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野菜のちから

こちらのブログでは目黒ガーデンでのワークショップの内容や告知、また「食と健康」について
情報を発信していきます!ブログを通して皆様と一緒に“正しい食”を考えてゆくことができれば幸いです。

解毒がなければ再生は始まらない
~解毒の要は「高野菜食」~


2014年5月27日
氏家京子さんの講演会より抜粋④
(『ダイエタリー・ヒーリング』キャサリン・アレクサンダー著をテキストに)


まず“解毒”とは、長年をかけて溜まった毒や老廃物(全身の機能を滞らせたり、止めたりしているもの)を身体から追い出すことです。
毒が細胞内に溜まると、私達の体の組織や器官は生命力を失っていきます。

まずはこの毒を排出することを目的とした厳しい食事計画を立てて、生命力を取り戻してきたら(つまり解毒できたら)、徐々に食事内容を緩めていくことが順序として良いでしょう。


それでは、どのようにすれば体を解毒へと導くことができるのでしょうか?

それはズバリ「高野菜食」を摂ることです。

野菜・果物にはカリウムが豊富に含まれており、このカリウムが細胞内のナトリウムと交換されると細胞が抱きかかえていた毒や余分な水分などが解放されていきます。


では、どのようにすれば野菜を沢山摂ることができるのでしょうか?

高野菜食」の要は野菜ジュースです!もちろん、サラダなどの野菜も体に良い物ですが、食物繊維があるとお腹が膨れてしまうので一度に大量に食べるが困難です。野菜ジュースであれば一度に大量のものを摂取することができます。
また、食物繊維に邪魔をされずに効率よく体に吸収されていきます。

野菜ジュース

酵素を働かせるためには、カリウムが必要!
~野菜・果物を大量に摂る必要があるのです~


2014年5月27日
氏家京子さんの講演会より抜粋③
(『ダイエタリー・ヒーリング』キャサリン・アレクサンダー著をテキストに)


酵素は体内で栄養価を化学反応させて、新たな物質を作ります。消化から吸収、輸送、排せつに至るまでのあらゆる過程に関与する大切な物質です。


ですから酵素が体に潤沢にあることは重要なことです。
しかし、この酵素、体の中にあるだけでは働かないのです。

一体どういうことかというと、カリウムという栄養価があって初めて酵素は活性化されて働き始めるのです!

カリウムは野菜や果物に沢山含まれている栄養価です。つまり、酵素をきちんと働かせて病気を防ぎ、健康な体でいるためには野菜や果物を沢山摂取することが肝要なのです。

酵素が不足すると細胞内にゴミが蓄積する!?


2014年5月27日
氏家京子さんの講演会より抜粋②
(『ダイエタリー・ヒーリング』キャサリン・アレクサンダー著をテキストに)


酵素は体内に取り入れたビタミンやミネラルなどの栄養素を化学反応させて、新たな物質を作る働きをしているものです。酵素は、栄養素を消化する段階から吸収・輸送・代謝・排泄に至るまでのあらゆる過程に関与します

さて、もしもこの重要な役割を持つ酵素が体内で不足したら・・・どうなるのか?

酵素による化学反応が止まると、代謝にブレーキがかかり、普段は発生しないような中間産物が細胞の中でできて、それが分解されずにそのままになってしまいます。
その中間産物、(この物質は本来体内に必要がないもので、ゴミとも言えます)が処理されずにそのまま細胞に蓄積すると“細胞内アシドーシス”という状態が引き起こされます。
アシドーシス=細胞内が酸性に傾く

よく、「体液や血液が酸性に傾くと病気になりますよ。」というのを耳にすることがあると思いますが、これは細胞でも同じことです。本来、人間の体はアルカリ性なのです。細胞内が酸性に傾くと生命力が落ちて病気にかかりやすい状態になってしまいます。


要約すると・・・
酵素不活性⇒代謝不足⇒細胞内で中間産物ができる⇒細胞が酸性に傾く⇒生命力が落ちる

解毒をすることで助かる病気が沢山ある


2014年5月27日
氏家京子さんの講演会より抜粋①
(『ダイエタリー・ヒーリング』キャサリン・アレクサンダー著をテキストに)


体の細胞内にたまった「」は、私達の命をすこしずつ邪魔するようになります。細胞内の毒が増えすぎると、その細胞でできている組織や器官は生命力を失い、病気の症状が出てきます。

食生活の改善をして体が浄化モードになり、溜まっていたものが減っていくと、(老化進行に関係したものも含めて)病気の症状が時計の針を逆回しにするように消えていきます。解毒により助かる病気は数多くあります。

・関節炎、動脈硬化、心臓病、血栓、脳卒中
・骨粗鬆症
・体力の低下、血糖不安、摂食障害、中毒
・こどもの問題、例えば喘息、皮膚炎、ADHDなど
・免疫反応の低下、たとえば風邪のひきやすさ
・大腸炎、過敏性腸症候群、食物アレルギー
・ホルモンのアンバランス、生理前の緊張、不妊

(※「毒」による症状でない場合には解毒をしても症状が改善されない場合がございます。)

上のリストを見ると、いかに「毒」により健康が脅かされているかがわかります。
現代医学と豊かさにより、私達の寿命が延びたのは事実です。でも、多くの人の健康状態は全般的に低下しています。心臓病、糖尿病、ガンが増加し、喘息、皮膚炎、食物アレルギーは若い世代にも広がっています。

ゲルソン療法と仕事・家事の両立は難しい!?


-健康をつくる食べもの&食べかた-
連続講座始まる


2014年5月より始まった氏家京子さんの連続講座(全6回、1回だけでの受講も可能です♪)
「健康をつくる食べもの&食べかた」

こちらの講座は食事による健康づくりに関心がある方におススメの講座です。
病気ではないが体調が優れない方よりバイタリティーに溢れた生活を送りたい方へ向けた講座です。


今現在、ガンなどの病気にかかっている方には徹底した食事療法が必要です。食事をガラッと変えてしっかりゲルソン療法に取り組めば、1か月ほどで体がかわり始めます。
しかし、ゲルソン療法をすると、生活に下記のような影響があります。

まず働きに出ることができない
家事もできない
子育てもできない・・・。


この連続講座では、通常の営み(仕事、子育てなど)をしながら、自分自身のペースで健康に向かえるようにするための「食」の知識を得ることができます。
個々が“自分サイズ”の食事計画を立てられるようにすることがこの連続講座の目標です。



-健康になり全身にミネラルが行きわたった結果として、心と身体の力強さが戻ってきます。肉体的なバイタリティーだけでなく、迷わない心や創造的な思考が近づいてきます。-
(キャサリン・アレクサンダー『ダイエタリー・ヒーリング』 氏家京子訳 より)