《対戦合意!内藤大助VS亀田興毅、因縁対決決着なるか?》 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

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…対戦合意!内藤大助(宮田)対亀田興毅(亀田)…


   WBC世界フライ級王者内藤大助対亀田興毅の対戦が合意に達したと、25日各スポーツ紙で発表された。
しかし、問題も残っている。
亀田選手はWBAは1位だがWBCの挑戦者資格の15位以内にランクされていない。
そこで、WBC本部は「亀田はメキシコで元WBC上位選手とも戦って勝利している。
現在WBAのトップコンテンダーであり15位以内の資格は充分にある」と近々15位以内にランクインさせると発表した。
何か釈然としない部分も残るのだが?
ただ、亀田選手は前哨戦と位置付け9月5日に試合を組んでいる。
相手は元北米L・フライ級王者のウンベルト・プール(メキシコ)と51、5kg契約試合10回戦を行う。
これに勝たなければ、どうにもならない。
もし、負けてしまうとランクインどころか対戦も成立しないだろう。
亀田選手に負けなど頭になく、どう云う勝ち方をするかだけしか考えていないはず。
あえて前哨戦を組んだことで自信と強さを見せ付けるのだろう。
まだ、あくまで合意であって決定したわけではない。
ただ、亀田が前哨戦に勝ってWBCが早急にランクイン掲示をすれば、直ぐにでも対戦契約がなされるだろうと発表している。
'07年10月11日、内藤対大毅との対戦時セコンドに就いて「肘でもいいから目に入れろ!」の興毅の指示に物議を醸し大毅の反則行為に大騒ぎとなった。
試合が決定すれば、またまた因縁の対決となる。
さて、内藤選手は前回の熊朝忠(中国)戦のような辛くも勝った試合内容を見直し、どれだけ克服して技術進化が出来たかに掛かってくる。
それが身に付いていなければ6度目防衛戦の不利は否めない。
なにか秘策を考えて練習しているに違いないと思うのだが。

一方、亀田選手は'06年8月2日WBA世界L・フライ級王者ファン・ランダエタ(ベネズエラ)を下して王座を獲得したが1回にランダエタの右フックでダウンを奪われるなどして2対1で辛くも勝利した。
しかし、ボクシング評論家やファンの間では負けていたとの審判だった。
そのために'06年12月20日、再選して今度は文句なしの3対0で初防衛戦に勝利した。
その後、2階級制覇に向けて'07年1月18日(協栄ジム所属時)に王座を返上している。
亀田選手自身ゴタゴタから解放されて2階級制覇だけを頭に置いて試合を消化してきた。
若さに加えて最近の対戦状態と試合勘を見れば亀田選手のほうが断然有利とみるのだが?

内藤選手が勝って6度目防衛なるのか、それとも亀田選手が勝って2階級制覇なるか。
いずれにしても、話題が再熱するのは間違いない。