「生年月日*年*月*日! 名前はmokogawaさん! 患指は左手親指、ですね?」
「右手親指です…」
ぼそっと私が答えると、術前最後の確認の言い間違いに気づき医師は苦笑。
既に右手は手術台の上に乗せらせているから切る側の手は間違えようもないが。
「(手術の勝手は)もう分かってるね?mokogawaさんは”ベテラン”だから」
ベテランというのは今回が3本目のばね指手術だからだ。
そこでついでに聞いてみた。
「残りの小指と人差し指も(ばね指に)なりますかね?」
「なるよ」
にべもない返答にがっくり。
もっとも来るときの介護タクシーの運転手も
「(指を)次々と切る人は多いですよ」と言っていたな。
「ただ小指はどうかな…ばね指にはなりにくい指だから」
と医師は続けたが少なくとも人差し指は免れそうにもない。
願わくは1年以上は空けて発症して欲しい。
ということで今回親指をばね指で切開。
手術そのものは15分程度だったようだが着替えや点滴。麻酔などで手術室から出るまで1時間弱だった。
10時までに切って夕方までは麻酔が効いており
夜にもらった痛み止めを飲んだが翌日はほぼ痛みはなし。
ただ抜糸までの2週間、日常生活の不便が辛い。
一番危惧した車いすとの移乗は、手の真ん中の中指のときに比べたら
慣れもあるのかなんとか無事にこなすことができた。
特に最初の一日、二日はとにかく手を使わないこと、濡らさないことが肝要で
今回も妹に2泊してもらい家事全般をしてもらうことに。
手術翌日の今日はかかりつけ医院の往診でガーゼ交換をしてもらった。
しばらくは緩いスロープだが玄関から出るのも控えて
机の前で書類やパソコン内の整理だ。