ビル・ゲイツはいかに下請けからプラットフォーマーになれたのか? | 平野敦士カールオフィシャルブログ「プラットフォーム戦略®経営講座★」Powered by Ameba

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(株)ネットストラテジー代表取締役アマゾン1位 プラットフォーム戦略他著書多数元興銀マンゆかし会員 




旧古河庭園にはじめて行きました^^コンドルの建築はどれも美しいですね(^^♪

本日のKEYWORD は 下請けから プラットフォーマーへ です

マイクロソフトのビル・ゲイツ氏はスティーブ・ジョブスとは対照的に

プラットフォーム戦略(R)についていち早く気が付いていた戦略的な経営者だと思います

拙著プラットフォーム戦略(R)2013にも書きましたが 元々は当時のコンピューターの巨人IBM

からPC用ソフトの開発の依頼を受けました しかし一度ゲイツは断り他社を紹介します 驚)

しかしその会社も断ったのでIBMは再びゲイツ氏に依頼します そこで 当時OSは作っていなかった

のでOSを作っていた会社のソフトを購入します 驚) そしてそれを改良して DOS Dirty OS

つまり汚いOS として IBMに納品することになります

つまり下請けソフト会社だったのです、、がしかし、、、さすがビル・ゲイツ氏は

ここでプラットフォーム戦略(R)思考で次の10年を見通します

当時はメインフレームコンピューターという企業向けの高額なコンピューターが全盛時代

でしたが次第に個人向けのパーソナル・コンピューター すなわち PC パソコンが徐々に

出始めてきた時期でした 1980年前後です


ゲイツ氏は この先10年から20年後はきっと「個人がPCを持つ時代が来るだろう」と

予測しました

そこで IBMとの契約条件を考えます みなさんが下請けだったらどれを選択しますか?


1  高額でIBMにソフトを買ったもらう

2  ソフトがインストールされるごとの台数に応じてライセンスフィーとしてもらう

3  少額のコスト分だけをもらう ライセンスフィーもなし

考えてみてください! 

答えは




















なんと3 でした! そうIBMにはライセンスフリーで提供したのです

なぜだ!!! と思いますね 下請けでメーカー発想であれば 1 あるいは

リスクはあるが将来爆発的に売れるかもしれないならば 2 が普通の経営者の選択でしょう

しかし ビルゲイツ氏は プラットフォーム戦略(R)思考だったのです


3 を提示したらIBMは大喜びになりますね  当時IBMは4社にOSの開発を依頼していました

そうIBMは4社を競争させようとしていたのです

ただひとつ ゲイツ氏はIBMに条件を付けました

それは そのOSを自社で他社へも提供して良い という条項です

IBMは もちろん対抗策として 独自のチップを作りそのチップがないとOSが動かないように

対策は打ちましたので こんな破格の条件ならばOK! ということで認めました

そこが運命の分かれ目でした、、、

すぐにゲイツ氏は IBMのPCモドキをつくる コンパック DEC などに話を持ち込みます

そして 完成品から元のIBMと同じコピーしたPCを作ることに彼らは成功します

これをリバースエンジニアリングと呼びます

こうして コンパックなどの安価なPCが市場を席巻していきます

IBMのシェアはどんどん下がっていきやがてレノボに売却したのは御存知のとおりです

気が付くと PCのOSの90%は マイクロソフトのOSになっていました

なぜそこまで他社も利用したのか?

そこにもゲイツ氏のしたたかな契約交渉の秘密がありました

あなたならどの契約をPCメーカーに提示しますか?考えてみてください!

1 搭載されたPCの台数ごとのライセンスフィー

2 すべての出荷PCの台数ごとのライセンスフィー

3 固定のフィー1回のみ

最近MBAでも もっと 憲法や民法などの基本的な思想や基礎知識を教えるべきだと

強く思うようになっています  小生は 20代のころに司法試験用のカセット50万円分を

聞いて勉強しましたが その後や銀行で一番役に立ったのは民法商法をそれで勉強したことでした

ますますアライアンスや契約が大切になってくる時代に ぜひ法律を勉強してみてください!

ps 政治家の方も!^^










 






















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