何だかんだで、18MHzの爽快Ver.の調整を終えた時刻が14時頃。その所要作業時間を踏まえると、続けて21MHzの爽快Ver.の調整も同じ展開になって時間がかかってしまわないか不安になる。
でも、17時までには3時間ほどあるし、ここで止めることにも抵抗がある。なので、仕掛かり覚悟で着手した。
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本題に行く前に、“爽快Ver.”に関しては、こちらの記事ので補足説明しているので、必要に応じて参照いただきたい。
それと、デフォルトの下部エレメント寸法情報は添付の取設に記載されていないため、メーカー非公開設計情報と判断し、当BLOGでは記載しないことにした。その情報が必要な方は、各自で現物などを調べていただきたい。
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■測定条件など
・モービル:シエンタ(例えばこんなイメージ)
・測定方法:過去記事@RVK的なアンテナ測定方法_240612に記載の“本気測定”
・その他 :ステルス処理済み(→こんなイメージ、別のモデルだけどね。)、
帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらいf0=21.200MHz付近、
アンテナ全長<2m@爽快Ver.にする。
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このアンテナも、既にデフォルトVer.で調整してあるため、ステルス処理のみを追加し、上部エレメント(以下“上エレ”と表記)の挿入長さを18mm(最低限度)にして1回目の測定。結果は、f0≒20.513MHz、SWR≒1.28、Z≒62Ω、帯域=20.140~20.886MHz(20.513MHz±373kHz)であった。
次に、挿入長さを50mm(目いっぱい)にして2回目の測定。結果は、f0≒20.749MHz、SWR≒1.29、Z≒63Ω、帯域=20.380~21.118MHz(20.749MHz±369kHz)で、アンテナ全長は2148mmになり、単位長さあたりのf0変化量≒7.38kHz/mmであることを把握した。
ここからは、上エレを一旦置いておき、下部エレメント(以下“下エレ”と表記)を模索していく。とりあえず、全長2mを超過している長さ分を半分程度ずつ短くしながらやってみることにして、320mm、260mmのお試し下部エレメントを取り付けて測定。
そして、4回目の測定となる260mmでの結果は、f0≒21.192MHz、SWR≒1.28、Z≒62Ω、帯域=20.800~21.584MHz(21.192MHz±392kHz)で、アンテナ全長は2006mmになり、下エレの単位長さあたりのf0変化量≒3.40kHz/mmであることを把握した。
これらの変化量を踏まえて、下エレを250mm(-10mm、お試しエレメントの選択肢ラインナップの追加として製作)、上エレを+3mm伸ばして5回目の測定。
結果は、f0≒21.173MHz、SWR≒1.26、Z≒61Ω、帯域=20.784~21.562MHz(21.173MHz±389kHz)で、アンテナ全長は1999mmになった。
最終エレメント、つまり各部の挿入長さがMAXで、測定しなくても組立の再現性を確保した状態にして、全長1999mmでf0をもう少し高く狙うため、下エレを258mm(+8mm)、上エレを-8mmカットして、6回目の測定。
結果は、f0≒21.207MHz、SWR≒1.28、Z≒61Ω、帯域=20.819~21.595MHz(21.207MHz±388kHz)、アンテナ全長も1999mmと変わらずに行けたので、調整終了とした。
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HF16CL爽快Ver.@18MHzでの経験があったことも手伝って、検討時間(お悩みタイム)は少な目で測定回数も6回で何とかなったため、所要作業時間は2時間程度で済み、16時過ぎには撤収作業をスタート出来た。
これで、計8本の爽快Ver.アンテナを立ち上げた。そして、残るHF10CL@28MHzとHF6CL@50MHzがどう出るか、日を改めてやってみようと思う。
