《WBA世界ミニマム級スーパー王座タイトルマッチ》7月20日 タイ国/No.1285 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

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《WBA世界ミニマム級スーパー王座TM》
開催日:7月20日(水曜日)
開催地/会場:タイ国チョンブリー県/チョンブリー・シティー・ホール




WBA世界ミニマム級スーパー王者
サマヌーン・ニョムトロン(31=O/THA)IMG_9449.JPG
※別称:ノックアウト・CPフレッシュマート
VS.
WBA世界同級10位・元WBC世界同級王者
チャヤポーン・ムーンスリ(36=O/THA)IMG_9449.JPG
※別称:ワンヘン・ミナヨーティン

ニョムトロンが15度目の王座防衛成功!

今回タイ国人同士による注目対決の試合内容は動画を確認できず採点結果のみです。🙏

〈12回採点結果〉
119ー109(ニョムトロン)
117ー111(ニョムトロン)
116ー112(ニョムトロン)

ニョムトロンが3ー0判定勝ちで15度目(暫定王座4度防衛含む)の防衛に成功して24連勝とした。

ニョムトロンは2012年6月22日、デビュー戦がいきなりWBCミニマム級ユース王座決定戦となりマルソン・カベラ(比国)と戦い3ー0判定勝ちでユース王座獲得。その後はユース王座を7度防衛してこれまでにないホープ出現と注目される。
9戦目(全勝)の2014年10月1日、WBA世界ミニマム級暫定王座決定戦をカルロス・ブイトラゴ(ニカラグア)と戦い3ー0判定勝ちで暫定王座を獲得した。
暫定王座の3度目防衛に成功すると2016年6月29日、当時WBA正規王者だったバイロン・ロハス(ニカラグア)と団体内統一戦を争い3ー0判定勝ちで暫定王座4度目防衛成功と同時に正規王座を獲得して統一に成功する。
その後、暫定王座を含め連続11度目の防衛に成功するとWBA世界ミニマム級スーパー王者として認定された。
今回、これまでWBC王者だったムーンスリとはライバル視され何度も統一戦話が持ち上がってはいたが、ムーンスリが王座から陥落してようやく対戦実現に漕ぎ着けた。
そして、ニョムトロンはムーンスリの目論む2団体制覇を阻止して15度目の防衛に成功となった。
なんと、暫定王座を獲得してからスーパー王者となるまで7年9カ月もWBA一筋で王座に君臨していることになる。
この先、ニョムトロンが目指すはなんと言っても燦然と輝く連続防衛記録保持者で元WBC王者リカルド・ロペス(メキシコ=引退)の達成した22度防衛記録でしょう。楽しみです。

一方、ベテランのムーンスリはWBC王座陥落からWBA団体に鞍替えして王座獲得を狙ったが、奪取に失敗となった。
WBC王者時代の2020年11月27日、13度目防衛戦で同国のパンヤ・プラダブスリ(別称ペッチマニー・ゴーキャットジム)にまさかの0ー3判定負けで王座から陥落、連勝記録も54でストップしてしまった。
今年3月29日、プラダブスリとの再戦となったが、またしても0ー3判定負けの返り討ちに遭って王座奪還ならず。
そして、今回王者返り咲きを賭けた大一番だったが、望みは叶わなかった。これまでアグレッシブでタフだったムーンスリも全盛期を過ぎて寄る年波には勝てず、王座陥落を含むここ5戦を1勝3敗1分と急降下して元気がない。
もうすぐ37歳(10月27日)となるムーンスリは果たして現役を続けるのか注目される。

〈4団体ミニマム級世界王者〉
👑WBAスーパー王者 サマヌーン・ニョムトロン(タイ国/別称ノックアウト・CPフレッシュマート)
👑WBA正規王者 エリック・ロサ(ドミニカ共和国)
👑WBC王者 パンヤ・プラダブスリ(タイ国/別称ペッチマニー・ゴーキャットジム)
👑IBF王者 ダニエル・バジャダレス(メキシコ)
👑WBO王者 谷口 将隆(ワタナベ)

最近は4団体統一戦が花盛り。さあ〜、ミニマム級の5王者達はこの先どう進むのか・・・



(Photos by bastionboxeo.com)

【両選手の戦績】
★サマヌーン・ニョムトロン/24戦24勝(9KO)無敗
★チャヤポーン・ムーンスリ/59戦55勝(19KO)3敗1分


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