破壊的イノベーションと持続的イノベーション | 平野敦士カールオフィシャルブログ「プラットフォーム戦略®経営講座★」Powered by Ameba

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(株)ネットストラテジー代表取締役アマゾン1位 プラットフォーム戦略他著書多数元興銀マンゆかし会員 




5月5日こどもの日ですね!いつまでも平和な日本でありますように(^^♪
戦争は今でも世界のどこかで起きています

本日のKEYWORDは御存知破壊的イノベーションと持続的イノベーション

拙著 経営戦略 と ビジネスモデル からご紹介しましょう!

大企業では新規事業がうまくいかない理由を先日書きました しかし一方で
全ての企業はイノベーションを興す必要があります

元GEのカリスマ経営者であるジャック・ウェルチ氏は、「わが社が今日どの位置にいるかは何の慰めにもならない。今成功している企業を含めて、競合他社よりも速く前進していなければその企業は既に死んでいるのであり、まだ呼吸が止まっていないだけだ 全ての企業は常にイノベーションを生み出さなければ明日はない」と述べています。

新規事業は非常にリスクが高いとご説明しましたが、すべての企業は常に新規事業を生み出す「仕組み」を作らなければ未来はないのです。自社でできなければ ベンチャーを買収するなど外部とのアライアンスが重要になります 製薬会社などは自社での開発から他社を買収あるいは
オープンイノベーションに移行している例も多くあります

ハーバード・ビジネス・スクール教授のクレイトン・クリステンセン(Clayton M. Christensen)の提唱する「イノベーションのジレンマ」(Innovator's Dilemma)に陥る可能性はどこの企業にもあるでしょう。

イノベーションのジレンマとは、優良企業は目の前の顧客のニーズに答えようと、現在の自社の製品の改良を進める持続的イノベーションに集中してしまいます。

一方でベンチャーなどの他のプレーヤーが破壊的イノベーションを持つ商品を市場に投入し、初めは市場規模も小さく利益額利益率ともに小さく、また性能なども劣るためにその存在を軽視してしまいます。

しかし次第に破壊的イノベーションの技術や商品が進化していくことでいつの間にか優良企業の従来製品の価値は毀損されていき、最後には新興企業の破壊的イノベーションの前に力を失ってしまうというジレンマを意味しています。



 それでは良い休日を(^^♪
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