よっこらしょ…と朝、
車いすで前かがみになってのジョウロでの鉢の水やりから身を起こす。
はーっ、はーっ、はああ…
あれ、何だか息が上がっている?これしきのことで。
そういえば数日前もそう感じたことが。
そのときは何も思わなかったが…
(・・・・・・・)
も、もしかしたら…
冠動脈の老化が一段と進んで詰まりかかっているのでは?
10年前の忌まわしい心筋梗塞を再び起こす直前なのでは!
そう思うと俄かに不安が広がる。
ちょうど10年前、庭仕事をしていて何とも言えぬ胸の違和感、焦燥感を感じた
全く同じ場所にいた。
家に入って血圧を測ってみよう…
恐る恐るカフを腕に巻く。
高い。
明らかに夏のこの時期としては高い。
最近起きたときから左肩が痛くて
使い過ぎだとばかり思っていたが胸からの放散痛?
深呼吸しても左胸がすっきりしない気がするし
今に始まったことではないが横になると必ず咳が出るのも心臓からでは?
考えると次々と疑念。
朝食前だったがたちまちにして食欲なくなる。(笑)
それでも
コーヒーを飲んだり新聞を読んだりしているうち気分落ち着く。
またいつもの心配症か…と。
もし心臓や、それから脳に不安がある場合は
便潜血でまた検査にならないかとか、胃カメラの生検の結果はどうだろうかとかの
そんな心配の比ではない。
待ったなし…だから。
その日はそれで落ち着いたが
翌日、ゴミ出しに出る時あることを思いつく。
途中の坂を少し上がって身体に負荷をかけてみようか…
別に胸が痛くなったり苦しくは無かったが…
脈が早い!
腕につけた時計代わりのスマートウオッチ
…ではなく安価な中国製のスマートバンドという代物で測れる。
もともと脈が120位あがる程度の運動が効果的と知って買ったものだ。
もちろん負荷をかければ上がるのは当然だが
上がり方が今までとは違う
今までまり気にとめなかったが
過去データと推移がスマホに残っている。それを見ると…
安静時脈拍もこの一週間日々右上がり、
3か月推移も多少波があるが趨勢は右上がりで今が最高…
これは心臓の衰えを示唆していないだろうか?
しかも「気のせい」でなく客観的なデータだ。
悶々悶々…
悩んだ末に病院に行く。
心臓の治療をした基幹病院は完全予約制だし
かかりつけ医は専門ではないから心電図を取ってそのまま帰されるだろう。
自分の心筋梗塞の経験から
心電図に異常が出るのはもう緊急手術が必要…くらいの状態だと私は思っている。
以前に受診したことのある循環器科の開業医院へ。
幾つかの検査を受けて特に異常はなし。
でもこの心拍数がだんだん早くなっているのは?と食い下がると、
持参したスマホのグラフ表示をプリントアウトした紙を面倒くさそうに見て
「わかりませんね…脈のことは(いつもかかっている)**先生(かかりつけ医)で聞いて」
と診察室を出される。
以前に受診した時もこんな感じだったな…
とにかく今日明日にでも救急車を呼ぶ状態ではないということだ。
2年前に基幹病院で心カテ検査を受けたときは50%程度の詰まり具合といわれた。
75%になったら治療対象らしい。
内視鏡で胃や腸のの中を見て異常無ければ凡そ1年程度は安心できると思うが
心電図や心音図でそのとき全く異常が無くてもどれくらい安心できるのだろう?
つまり私の冠動脈の詰まり具合が今54%くらいしか進んでいないのか74%の治療直前なのか?
とりあえず慌てて入院支度や終活はしなくて済んだ(飛躍の多い私…)ということで
この開業医院で私のヘタレなメンタルの治療は受けて帰った形だ。
叱られるか… (汗)
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