遥拝所の向こう | *** My Dearests ***

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一緒に暮らしているたくさんの動物達と
身近にあるお花や自然をお届けします♪

下手ですがアコギで動物達と一緒に
歌うのが好きです♪


いつもおゆきのことを

とても可愛がってくれているジジババ。


だんだんヨボヨボになってきて

一緒に出掛けられるのもそろそろ終わりだからねって、
ことあるごとに彼らを連れ出して

長い年月が経ちました。


でも本当に、そろそろその終わりが近づいているのを

実感する今日この頃なのです。

 

 

 

 

 


足腰が弱くなると

だんだん行けるところは限られてきて
お年寄りが好むような寺社仏閣巡りも

場所によっては困難になってきますね。

 


そんなある日、たまたま本屋さんで見つけた

とても眺めの良い伊勢神宮の遥拝所がここでした。

 

 

 

 

 

 

伊勢湾を挟んで伊勢神宮の対岸にあたる
南知多のつぶてヶ浦。


しばらく前のことですが

思い立ってふらっと出かけてみたのです。

 

 

 

 



昔、伊勢の神様達が力比べをするために

岩石をどこまで飛ばせるか競い合ったとき

この対岸まで届いた大きな岩が残ったままになっているんだそうです。


随分力持ちの神様がいたんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥居は昭和に入ってから設けられたものだそうですが

伊勢神宮で20年毎に行われる御遷宮の際の古材を使用しているのだそうです。

 

 





伊勢神宮にはペットさんは入ることができませんから

おゆき達にとっても幸いなことですね。


ここからみんなで対岸に向けて柏手を打ち

それぞれの思いを馳せました。

 

 

 

 

 

 

 

帰り道、ちまさんは海岸に面した小さな山を駆け上がって

荒熊神社もお参りしてきましたよ。


荒熊大神は伏見稲荷大社ゆかりの神様なのだそうです。

 

 

 

 

 

 


午後になって雲が出てきましたが

参拝を済ませ、眼下に広がる伊勢湾を眺めると

とても清々しい気持ちになったようです。
 

色々なご利益があるそうですが

爽やかな空気を感じられたことだけでも

十分ひと山登った甲斐がありましたね。
 
 
 

 

 

 

 



当たり前のことですが

人も動物も、みんないつか死にますね。

 

そして死んでしまったら

もう二度と会えないということです。

 

だから生きている今が何よりだいじ。
そしてその時の自分の心の持ちようがだいじ。

 

 

 

 

 

 

 

 

忙しい毎日を過ごしていても
こんな時間を捻出できたらいいなぁと思う

おゆきなのです。

(・・・って、おゆきはいつも暇なのですけどね)

 

 

 

 

 

 

 by ゆき♀ (・・・+あおい♀)