「街飲み」、「昼飲み」?のほろ酔い気分を味わいたくて病院帰りに駅前をうろうろ…
車の多い幹線道路沿いなら回転ずし店もファミレスもあるが
空洞化の進む中心部にはまずこの時間帯、食べる処もない。
あっても「準備中」ばかりだ。
スマホで探せば良かったのだが普段食べ歩きなどしないので思いつかなかった。
うろうろしていると居酒屋風の寿司屋を発見! ガラス窓の向こうに客もいる。
が…
残念、入口に20cmくらいの段差。入れない…
実は見つからなかった場合のアテが1店あった。
半年前の受診時の帰り道、昼を食べていなかったので定食を食べて帰った店。
結局、そこに入る…
居酒屋チェーンらしいが昼も継続して開いていた。
奥にカウンター席と一段高くなったフロアに幾つかのテーブル席があるのだが入口に近い数席は道路からそのまま入れる高さ。
さて何を食べようか…少し早いが夕食も兼ねることにした。
前回食べた魚定食のメニューは今回は15時を過ぎていたためか見当たらない。
「お飲み物は何になさいますか?」
あ、居酒屋だからまず飲み物か…慌ててドリンクメニューを見る。
「え、えと…ビ、生ビールを」
メニューは大、中、小のグラスが載っている。
飲みすぎてはマズいが程よく酔えないと意味がない。
「これ…何ccですか?」
メニューの中くらいのグラスを指す。
「・・・・。ジョッキ持ってきます」
そんなことを聞く客など居ないのだろう。
店員は私に大きさを見せるためにグラスを取りに行った。
結局、(中)にして海老天2尾の皿、シシャモ唐揚げ2尾の皿、そして豆腐サラダを頼む。
豆腐サラダは大皿に野菜を盛って豆腐を加え上からサラダオイル。
外食なんかして血糖値対策はどうなった!?
…との良心の呵責へのせめてもの言い訳。(汗)
さて、飲んでいても一向にいい気持にはなってこない。
串を三本追加してグラスが空になったので「小」のグラスを追加。
奥の方に一人だけ居た先客が勘定を済ませてドアを出て行く。
スーツ姿の男性だ…もしや”孤独のグルメ”?(笑)

じっくり腰を据えて酔いが回るのを待つつもりだったが、客が自分一人になってなんとなく落ち着かず。
しかも店内がかなり涼しい…というか、寒い。
この風はどこから?ときょろきょろ見回すと真上の天井の上にあるファンが客のために必死に働いている…
若い人や汗かきの人には快適だろうが痩せた高齢者には寒すぎた。
ここのファン、止められますか?と聞いてみようかと思ったがそれも面倒で
最後のひと口を喉に流し込んでさっさと店を出る。
久方の外飲みのご利益はあったのだろうか?
多少、視界がふわふわする気がするが散瞳の影響がまだ残っているのかアルコールの効果なのか…
駅へ向かいトイレを済ませて(外に出るととにかく多目的トイレをつなぎながら歩くこととなる)こんどは表口ではなく裏口区域を散策。
こちらはかつての繁華街につながる表口と違って主に住宅や会社の事務所が並ぶ通りだ。
1棟のマンションの前で足が止まる。
1階は住居ではなく貸事務所になっていて30年くらい前かパートで通っていたところだ。
建物はそのままだが事務所部分は今は空き室になっている模様。
懐かしいなあ…
自分の街だからマンション前の道路を通ることは時々あるのだが
車で素通りするのと建物の前でじっくり眺めるのとでは全然違う。
最近復活させた街歩きではこうして昔出入りした建物、街をめぐっては思い出に浸っている。
もしやそろそろお迎えが近いのでは… (汗)
そのまましばらく近辺をうろうろ散策しながらそろそろ傾きはじめた陽射しに照らされる景色をスマホに収める。
日帰りドライブや旅行での目的が次第に風景撮影に変わってきてから
朝と夕方の太陽が横にあるいは深く斜めに当たるこの時間帯はゴールデンタイム。
風景のコントラストがいちばんくっきりと映える刻だから。
そろそろ帰るか…
駅に戻り表口で客待ちをしているタクシーの列の先頭車両に乗る。
うーん、あまりぽわ~んと酔えなかったな。
総量500ml(たぶん)程度でその後、歩き回ればこんなものか。
またやろう…できれば旅で。