戦略的思考を学ぶための鉄板書 | 平野敦士カールオフィシャルブログ「プラットフォーム戦略®経営講座★」Powered by Ameba

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(株)ネットストラテジー代表取締役アマゾン1位 プラットフォーム戦略他著書多数元興銀マンゆかし会員 


戦略的思考とは何か?について以前ご紹介しましたがおすすめの書籍をご紹介しましょうまずよく戦略的に物事を考えろ!と言われますね これはどういう意味なのでしょうか?
経営コンサルタントは、通常 問題解決をするためにまず仮説を構築します
いきなりデータを集めてはいけません! 

なぜなら時間は限られていますし世の中の情報は膨大だからです 半年も情報を集めていたらそれだけで情報自体が古くなってしまいますし さらにいくら集めてもキリがありませんしそもそも必要ではない情報もたくさんあるからです



ですからまずはアタリをつけて問題の所在を明らかにして(これは特に重要です 問題設定が間違っている場合がとても多いからです) そのうえで仮説 おそらくこれが問題ではないか?というアタリをつけます

それからその仮説を裏付けられるような情報を集めていくのです
もちろん 間違った仮説の場合もあります  そうであるとわかったらすぐに別の仮説を立てるのです そうしたほうが あらゆるデータを集めてみてからやっぱりあのデータが欲しかったということで再度データ集めをするようなはめになってしまうのは最悪です 実際若いころはそうした失敗をしたこともありました

データを集めてきてどうするか?まさにここで戦略的思考が重要になります

情報の収集と分析は 何のためにやっているのか? ということが大切です
情報には 統計データのような事実 定量分析 とインタビューや フレームワーク(みなさんが大好きな3c とか 4Pとか)で整理する 定性分析 に分かれます MECEやロジックツリーなどもあくまでも情報を整理して分析するためのものです

しつこいですが あくまでも フレームワークは問題解決をするためのツールのひとつであって それだけ理解しても意味はあまりありません いや寧ろ固定した見方 もっと言えばみんなが同じ視点でしか物事を考えれなくなる危険すらあります しかし数学の公式と同じでうまく利用すれば非常に有益なものでもあります どういう場面でどのようにして
利用するのか?については誤解も多いといつも感じています

では戦略的思考とはどのようなものでしょうか?

私は「収集した情報を、経営の課題解決に有益な実行に繋がる思考」と考えています。
会社の置かれている状況は会社ごとに異なります。情報はあくまでも情報であってあなたの会社にとってどのような意味を持つかは異なるのです。そして経営戦略の策定と実行に役立つものでなければ、その情報の価値はほとんどないと言えるでしょう。

すなわち戦略的思考に基づく、情報の戦略的分析とは集めてきた情報が戦略を策定する人にとって価値があり、具体的な実行や行動に結びつくことを示すことなのです。

よく取り上げられる例ですが今日は天気になる という事実は どのような行動に結びつきますか?

実は 戦略の目的によって全く異なる行動を示唆することになります
たとえばあなたが海に行きたいと思っているならば 海へ行こう という行動になります
一方で 白い肌でいたいと思う方にとっては 日傘をさす あるいは 日焼け止めを塗る
という行動を示唆するでしょう

同じ事実や情報でも企業の置かれている環境によって情報の持つ意味は全く異なるものとなることは容易に理解できると思います
このように戦略的思考に基づく分析とは、データや事実が戦略策定者にとって価値のある示唆を与え行動に結びつくものなのです


そうした戦略的思考を学ぶのにおすすめの書籍は以下のとおりです ぜひ読んでみてください それではがんばらないで頑張りましょう!



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