★最高峰ヘビー級はいよいよ三つ巴戦勃発か!/特別編/No.1038 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

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《WBC世界ヘビー級タイトルマッチ》
開催日:2月22日(日本時間23日)
開催地/会場:米国ネバダ州ラスベガス/MGMグランド・ガーデン・アリーナ


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最高峰ヘビー級は三つ巴戦勃発か!

この試合の勝者との対戦を熱望している3冠ヘビー級王者(WBAスーパー・IBF・WBO)アンソニー・ジョシュア(英国)はあまり4団体統一にはこだわっていないようで、とにかくWBC王者を倒さないことにはヘビー級の最強王者ではないという思いが強いようだ。
そして、メディアのインタビューには「両者ともにグローブを交えなければ強さを証明できないしファンも納得しない。何がなんでも二人と戦いたい」とこれから先の抱負を語っている。
また、プロモートするマッチルーム・スポルト社の代表エディー・ハーン氏も英スポーツ各紙に「ファン待望のビッグマッチを実現させるのが私の仕事だし使命だ。年内中に世界中が最も注目する試合を組むと約束する」とコメントした。
ジョシュアは6月にIBF-1位の指名挑戦者クブラト・プーレフ(ブルガリア)戦が内定していることから、先ずこれをクリアすることが先決となる。
また、前クルーザー級4冠王者で階級をヘビー級に上げてきたWBO-1位のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)と対戦するようWBO団体からも指令が出されている為、WBCの勝者との対戦が決定すればWBO王座は返上する考えだという。

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(Photos by boxingnewstv.com)

ジョシュアは2017年にウラジミール・クリチコ(ウクライナ)戦やカルロス・タカム(フランス)戦など2試合連続KOで人気が沸騰したが、試合会場には禁止薬物発覚で2団体王座を返上して引退状態の身だったタイソン・フューリーが現れ「お前なんか片腕で十分倒せる。臆病者よ、俺と戦う勇気はないのか!」などと度々挑発されていた。
フューリーは資格停止処分中だったことで試合など考えられず、この厄介者の問題児を無視した。(笑)
2018年9月にWBC王者のデオンテイ・ワイルダー(米国)との対戦が計画されていると報道されたが、一転交渉は決裂したと発表されファンをガッカリさせる。
結局、2018年9月22日、WBA1位で元WBA世界ヘビー級王者だったアレクサンデル・ポヴェトキン(ロシア)の挑戦を受け戦うと7回TKO勝ちで退け、強さをアピールしてみせた。
ところが、行く先途中で試練が待ち受けていた。
2019年6月1日、伏兵のアンディ・ルイスJr.(メキシコ)と対戦すると、ダウン応酬の末に最後は集中連打を浴びて、まさかの7回TKO負けで3冠王座から陥落してしまった。ストップされた瞬間ジョシュアは茫然と立ち尽くした。
2019年12月7日、ルイスJr.との再戦では連敗は許されず徹底したアウトボクシングで3ー0大差判定勝ちのリベンジで3団体王座を奪い返してみせた。
しかし、メディアの評価はワイルダーも同じく再戦でルイス・オルティス(キューバ)と戦い豪快に7回KOで返り討ちしたのに対してジョシュアの試合は見劣りする内容だったと書かれてしまった。
まあ、ジョシュアはできれば評価で差をつけられたワイルダーと戦いたいのはやまやまなんでしょう。
予想を総合すると倒せばワイルダーに勝機。
フルラウンドならフューリーに勝機としている。
個人的にはワイルダー有利と見ていますが・・・

さあ、果たして、今回の対決でどっちが先にジョシュアの相手となるのか22日(日本時間23日)に決まる。

【両選手の戦績】
★デオンテイ・ワイルダー/43戦42勝(40KO)1分・無敗
★タイソン・フューリー/30戦29勝(20KO)1分・無敗


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