以前、相手側的にQSO未成立だったものに対して、当方が発行したQSLカードがBURO経由で返却された件について投稿した。
この時は、百歩譲って私の非を認める余地はあることと併せて、送料をケチってビューローを目的外使用するな!的な指摘をさせていただいた。で、今回(5月 or 7月受領分)のはズバリ見出し写真が現物だけど、これはこれで中々強烈な印象だ。
まず、“NIL”だ。これはCW略符号の1つで、送信するものが無いという意味だが、ぶっちゃけ「返却のためにこれを書くかね?」だ。
だって、BUROの仕分け担当の全員がNILの意味を知っているとは到底思えんから、転送枠欄に“NIL”の上貼りと来られても、「は?」となるのは必至かと。
それを言ってしまえばSRIもだけど、これは転送枠外に書かれているからNILよりはスルーする余地がある。と言うことで、まず相手側には「そのCW中毒、治療・し・ま・せ・ん・か?」を贈らせていただく。
で、それよりも重要なことは、前事案と同様「QSLビューローを目的外利用するな!」ということだ。
なぜなら、QSLビューローは転送先のコールサイン使用者にQSLカードを発送することが担当業務であって、受取人が不要としたQSLカードの返却に対応する必要は無いからだ。
実際問題、今回の返却対応がQSLビューローの善意によって行われたことに疑う余地は無く、相手側が自分勝手に私利私欲(手抜きを兼ねたコストカット)?を満たす手段として選んだプランであることは明白だ。
要するに、この返却プランに基づく行為は、QSLビューローの負担をいたずらに増やしていることになり、昨今のQSLカードの遅延問題に加担していることになる。
もし、何が何でも返却したければ、個別に郵送する等QSLビューロー以外で誰かに委ねるか、私にアポを取って手渡しするかの2択であるべきだろう。
あるいは第3のプランとして、そのまま廃棄(その旨の連絡等は任意)するというのもアリだよね。
まぁ、相手側にとっては身に覚えのないQSLカードだったかもしれんけど、それは、私と相手側の問題であって、QSLビューローには関係ない話だ。なので、その返却にQSLビューローを巻き込む行為は、筋が通らない。
と言うことで、相手側におかれましては、CW中毒を治療することと、自分勝手にQSLビューローを私利私欲的に利用しないことを、切に、切に、切に願う。



