私が所有している第一電波工業さんの全長2m超クラスのアンテナ“HF○○CL”シリーズも、HF6CLが最後の未確認アンテナ(ただし、簡易チェックを除く。)になった。

 

これから本気測定&調整をやっていく訳だが、直近に28MHzでのイマイチな実績が出来てしまい、ぶっちゃけフィフティーフィフティーだと思っている。それでも期待を込めてやってみる。

 

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本題に行く前に、“爽快Ver.”に関しては、こちらの記事ので補足説明しているので、必要に応じて参照いただきたい。

 

それと、デフォルトの下部エレメント寸法情報は添付の取設に記載されていないため、メーカー非公開設計情報と判断し、当BLOGでは記載しないことにした。その情報が必要な方は、各自で現物などを調べていただきたい。

 

 

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■測定条件など

・モービル:シエンタ(例えばこんなイメージ

・測定方法:過去記事@RVK的なアンテナ測定方法_240612に記載の“本気測定”

・その他 :ステルス処理済み(→こんなイメージ、別のモデルだけどね。)、

      帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらいf0=50.300MHz付近

      アンテナ全長<2m@爽快Ver.にする。

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このアンテナは、四半波長のホイップアンテナではなく、半波長の垂直系アンテナだ。なので、本来はアースが不要なのだが、他のバンドのアンテナを除外する訳にも行かないため、あえてMAT50×2枚によるマグネットアース環境を前提に進めていく。

 

と言うことで、ステルス処理のみを施し、上部エレメント(以下“上エレ”と表記)の挿入長さを17mm(最低限度)にして1回目の測定。結果は、f0≒49.935MHz、SWR≒1.05、Z≒48Ω、帯域=49.540~50.330MHz(49.935MHz±395kHz)であった。

 

次に、挿入長さを目いっぱいの50mmにして2回目の測定。結果は、f0≒50.126MHz、SWR≒1.05、Z≒48Ω、帯域=49.728~50.524MHz(50.126MHz±398kHz)で、全長は2203mmになり、単位長さあたりのf0変化量≒5.79kHz/mmであることを把握した。

 

ここで、上エレを一旦置いておき、下部エレメント(以下“下エレ”と表記)をお試し下部エレメントで200mm詰めてみて3回目の測定。結果は、f0≒52.543MHz、SWR≒1.05、Z≒46Ω、帯域=52.098~52.988MHz(52.543MHz±445kHz)、全長は2003mmであった。

 

この結果は、本来あるべき値から高い方向に大幅に外れているため、長さを短くする余地が全くない。と言うことで、「現環境でHF6CLを爽快Ver.で立ち上げることは不可能。」と判断し断念、作業は打ち切りとした。

 

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以上から、HF6CLも現環境では爽快Ver.は不成立駐車モービル用アンテナが限界という結論になった。

 

このアンテナ、今回の調整で爽快Ver.が立ち上がってくれた場合、JA9コンテストVU部門の日が雨でも現地設営を不要に出来たんだけど、それは叶わなくなった。今は、そこが最も残念な心境だ。

 

そんな感じだけど、このアンテナも何か思いつけば試してみようと思う。