台風一過の晴天になった一昨日の夕刻 富士山が本当に美しかったです! 熱海テラスは台風の影響でかなり木々が倒れていたり
ドアの一部が破損していたので修復作業と掃除をしました
最近はコンサルティング講演執筆翻訳と人生で一番忙しいくらいなのですが肉体労働をすると
達成感があるなと実感しました (笑)
おかげ様で弊社も設立11年目に入りました!
これもひとえに皆様のおかげだと感謝しております
今年度からは海外展開を中心に考えて参ります
益々のご支援のほどお願い申し上げます!
で
寄らば大樹 と言う言葉があります
最近この傾向が強まっている気がしています
ネットワーク理論的には 優先的選択 というものがあります
バラバシとアルバートの優先的選択モデルとは
新しい人(ノード)が既存の人(ノード)の.うち次数(繋がっている数)の高いものに結びつきやすいというルールで成長するネットワークのモデルのことです
つまりSNSとかでも すでにフォロワーがたくさんいる人の
方がほとんどフォロワーのいない人よりも新しく繋がりやすい
ということですが実感としてありますね
これによって ほっておくとネットワークは 大きいものは益々大きくなっていく ということです
スケールフリーネットワークなわけです
(尺度から自由という意味 つまり正規分布のようにならない)
中根千恵氏は場と資格について、「場」は、「会社名」や「所属している組織」、「資格」は、その人の「役職」や「役割」の事を表しており、
日本人が大事にしているのは、「場」でだと指摘しています
日本では、「大企業」に勤めていれば、それだけでステータスとなり信頼を得られるのは事実だと思います
残念ながらベンチャーの社長とかいっても世間ではあまり尊敬されていないと思います(小生は尊敬していますよ!)
逆に欧米では「資格」を重視しています
何ができるか?が常に評価の基準だからでしょう
最近の特に若い人は デフレであることや非正規雇用が4割になってしまったこともあり また人口減少の影響もあるのか
大企業志向のような気がしますね
たしかに小生も興銀という大企業に就職しましたから理解できます
ただ以前にも書きましたがネットワーク理論的には
どんどん内向きの社会になっていってしまう危険があります
まさに村の考え方ですね
外部には排他的になっていきます
逆に内部ではひとつの考え方で固定されていきます
そして 反対する人は 村八分になります
日本の大企業の不祥事の頻発の大きな要因でしょう
多様な意見や人を寛容に受け入れるリベラルな社会にしか
イノベーションは生まれないのです
日本の抱える弱点ではないかと思います