先週前半に、第26次QSLカードのオーダーを行ったところだが、第25次QSLカードが手付かず(1枚も使用していない)であることに触れた。

 

第25次QSLカードの用紙は、アイカラーさんの“ミラーコート180kg”であるが、これだと発送時に利用するレターパックライトに何枚入れることが出来るのか分からないため、調べて結論を出すことにした。

 

どこかの記事で書いたが、レターパックライトに梱包する時は、厚さ13.5mm分のQSLカードを長形3号リユース封筒に詰め込んだ束を8つ準備して、田型2段状態に並べて強力テープで止めて一体化したものを入れている。

 

ちなみに、厚さ13.5mmとは、梱包に要する封筒類(レターパックライト、リユース封筒、強力テープ)を含めて、郵便局窓口で備えているゲージを確実にクリアさせるために、経験値などから導いたものだ。

 

 

で、早速、ミラーコート180kg用紙の厚さをマイクロメーターで測定。結果は0.235mmで、この紙で13.5mm分にするには、13.5÷0.235=57.447[枚]となるため、1束57枚とした。

 

この結果は、ミラーコート220kg@第24次と比べて約27%UP、参考だが、オノウエさんのタイプSP@第9次~第23次と比べても14%UPとなる。ちょっとした紙厚の差でも、累積でこれだけの差が出ることに、改めて関心してしまう。

 

と言うことで、1通あたり456枚入りのレターパックライトで、品名欄に“カード(はがきサイズ)456枚”と書いたものを、2通QSLビューロー向けに発送した。

 

内容量は、結果的にキリの良い数字にならなくて覚えにくいけど、今後は必要に応じて、本記事で確認できるようになればと思う。

 

今春から、DIAMONDHF○○CLシリーズの根元側エレメントを短くすることを含めて、L≦2mギリギリに調整した“爽快Ver.と名付けたアンテナを使って、通勤時の走行モービルなどを楽しんでいる。

 

この調整の際、根元側エレメントは可能な限り長くなるように調整する方が、少しでも電流腹を確保する方向に持っていける。しかし、その長さは測定と加工を繰り返すカット&トライ的な展開となり、それなりの手間&時間がかかってしまう

 

そこで、「あらかじめ分かりやすい長さのエレメントが複数種類あれば、かなりのテイクを加工レスで済ませることが出来るんじゃないか?」と考え、UP写真のようなお試しエレメントを製作した。

 

これ、元々はL=344、300、250[mm]などを持っていたけど、例えば250mmのは7MHzCW爽快Ver.用に充てるため欠品させたりと、丸棒の歩留を優先=切り出し前材料を含め、なるべく長いものを手元に残すスタンスで決めていた。

 

しかし、それだとどうしても組立&分解、測定、加工(調整)回数が増える傾向になるため、おのずと作業時間も長くなるというデメリットがある。そこで、これらの改善をねらってみた。

 

具体的には、ホームセンターで購入したSUS丸棒を高速カッターで各長さプラス仕上げしろに切断してから、両頭グラインダーでバリ取りと全長決めを行い、ゴム砥石で粗い面の手触りを整えた。

 

上記の工程で、L=320、280~140[mm]の計9種類を製作し、最後にステルス処理(布絶縁テープを貼り付け)を施し、テプラで長さを明示。前述の300mmと合わせて、10種類のお試しエレメントとした。

 

なお、344mmは長さを詰める効果が低いため、使用頻度が限りなく低い(ほぼゼロ?)と判断し、今回の作業をきっかけにラインナップから外した。まぁ、万が一必要になった場合に改めて仕立てようと思う。

 

と言うことで、これで最適長さが含まれる20mmの範囲を、組立と測定のみで絞り込める状況を得た。それはつまり、加工(調整)が最終段階のみでOKということになるため、ある程度の歩留確保を叶えつつ、かなり作業効率が上がるものと期待してしまう。

 

差し当たって、今冬から立ち上げたいと思っているHF80CL@3.5MHzの爽快Ver.から使ってみたいと思うが、今年はクマ騒ぎがあるため、冬眠時季に完全突入してからタイミングを見たいと思う。

 

電話運用に引き続き、電信運用のまとめ2025年11月Ver.であります。

 

 

■駐車モービル運用環境の概要や条件

 ・リグ1  :FT-818@5W(L3モード)

 ・リグ2  :FTDX10S@10W(50MHzを含む)

 ・アンテナ1:DIAMOND_HF40CL魔改造Ver.(L=2.75m)@7MHz

 ・アンテナ2:DIAMOND_HF40CL爽快Ver.(L=1.99m)@7MHz

 ・アンテナ3:DIAMOND_HF30FX(L=1.45m)@10MHz

 ・アンテナ4:DIAMOND_HF20CL爽快Ver.(L=1.99m)@14MHz

   →各アンテナの地上高は約1.8m、アースはDIAMOND_MAT50×2枚

 ・電源1  :PDモバイルバッテリー@CQオーム_OHM-PD65W

 ・電源2  :PDモバイルバッテリー@CQオーム_ OHM-PD-MONSTER-1

 ・電源3  :Li-ionバッテリー@NCD_BL-50TX

 ・電源4  :ディープサイクルバッテリー@ACDelco_MH31F

 ・モード  :CW

 ・その他  :基本的に空振りが続けば、バンドチェンジor休憩モードに。

 

 

■11/8(土)6:57~9:18 2808砺波市

  運用場所:道の駅 砺波 駐車場(南側)


 

お昼から雑用があったため、1時間程度で行ける所&帰れる所の中から運用場所を選んだ。CONDXは大当たりまでではなかったと思うけど、7MHz、10MHzとも20QSO@JARLログ帳1ページを超えたし、14MHzもボウズ回避がに出来たので、OKとしたい。

 

 

■11/8(土)15:44~17:16 2810南砺市

  運用場所:道の駅 福光 駐車場(北西側)


 

 

お昼からの雑用が見込みより早く片付いたため、朝と同じく1時間くらいで行ける&帰れる場所を、道中で考えながらクルマを転がした。その際、「前回の2810は、10MHzがボロボロだったよな…。」と思い出し、リベンジを決めた。

 

CONDXは、10MHzに対するリベンジの思いに応えてくれたと思えるが、時間帯を踏まえると7MHzが少々物足りない感じになった。一方、14MHzの2エリアは想定外で、夕方近くに近距離が開いていることを、久々に実感した。

 

 

■11/15(土)6:40~9:05 3005珠洲市

  運用場所:見附公園 駐車場【UP写真】


 

YouTubeチャンネル“富山の遊び場!TV”の動画の中で、某能登支援者から「観光に来てもいいフェーズになった。」と聞いた旨の紹介があったため、私も行ってみることにした。

 

その際、この公園の元となった見附島の傍にある見附公園に立ち寄っている場面があり、それをきっかけに運用プランAの候補地に選んだ。

 

CONDXはバンバンで、先月の30003/G以来となる7MHzで50QSOを達成。併せて10MHzもJARLログ帳1ページ超となった。その後はCALLが途切れたことと、更にロケハンを兼ねて現地を散策したかったため、運用終了とした。

 

 

■11/16(日)6:32~9:36 30009/C鳳珠郡能登町

  運用場所:藤波運動公園 駐車場


 

事前のオンラインロケハンと、前日@3005の帰り道にリアルロケハンした結果、前回の30009/C@宇出津港いさやか広場より開放的な所だったのと、今冬の雪が降る前に1度運用したい欲求が強くなり、やってみた。

 

前回の印象は、7MHzが大半というものだったので、「今回は10MHzがメインになれば。」と思い、結果も若干そういう傾向になった。

 

それとは別に、ここはVHF帯以上でも楽しめそうだ。と言うのも、MyQTHによると標高が20mを超えていて、海岸から100mと離れていない見晴らしがGDな所だ。たぶん0802周辺などとのQSOが可能だと思うので、手軽に狙ってみるのもアリかもしれない。

 

 

■11/24(月)14:55~15:46 30004/A河北郡内灘町

  運用場所:蓮湖渚公園 駐車場


 

某雑用で3001へ行き、その帰りに寄ってみた。前回は地震復興関連のニーズに充てていたようで日曜のみ使用可能だったが、この日は駐車場を仕切って住み分けになっていた。

 

CONDXはそこそこだったけど、私の左手がNGで手崩れが頻繁に発生。イコール都度打ち直しとなるため落ち着いた運用に出来ず、現地入り1時間ほどで強制終了とした。

 

 

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今月はCONDXに恵まれた方で、5回の移動中4回で50QSO以上が叶い、電話運用の記事でも触れたとおり、ようやく夏枯れを意識しなくてもよくなったと実感。一方、その4回中3回は、夜中や夜明け前に自宅発というヘビーなプランによるものだった。

 

仮に12月もそのノリで行くと、路面凍結の中で現地に向かう日もあるかもしれない。う~ん、ここらへんで日中の運用にウェイトをずらすことも含めて、プラン立てしたいと思う。