泌尿器科受診の続きを書くつもりだったが、先に本日行ってきた整形クリニックのことを…

 尻からドスンの腰のことだが、今朝起きてみてやはりちょっとおかしい。
 12日前の怪我だが、だんだん良くなるどころか左の腰回りに妙な痛さ…というより気怠さというか鈍痛が。
 2、3日前から顕著になってきたが一向に良くならない。

 最初は打ったところ(これも、ここだとは特定できない)をかばおうと尻を横座り気味にしたりと変な姿勢にしたためかと思っていた。
 どうも違うようだ…もしかしたらもっと深刻な状態なのかも。

 やはり一度受診して白黒をつけよう。
 中途半端な状態で不安を引きずったまま過ごすのが一番自分としては嫌だ。診断結果が良くても悪くても。

 白…良い予想。「単なる打ち身ですね」と言われ思ったより頑丈なんだなと安心すること。
 黒…悪い予想。「このまま放っておいたら麻痺が進んで大変なことになりますよ」と言われること。
 
 まあもともと運動神経はマヒしているのだが…。

 もうすぐ大腸の検査、そのすぐ後は眼科の定期健診。(一段と歪みが顕著になっている)
 もし何かあったら、そちらでバタバタするから腰の受診に行くなら今だ。

 朝、思い立って近在の開業医(ばね指の注射をしてもらったところ)のクリニックへ。

 
 「尻もちをつくと骨盤と一緒に大抵背骨も傷めるんですよね。多いですよ」

 いきなり脅される。
 レントゲンは撮ったが、詳しいことはMRIでないと分からないと。

 「(MRIを撮って診断が確定したら)治療の方法があるんですか?」

 別にない。大腿骨骨折とかだったら手術とかの治療手段はあると。

 うーん…
 しかし白黒をつけたい私はMRIを選んだ。

 別の日にまた出向くのかと思ったが、空きがあれば午後からできるという。
 ただしこのクリニックには設備はなく提携している公立病院で撮ってもらってこいと。

 幸い検査可能と言うことですぐ近くの公立病院で2時半からの検査となった。
 クリニックのすぐ近く、歩いても行ける近場だ。
 ちなみに独立前はクリニックの院長はこの公立病院の勤務医だった。


 MRIは何度か経験があるが今回はやけに長かった。
 30分程度と言われたが40分以上はトンネル内に居た気がする。

 仰向けになると膝や腰が拘縮しているので膝下に枕?を入れて立膝にしてもらう。
 でもトンネルに押し込むため多少は上から押さえて固定されるので尻のところに圧がかかる…次第に耐え難くなる。

 「終わりました」

 ギブアップのボタンを押そうかと思ったらやっと解放。
 データの焼かれたCDをもらって再び開業医のところへ。

 「ふむ…(異変箇所は)無いな。セーフか」

 案じた背骨(腰椎・脊椎)は異常無し。やれやれ…

 「こちらは…やはりあるな」

 骨盤を形作る換骨の大腿骨の端の球状の部分が嵌るところ(寛骨臼というらしい)がダメージを受けている。筋肉が腫れているし内出血も見られると。
 

 「大腿骨は折れていないが危なかったね」
 
 大腿骨が折れたら厄介だとのことだが、もともと歩けなくてもその難儀さはよくわかる。
 MRI検査では車いすを乗り替えたり検査台に上がり降りしたが、とにかく慎重に慎重に…
 これでまた転落でもしたら洒落にならない。

 「やはり”日にちが薬”ですか?」

 聞くとそうだとのこと。
 骨が元通りになるのに2か月はかかる、その間はアクティブなことは避けるようにと。

 アクティブなことって…車いすバスケとかしているわけじゃないんですが。
 まあトシだし骨粗鬆だし2か月といっても3か月はかかると覚悟。

 湿布が要るか?と聞かれたので10日分(でも1日1枚が21枚あったが)処方してもらった。
 今まで貼っていた市販の湿布(しかも期限切れ)よりは効くだろう。

 でも腰の何とも言えない不快な痛怠さに一番効くのはきょうちゃんと受診して来たという事実だ。

 気分だけで痛みも体調も大きく左右される神経質&妄想的心配性の私だから…