四十九日までは毎日念仏をあげます。
念仏のあとすぐには帰らず
その日あったことや
伯父の思い出話など
お茶を飲みつつ
ちょっとおしゃべりをしてから帰ります。
みんな努めて明るくしてます。
ふと静けさに気づいてしまうと
寂しさがこみ上げてくる気がして
みんなできるだけ時間を共有して
寂しさを感じないようにしているのかもしれません。
そんな場にいない家族がいます。
ほぼ寝たきりの祖母(89歳)です。
祖母はくも膜下出血からの脳梗塞で
左半身を中心に身体が麻痺しています。
動かせるのは右腕だけ。
普段は伯母が自宅で介護してくれていて
介護施設のデイサービスや
ショートステイをよく利用しています。
先週から介護施設のショートステイに
行っていたこともあり
伯父が救急搬送されたことは
祖母には知らせていませんでした。
そして息子(伯父)の急逝をどう知らせるか
家族みんな悩みましたが
亡くなったその日に
一旦、施設から帰宅させてもらい
伯母が祖母に説明をし
帰宅した際に伯父と対面することに。
あまりに突然のことで
肩を震わせてショックを受けていました。
最近、認知機能の衰えが見え始めていて
どこまで記憶が保たれるのかは
分かりませんが
祖父が亡くなったときも、
その後1年ほどの間
会う度に祖父の話をしては泣いていたので
今回も心配でなりません。
そういえば不思議なことがありました。
伯母から聞いたのですが
祖母は、伯父が亡くなる五日前
つまり私が祖母に会いに行った日に
「(伯父)が倒れているから
はやく起こしてやって」と
しきりに言っていたそうです。
その日は、祖母の部屋に
私と私の両親、伯父、伯母とみんないて
もちろん、伯父も普通に立って
みんなと話もしていたし
何ら変わったことはありませんでした。
祖母には何かが見えていたのでしょうか。