったが、果たしてどうなるか・・・




(Photos by fightnews.com)

それでは引き分けも熱戦となったペドラザとコミーの一戦をハイライトでどうぞ!(1分13秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★ホセ・ペドラザ/34戦29勝(14KO)4敗1分
★リチャード・コミー/35戦30勝(27KO)4敗1分





ーundercardー
《ヘビー級8回戦》


WBC世界ヘビー級23位
ジャレッド・アンダーソン(22=O/USA)
VS.
ヘビー級ノーランカー
ミリヤン・ロフカニン(28=O/SRB)
※SRBはセルビア

米ホープのアンダーソンが圧巻KO勝ち!

〈試合経過〉
初回、アンダーソンが軽快な動きをするロフカニンをジャブを突いて早くも流れを掴んだ。
迎えた2回、アンダーソンのボディー攻めで動きが鈍ったロフカニンは終了間際に左右連打から強烈右ストレートを浴びて大の字ダウン。ロフカニンはそのままレフェリーの10カウントを聞いてしまった。

ーKO・2回3分ー

米国ホープの若きアンダーソンが期待通り勢いそのまま豪快に倒して12戦全勝全KOとした。
アンダーソンは次期のスター候補として期待されている選手。
もうそろそろ世界ランカーとの対戦もありそうで楽しみです。

ロフカニンはヨーロッパ各地を転戦してここ5連勝でなかなかの戦績を残して世界ランキング入り間近とされていた。
しかし、米国デビュー戦が黒星となってしまった。


(Photos by uksports.news)

それではアンダーソンの圧巻KO勝ちシーンをどうぞ!
(2分01秒)
※途中消除の場合ありです。



【両選手の戦績】
★ジャレッド・アンダーソン/12戦12勝(12KO)無敗
★ミリヤン・ロフカニン/27戦24勝(16KO)3敗






ーundercardー
《ヘビー級6回戦》


東京五輪Sヘビー級銀メダリスト
リチャード・トーレスJr.(23=S/USA)
VS.
メキシコ・ヘビー級
マルコ・アントニオ・カネド(31=O/MEX)

五輪銀メダリストのトーレスJr.が秒殺KO!

〈試合経過〉
初回、開始間もなくトーレスJr.の左ストレートでカネドがダウン。カネドはなんとか立ち上がって再開に応じるとトーレスJr.の連打でロープに詰まって左フック連打から右フックで前のめりにバタンと失神するように2度目のダウン。レフェリーはカネドのダメージの深さに危険と判断、カウントせず試合を止めた。
なんとも呆気ない幕切れだった。

ーKO・初回44秒ー

トーレスJr.が相手に何もさせず圧巻秒殺KOで勝利した。
ご存知トーレスJr.は前回当ブログで紹介した東京五輪Sヘビー級銀メダリストで売り出し中の猛ファイターの選手。
果たしてどこまで連勝を続けるのか注目です。

カネドはジャブだけで何もすることなくリングに沈んでしまった。
無念の出直しです。


(Photos by casports.yahoo.com)

トーレスJr.が相手になにもさせず秒殺KO勝ちしたシーンをどうぞ!(1分49秒)
※途中消除の場合ありです。



【両選手の戦績】
★リチャード・トーレスJr./3戦3勝(3KO)無敗
★マルコ・アントニオ・カネド/7戦4勝(2KO)3敗