「点滴はもうしないと聞きましたが…」

 書類に判を取りに来たケアマネ。
 小島医院と話したとき、先生もそういう認識になっているとのこと。

 違う。

 もう口から食べ物も飲み物も拒否して、入らなくなったら…

 点滴のみで延命はしないということだ。
 一時的な脱水や体調不調が点滴で回復するなら、する。

 本日は午後から定期訪問診療の日。その時、先生にもう一度話しておくとケアマネに説明。

 血圧は相変わらず100を切り、降圧の薬は控えた。
 昨日はデイでの飲食はゼロ…。
 家に帰って必死で飲ませたりするが結局一日で450mlも入ったかどうか。

 今朝も口から飲みはするが遅々としてすすまず、午前で200mlも入っていない。

 朝は、なんとか見つかった訪問看護の事業所との契約。
 午後から先生が来る。

 お尻の褥瘡…黒っぽいなんとも嫌な色。
 組織が壊死しているからと小島医師。明らかに深くなっている。

 「治り…ますか?」と私。

 「気長にやる(治療)しかないな…」と医師。

 これは…もう治らないということかな。

 血圧を測る。
 結果を聞くと上が90台、下が36と。

 36!!

 危険なレベルじゃないのか…と思うが、医師特に何も言わない。
 まあ血圧なんて測るごとに違うし…

 昨日と今日の水分摂取状況を話し、点滴をしてもらう。
 前回は針がうまく入らず中止したが今回は入った。

 500CCが1時間あまりで終わる。
 診察のためリフトでベッドに上げたが、今日はもうこのままにしておこう。

 少しでも元気になってくれればいいが。

 今日が「寝た切りデビュー」になるのかな…