Lineの戦略はプラットフォーム戦略(R)じゃない？！
最近ようやくプラットフォームというテーマが注目されてきており書籍もかなり
出てきたのですが 一方で大いなる誤解もあるようです
例えば
IT企業だけが可能
IOT クラウド化によりすべての企業が巻き込まれていく
大企業でないと難しい
成功企業の多くはベンチャーから
多角化と同一視
いかに第三者（サードパーティ）に主体的に補完製品を作ってもらえるようにするか？が重要
新規事業のひとつ
成功させるには全社的なリソースの投入と時間が必要
たとえばLineのプラットフォーム戦略は一見プラットフォーム戦略なのですが（そして
一部プラットフォーム戦略ではあります スタンプなど）
実は違います
最もプラットフォーム戦略の重要な点は いかに第三者に積極的に補完財を作ってもらえるように
するか？
なのです
これによって自動増殖機能が働き ネットワークの外部性 が働くことになります
つまり アライアンス先によって予想もしなかったような新しいサービスが生まれて来ること
それこそが プラットフォーム戦略の神髄です
エイベックスさんと一部Lineミュージックで提携したとの報道がありましたが正しい
判断だと思います
今のLineは多角化をしているだけに思えてなりません
さらに 人的ネットワークのプラットフォーム たとえば Facebook Linkedin
の場合には コマースなどはなかなか厳しい 拙著にも書きましたが
友達同士の輪に セールスマンがいたら 嫌ですよね？！
私は むしろ ソーシャルと相性がいいのは シェア型 あるいは 貸し借りビジネスだと
思います
Uber AirBnB などが有名ですが 友達ならば 貸し借りしますよね？
あなたの家のあらゆるものや行動が 貸し借りの対象になるでしょう
規制緩和が少ない日本では厳しいので海外でやるほうがいいかもしれませんね
一方で 参加者からの訴訟も増えているので このあたりが悩ましいところですね
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