Yahoo!ニュースに出ました!銀行は将来不要になる?フィンテック前半 | 平野敦士カールオフィシャルブログ「プラットフォーム戦略®経営講座★」Powered by Ameba
本日のYahoo!ニュースに記事が出ました!銀行は将来不要になる?フィンテック前半 です^^
小生は10年前に携帯電話ITと金融クレジットを融合させた世界初の事業を企画実行する機会を得ましたがあれから10年
世界は遥か先に行ってしまったという感じですね 今年のキーワードのひとつ それがフィンテックです
これからは 金融 と IT の両方に精通した人材の育成がとても重要になるでしょう
そして成功しているサービスは 今の人の行動を少しだけ変えることで より便利に簡単に安く なる
そんなサービスです 経験上 人の行動を大きく変えるのは非常に難しいと痛感しています
スタートアップを考えている方 銀行員の方はぜひお読みください! もちろん銀行は将来無くなりませんが
この動きはブームではない デジタルコンバージェンス すなわち デジタル化によって既存のplayerの産業が
一度壊されて新規参入者が新たなマーケットを創り出す(ディスラプションとも最近は言いますね)だと思います
銀行は将来不要になる?お金に関するあらゆることを根底からひっくり返す事態が進行中(Business Journal)
- Yahoo!ニュース http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160108-00010002-bjournal-bus_all #Yahooニュース
2016年は銀行によるITベンチャー企業の買収や出資が大幅に増加するだろう。
なぜ今、お堅い銀行がベンチャー投資なのか。実は今まさに世界で金融ビジネスを根底からひっくり返すようなことが起きているからだ。
●フィンテックとは?
筆者は日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)に約13年間在籍した後、NTTドコモのiモード企画部担当部長として金融とITを融合させた携帯電話を使ったクレジット事業の企画・立案・実行を担当した。あれから約10年、世界の金融サービスは日本のはるか先に進んでしまった。それが今話題のフィンテック(Fintech)だ。
フィンテックとは、Finance(金融)とTechnology(技術)を融合させた造語だが、ここでいう金融はかなり広い概念で使われている。
具体的には、早くて安価で使いやすい為替や送金(個人間送金、海外送金)、決済(店舗やインターネットでの決済、クレジットカード)、個人からの資金調達、人工知能(AI)を使った資産運用、手数料無料のネット証券や個人ごとの行動履歴に連動した保険など、実に多様だ。
さらにスマートフォン(スマホ)の家計簿アプリから企業の請求書発送代行、それらのデータや取引等のビッグデータを基にした企業や個人への融資、さらにはお金という概念を変えてしまうようなビットコインなどの暗号通貨や仮想通貨と呼ばれるもの。そしてそれら通貨の技術的基盤方式であるブロックチェーンの他分野への応用サービス(ビットコイン2.0)まで、まさにあらゆるお金に関する事業が革命的に変化しつつある。
つまり、ITを使うことで誰でも安価に簡単に利用できる金融サービスが、世界では次々に登場してきているのだ。スマホやSNSなどのソーシャルメディアがそうした新しいサービス普及の大きな要因といえる。このままでは世界の金融から取り残されてしまうという危機感から、日本の大手銀行もようやく重い腰をあげてフィンテックに対して積極的に取り組むようになってきた。
筆者も金融とITの両方を経験したなかで、物流がない点などで金融とITとは非常に相性が良いとの実感がある一方で、金融は銀行法、プリペイドカード法、資金決済法、貸金業法、出資法など数多くの複雑な法規制が多数ある業界であるため、新しいビジネスモデルを検討する前に諦めてしまったアイデアが数多くあったのも事実だ。今それらの規制が日本でも大きく変わろうとしている。
米国でのフィンテック企業へのベンチャー投資額も急増しており、今最もホットな業界であることに間違いない。米国ではこの14年以降、Square(スクエア)やLending Club(レンディングクラブ)などが上場を果たし50社以上が買収されたといわれる。世界ではすでに1000社以上が登場しているとされるが、日本ではまだビジネスチャンスがあるのではないだろうか。
例えば、 続きはこちらで!⇒
http://biz-journal.jp/2016/01/post_13201.html
(アメブロの文字数制限で全文記載できませんでした、、)
●成功サービスの特徴
以上のように、ありとあらゆるお金に関するビジネスは激変しつつあるが、成功しているフィンテック企業の特徴のひとつは、「簡単・便利・早い」サービスを実現していることと、人々の行動を大きく変えない点だと考えている。
例えば、エムペサによる携帯電話メールでの送金サービスは、ケニアにおける送金の5~7割のシェアといわれるほど普及している。それは従来の送金の仕組みを担っていたプレーヤーと競合するのではなく、アライアンス(提携)をすることでより安価に簡単にしたからだ。
米国で上場したスクエアのスマホをPOSレジ化するサービスが普及したのも、顧客側の行動は自身のクレジットカードを店舗で提示するという行動は従来のままだったことは大きい。
筆者は経験上、人々の行動パターンを変えることは非常に難しいと感じている。今まで行ってきた行動パターンを少しだけ便利にする、安価にする、簡単にする、そんなサービスを見つけだすことができれば、あなたもフィンテックを起業できるかもしれない。次回はビットコインについて説明しよう。
(文=平野敦士カール/ビジネス・ブレークスルー大学教授、ネットストラテジー代表取締役社長)
それでは頑張らないでがんばりましょう!
平野拝
- カール教授のビジネス集中講義 ビジネスモデル構築/朝日新聞出版
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51eVKpETyCL._SL160_.jpg)
- ¥1,620
- Amazon.co.jp
![](https://ln.ameba.jp/v2/ra/zBymKrvv?qat=view&qv=1-66-0&qpi=article_blog-entry&qr=&entry_id=%2212115109377%22&blogger_ameba_id=%22mobilewallet%22)
![](//sy.ameblo.jp/sync/?org=sy.ameblo.jp&initial=1)