スイスでの年越し 〜鼓膜に試練〜 | in Switzerland 〜節約と豪遊のあいだ〜

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感動はお金で買えないけど
お金を出し惜しみして感動の機会を逃したくない(葛藤)


Grüessech!



最近めずらしく筆の調子がいいので
これからすぐに来るであろうサボり期のために
書き溜めておこう笑







皆さん年越しはどのように過ごしましたか?




我が家はグダグダ命で一日中家派。


それぞれの実家に電話をしたり

昼にご馳走(もちろん出来合い)出して
グダグダと夕方までつまみ




眠くなったら床にトドのように転がり

子が寝たら年越し蕎麦を茹でて晩酌




当然0時前にはサヨウナラ


ってな感じですかね




今年はスイスで過ごしていたので

飲み物がスイス産のワインやシャンパンだったり

フランス旅行で買っておいたエスカルゴやフォアグラがツマミだったりしましたけどね

(曇りなきドヤ顔)




・・・






12月半ば頃にスイスの人は年越しをどう過ごすのかなーと思っていたら

Pさんから「大聖堂前でカウントダウンイベントやってすごい盛り上がりだよー」と教えてもらい

一瞬興味が出たけどうちはちびっこいるのでまあ無理そう



というか年々そういったパーティー的なイベントに対して
「そういうのはちょっと…」
的なスタンスになってきてて歳を感じる


たぶん子どもいなくても行かなかった笑



夫の職場情報でも
やはり若い人はパーティーに出かけて
ある程度の年齢になると家でゆっくりということだったらしいので
その辺は万国共通なのかもね







さて有言実行でしっかり家で蕎麦食べてたんだけど


20時頃からあちこちで花火の音が鳴り始めて

でも家から見えないから気になって

眠る息子を夫に託して家を飛び出した!




花火ってより爆竹がメインで
あっちこっちで応酬が繰り広げられてる

大聖堂から時々鐘の音も響く



辺りは火薬の匂いがほんのりして

見上げれば星空が綺麗で

人も車もほとんどいなくて

賑やかなのにシンとした雰囲気で


一句詠みたくなっちゃう風情漂ひにけり






いやぁ楽しいなぁと満足して帰宅


たった15分歩いただけで疲れたので寝ようとしたら

23:50頃から外の騒がしさが桁違いになってきて



中心街から少し離れた静かな山の麓に住んでるのに


大騒ぎの通行人が庭に爆竹投げ込むし

隣の家で花火大会始まるし

鐘は気が○ったんかってくらい乱打されてるし




要はうるさい



特に至近距離で爆竹と花火は
普通に鼓膜おしまいになる泣き笑い




…とか言いつつ大いに楽しんでたんですけどね!



年末は紅白からの「ゆく年くる年」派で

大団円からのシンとした背筋が伸びるような雰囲気が
逆にワクワク感を高めてくれるあの感じが大好きなんですが



やはり欧米はすごい。

ノンストップ大団円。



いやー、楽しい。新しい。







そんなこんなで
今年の年越しは特別でした。


日本の時間とスイスの時間で
2回新年迎えた気分泣き笑い




日本の0時ぴったりに家族や友人や職場の人たちに
あけおめLINEを送りつけたのだけれど
みんな普通に朝になってから返事してくれて

「なんで君日本にいないのにそんな律儀なの?」

とツッコまれる始末。


ごもっともすぎて笑ったw






皆さんにとって

新しい一年が素晴らしいものになりますように!


Tschüss!