もう半年ちょい前の話になるけど、ズバリ、UP写真の物を入手した。

 

これ、5~6年前にネットで見かけて1度オーダーしたけど、コロナ関連の事情で船便の状況がイマイチで仕入れの日程が見通せないとかで頓挫。その後も時々目にすることは有ったけど、何となく気分が乗らずにスルー。

 

で、今回はヤフオクで見つけ、記憶ベースだが即決価格が当時の売値よりも安い&送料無料で出品されていたので、即決落札した。

 

そんな経緯だったので、これが何処の何物なのかが全く分かっていないためネットで調べてみる。

 

結果、とりあえず社名?ブランド名?が “LINBE”、でも読み方が分からんな~。そして型番が“QU-2020A”であることまでは分かったけど、何処の国で製造されたものなのかは分からなかった。たぶん英語圏のどこかだとは思うけど。

 

情報収集はこれぐらいにしておき、早速現物を確認。とりあえず鋼尺でザックリ長さを測定(単位:mm)した結果、本体が□25×H20、レバーの突き出し長さが23、同外幅が12であった。

 

それと下面にt4.5×□24のマグネットが貼り付けてあった。これ、当初は「もしかして、ねじ止め?」とも思ったけど、本記事を作成しながら試しに水平方向にねじってみたらポロッと取れてしまい、実際は接着剤1滴で着けてあるだけだった。詳細は後述するけど、正直これはラッキーだった。

 

話の流れを元に戻すが、購入前に詳細な情報が得られなかったので「とにかく小ささだけに特化した動機と割り切ろう。」ということにしたけど、レバーの横に明いている穴を覗くと、奥に六角穴付き止めねじが仕掛けられていのを見つけ「もしかしてストローク調整ができる?」と。

 

まぁレンチが付属していたから実際そうなんだろうけど、この程度のものにストローク調整までは期待していなかったので、少し見直した(笑)。

 

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で、これをどう使っていくかだけど、FT-891Mにつなげたいと思う。現状のFT-891Mは電話専用になっているので、電信にもプチ対応させようかと。

 

例えば、FT-891Mのセパレートパネルの周辺に、お得意?の丁番などを介して貼り付けて、プチCW運用につながれば面白いかな~って。その時にセパレートパネルの傍に強力なマグネットが近いと誤動作への不安があったので、ポロッと取れてくれて助かった。

 

でも、ステレオコードのプラグの取り回しなど、幾つかのハードルを想定している。まぁ急ぎネタではないので、そこら辺は順に潰していきながら、のんびり立ち上がればと思う。

 

 

11/1(土)に成り行き?で入手したHF6CL@50MHzバーチカル系アンテナだが、3連休明け以降は晴れが続いているので、「とりあえず生きているのか?」を確認したくて、通勤途中に道草して見極めた。

 

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■測定条件など

 ・モービル:シエンタ

 ・測定方法:過去記事@RVK的なアンテナ測定方法_240612に記載した、

      “簡易チェック”による。

 ・その他 :入手時の状態に先端側エレメントを装着。

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簡易チェックということで、普段のモービルに当該アンテナを積み込み、測定場所へ移動すれば、あとは作業のみだ。

 

と言うことで、全アンテナを取り外した後にHF6CLを組み立てる。とりあえず、もしも対照実験になった時のことを考えて、先端側エレメントは目いっぱい挿入して組み立てて、長さの再現性を確保して測定する。

 

リグは、当初FT-891Mで行っていたけど、SWRメーターの分解能が予想以上に低かった(1.5以下付近までが3段階でしか表示されない)ので、FTDX10Sに変更。うん、多少の粗さは正直あるけど、FT-891Mより遥かにマシだな。

 

チェック(測定)開始早々、下側SWR≦1.5の周波数がバンド外にあることが分かり、帯域(SWR≦1.5範囲)を得ることは叶わず。なので、表示SWR値≧1.0となる点で上側と下側で見ることにする。

 

結果は、f0≒50.362MHz、ボトムSWR≒1.00、Zは不明、SWR≦1.00範囲=50.084~50.640(50.362MHz±278kHz)であったため、生きているアンテナであることが確認できた

 

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入手記事でも書いているが、本アンテナの本気測定による調整は、優先順位が低いため、しばらく先になる見通しだ。とりあえず、今回の簡易チェックで生きていることは分かったので、来春以降のどこかで立ち上げたいと思う。

 

11/1(土)は、同軸切替器@DAIWA_CS-401等を購入するためにハムショップ訪問させてもらったが、偶然にもジャンク市が開催される日&入札〆切30分ほど前というタイミングだったらしい。

 

その辺のことを同業者@他のお客さんに教えていただき、当該商品の中に第一電波のHF6CL@50MHz用2m超バーチカル系を見つけたため、運試しをしてみる程度のノリで入札した。

 

結果は私が落札者となったが、その際の発表情報は落札価格と落札者のみだったので、何人で競ったのかまでは分からない。なお、落札価格は今後のお店の経営に影響する情報だと思うので、非公開とする。

 

で、帰宅後に現物を確認。袋そのものに傷みは無かったけど、商品ラベルにシワ?折れ?や剥がれた所が幾つかあった。そして中身は、目立った傷、汚れ、腐食は無く、状態は非常に良さそうだ。

 

更に中身の収まり方だが、バラしてある先端側エレメントが根元先端のカバーが付いていて、スパイラルチューブで根元側エレメントに束ねてあり、通常の新品商品に限りなく近く見える状態だった。

 

これらを踏まえると、おそらくラベルが著しく傷んでしまったために通常の販売を断念し、特売品と言うかジャンク品として仕切り直したものと思われる。まぁ私の憶測レベルに過ぎんけどね。

 

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と言うことで、予期せぬ掘り出し物を超オトクな価格で入手できた。現時点では優先順位が低いので、本気測定&調整はしばらく先になるけど、簡易チェックだけはWXを見て近々やりたいと思う。