iPhoneに付いている機能の Siri。
一人で AI に向かって話しかけるのはなんとなく気恥ずかしくて
いまだに使ったことがありませんでした。
昭和生まれのおっさんは、鉄腕アトム世代だけれども、いざ未来の
産物に触れた時には「照れ」もあってか戸惑ってしまうのが現実です。
そんな僕ですが、今日思い切って Siri を相棒に近所をドライブをすることにしました。
行き先は前から気になっていた太子温泉。
てことで手持ちのiPhoneを接続。中央の液晶パネルで画面を見ながら、初めての言葉。
「Hey! Siri 太子温泉へ案内して。」
なんかやっぱり恥ずかしいものですが、Siri は照れずにルートを示してくれました。
そこからの道中は
「Hey! Siri IPhoneのライブラリからAKB48お願いします。」
てな具合に段々と慣れてきてリモコンやタッチパネルに触れずに操作できるという
便利さに、今更ながら目覚めたのでありました。
遅すぎるっちゅーねん。
Siri の指示に従って冬晴れの中を快適に走り太子温泉駐車場に到着。
平日の昼前とあってか、駐車場はガラガラに空いております。
ナビがないと迷うこと間違いなしの山奥の道でした。
ちなみの携帯の電波レベルは 4G です。
バイク神社? どこが神社なのか。
鄙(ひな)びた温泉というよりはクセが強そうな雰囲気です。
太子温泉は聖徳太子ゆかりの町名「太子町」が由来しています。
寒さのせいかバイクは3台ほどしかおりません。
ちなみに僕は元ライダーです。
クセの強すぎる駐車場とは相反し、温泉自体は清潔で露天風呂もあり素晴らしかったです。
(太子温泉ホームページより)
お昼ご飯もついでにいただきました。
食べ比べ TKG 卵かけご飯。は五種類の卵から三種類をお好みで選べます。
畳敷きの広々とした休憩室。横になってたら寝てしまいました。
でもやはり、至る所にクセの強さが。
ここでホントに「うたた寝」しました。
うむむむむ。
帰るために再び駐車場へ。
送迎バス? こんなのが送迎で来たらコワイやろ。
温泉のオーナーさんが カワサキ Z(ゼット)の崇拝者であることはよくわかりました。
昭和生まれのライダーなら誰もが憧れた KAWASAKI Z 750 RS
どことなく「和」を感じさせる品格のある独特のデザイン。素晴らしい!!
帰路も再び Siri のナビで帰りましたが、一度ぶどう畑の畦道(あぜみち)みたいな
鬼のように細い道を行かされてしまい、あわや脱輪かと大変な目に遭いました。
進化著しいAIですが、こんなところはまだまだですね。
ではまた。