12.0、 12.5、 12.7、 14.0、 15.0、 16.0 ・・・・
こんな感じで数値が続くと、次に続く数値が11だとか13だとか予測する人は少ないだろう。
眼科クリニックで測った私の左目眼圧だ。
受診はもともと3か月間隔だったが最近の2回は6カ月間隔になっている。
「眼科で、測った視力とか聞く?」
妹に聞いてみた。妹は私と同じクリニックに通っている。
糖尿病なので眼に合併症が出ないかの定期診断のために。
聞いたこともない、
診察を受けて先生から特に何も言われなかったらヤレヤレとほっとして帰る…
そういう考えもあるだろう。
迂闊に詳しく聞いて気になることを言われたら藪蛇になる。知らぬが仏よね…と。
同じような人も結構身近にいる。
私には無理だ。
気になって気になって、詳しく結果を聞き出すどころか
検査士が検査後にカルテに書きこむ矯正度数や角度…SとかCとかAXとかの項目、裸眼視力、矯正視力、眼圧など、そのままメモしてもらう。
予め各項目を空欄の表にしたものを持参してそれに転記してもらうのだが、結構手間がかかる。
もう10年以上前からそう頼んでいるので嫌な顔もせずに書いてくれるのだが、内心舌打ちしているかも。(笑)
それにしても…
検査室に椅子を並べて同時に4人ずつ入れ替わりながら検査をしているのだが、
自分がどれくらい見えたか検査の人に聞いている患者を見たことがない。
後で病院から結果の紙を渡してくれるわけでもない。
お金と労力を使って病院まで行って、結構な時間待たされて得た貴重な自分の検査結果に、みんな露ほどの関心もないのか?
私は不思議でならない。
事実妹に「どこまで見えてた?」と聞いても曖昧だ。
もうひとつ不思議なこと…
自分の認識では視力は裸眼が基準だと思っていた。
眼鏡をかけずに前回1.0まで見えていたものが、今回0.8なら「目が悪くなっている」というふうに。
もちろん当日の体調とか天気(明るさ)でも相当違うからかなりのバラつきは測るごとに生じる。
眼科に通い始めてかなり経って分かった。
どうやら眼科で「見えている」「見えていない」の基準は矯正後の視力にあるようだと。
例えば近視の場合、-1.0Sの補正で視力1.2まで見えていたものが-2.0Sの補正をしなければ見えなくなった場合でも
「矯正すれば1.2まで見えていますからなんの問題もありません」
となるのだろうか? 他院は知らずココではそんな感じだ。
でもそれって眼そのものには何らかの変化(だんだん目玉が伸びてきているとか)が起きているということでは?
ここらあたりが毎回私が詳しい検査結果を書き写してもらう理由だ。
持って帰ってシコシコとパソコンに打ち込んで、並んだデータの推移を見ながらふと疑問を感じ、ガン見し、そしていつものごとく悩む… (笑)
おや…?
と思ったのは前回、検査結果を順番に見ていて眼圧の項目を見たとき。
(だんだん上がってきている…)
視力は矯正すれば以前と同じ程度まで見えるなら、とりあえずそれでもいい。
眼圧は上がりすぎれば視神経をダメにして元には戻らない。緑内障で最後は失明だ。
ということで今回の結果を気にしていたのだが、果たして奇麗な一直線で上がってきていた。
「あの、もうひとつ気になることが…左眼圧がだんだん上がってきているんですが」
今回の定期受診での一番の懸念「直線が歪んで見える」件は、しっくり合点がいく回答ではなかったが当日撮った断層写真では今すぐどうこうというものでもないようだった。
「次は…うーんまあ(受診は)6カ月先でいいでしょう」
そういって次の患者が座って待っている隣室に行こうとした院長を引き留めて訴える。
「…でも正常範囲内だがね」
モニタに呼びだされたデータをチラ見(個人の感想です=笑=)して答える院長。
それは知っている。眼圧は20までなら一応正常範囲だ。
そして日本人は特に正常範囲内の眼圧でも緑内障が多いことも…
結局、6カ月先の受診時の検査に視野検査が追加された。
医者が6カ月先でいいというなら、それでいいのだろう。
診察室を去り際に院長が言った…
「もし何かあったらすぐ来て下さい」
これが…これがいちばん困るひとことなのだ。
もし血圧が200を超えたらすぐ来て下さい
もし酸素濃度が90を切ったらすぐ来て下さい
これらは客観的に計測できる基準だ。
見え方とはあくまで主観的なもので測りようがない。
なんかおかしい…いや確かに変だ! 気のせいか!? 考えすぎか!? いや空振りでもいいから行くべきか!?
そう思って病院に駆け込んだことが何度もあった。
受診もいろいあって決心するまでハードルは高い。予約無しなら一日仕事だ。
やっとの思いで病院のドアを叩いたが神経質になりすぎていて、思い過しだったことが多々あった。
そしてそうでなかったことも…あった。
病院での詳しい検査項目のことに戻るが、
カルテに載り、システム内のデータとして保存されてはいるものの、たぶんじっくりと見てくれる人はいない。
医者がそれらを呼び出してじっくりと見るのは、かなり症状がヤバくなってしまった時だ。
とついつい思ってしまう。実際には名医はチラ見でも分かるのかもしれないが。
*今回は特に予断と偏見と勘違いによるかもしれない個人的見解です…