八幡平市を車で走っていると、突如として目に飛び込んでくる大きな「CLEANING ジャスト」の青い看板。

「ん?クリーニング屋か……ん?ラーメンののぼり……???」
看板はクリーニング屋、暖簾とのぼりはラーメン屋という、情報過多にもほどがあるカオスな外観!

気になりすぎて駐車場に吸い寄せられるように入ってしまった!
味処たむら
外観からは中の様子をうかがうことは出来ない・・・・
でも気になる・・・・・
勇気を出して一歩足を踏み入れると、外観のインパクトを上回るノスタルジーの嵐。

小上がりの座敷に敷かれたせんべい座布団、花柄のレースカーテンと小物、絶妙にだだもれる生活感……。
「……あれ?俺、田舎のおばあちゃん家に帰省したんだっけ?」
そう錯覚せざるを得ない、おばあちゃん家感がそこには広がっていた。

厨房をのぞくと、元気なおばあちゃんお二人が切り盛りされていて、まさに実家のような温かい雰囲気にほっこり。

卓上のメニュー表を確認

あんかけきのこらぁめんがおすすめらしい、おばちゃんに話を聞くと
「今時期は取れたてのキノコを使っているから美味しいよ」
っと教えてくれた。隣のひともうまそうにきのこらぁめんを食べている・・きになる
他のメニュー・・・否めにゅうは・・・・
めにゅう

……おいおい、正気か?中華そば500円 !!??
安すぎる!令和の価格じゃない!
さらにさらに!

ラーメン+ライス+選べる一品おかずのセット
中華セット850円なんてのもある!!
今日はこれだな!!
選べる一品(豚のしょうが焼き・鳥のから揚げ・とんかつ・エビフライ)の中から、最初は「鳥のから揚げ」を注文したのですが……
おばあちゃんから「ごめんね~、から揚げ売り切れちゃった!」とのお言葉が。
ならば!と気持ちを切り替えて「とんかつ」を注文!
「まあセットだし、ご飯とトンカツは小サイズかな~」
なんて高を括っていたのですが……。
中華セット(とんかつ)

着どんっっ!!!!
圧倒的…

圧倒的ボリューム…!!
「……全部一人前やないかい!!!」

フルサイズの中華そば

中華そばがなければ、ほぼ完全体のとんかつ定食は

しっかり一人前あるトンカツ(キャベツ添え)&ライス

さらに「春菊の黒ごま和え」と手作りの漬物の小鉢まである
箸休めどころか、どれもが職人技(ハンドメイド)の輝きを放っている。
これで850円って、おかしくない!?(歓喜)
たまたま入った食堂でこんな安ウマ飯に出会えるとは!!

※僥倖:思いがけない幸運や、偶然に得るしあわせ

まずは中華そばから。 TPはねぎ、のり、チャーシュー、そしてかまぼこ
見た目は超王道のノスタルジック系醤油ラーメン。

豚ガラ系のスープ、あっさりとしつつも出汁の旨味が体に染み渡る……美味い!

麺もしっかりボリュームがあって大満足。

そして厚めに切られたチャーシュー

これがまた柔らかくて絶品!

お次はとんかつだ。

衣は硬めで所々に黒い焦げがついており決してプロの職人技ではない。

だがしかし!!!
あまりにも愛おしい「おばあちゃんが揚げたとんかつの味」がそこにあった。
ラーメンすすって、ご飯をかっこみ、トンカツを頬張る……
最高に幸せな瞬間だ!!

お次は卓上の「南蛮漬け」を少しとり

こいつをトンカツにちょこんと乗せて喰らった瞬間……!
「……っ!! 辛旨いッッッ!!!」
ピリリと走る酸味と辛みが、とんかつの味を引き立てる。
米にあうなぁ~~~~
ラーメンとトンカツ、飯を一通り堪能したら・・・
やるよねあれ!!!
残ったチャーシューをご飯に乗せて

「チャーシュー丼」完成!!
飯の上に堂々と鎮座する厚めの豚バラチャーシュー・・・
見せつけてくれるじゃねぇか……。
肉と 白米をかっこみ、麺を啜り、スープで流し込む・・・
完食した頃には、我が胃袋は限界を超え、腹はちきれんばかりに満たされていた。
すべての戦いを終え、動けなくなっている私の背中に、おばあちゃんの優しい声が響く。
「お兄さん、コーヒー飲む?」
……っ!!??
食後のコーヒー甘美な誘惑だが、胃袋にこれ以上何かを詰め込めば、胃が破裂する。
丁重にコーヒーのお誘いを辞退し、ごちそうさまでした
【店舗情報】