連休の谷間に近場の神木巡礼 | 恋着、横着、漂着 遊び盛りゆるゆるのびのび60代

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2年早く退職して機能と効率のタガを外すことが出来ました。
人生をゆるゆるのびのびと楽しんで味わって行きたいと思う60代です。

 朝から晴れ上がっていたので近場をトライクでソロツーリングした。

 目当ての一つは前の相棒と一度訪ねたことのある東松山市にある正法寺の大銀杏。

 確認してみると、一度目は2年前の5月下旬に訪ねている。

 その時はずいぶんと迷った挙句、なあんだ大東文化大学の通りにあったのかという記憶がある。ツーリングマップルで予習するとその通りで、今回は迷わず到着できた。

 

 

 

  陽射しが強く成りつつある午前10時頃、入り口に相棒を停める。

  そこから歩いてトンネルをくぐる。トンネルの中はひんやりとしている。

 

  

  トンネルを抜けてほんの少し歩く。

 

  

 

  大銀杏がおわす。

 

   

 

 

   

 

  

 

 目通り11.5m。ぐるりを撮らせていただく。

 樹高30メートル、樹齢700年と言う。圧巻である。

 

 見上げても収まりきらない。

 

 

 

 さて、その後は北西に向かい、秩父鉄道の小前田駅舎をめざす。

 ツーリングマップルでの予習がいいかげんだったため、少々迷った。

 路肩に停めて、花園の道の駅よりは西側にあることを改めて知り、国道140号線を戻る。

 辿り着いたのは正午近くだった。

 

 

 

 歩道に乗り入れて駅構内との境に停車させていただき、道のこちら側からカメラを持つと幸運にも下りの電車が入って来た。

 駅舎と電車と相棒を撮ることができた。

 ついでなので、駅舎内も覗かせていただく。

 

 

 

 のどかなひととき。乗降客は一人二人。

 

 ここから東秩父村へ。

 道の駅 和紙の里ひがしちちぶで、かやくご飯と味噌ポテトで昼食。

 この後、帰路の途中、越生町の「上谷の大クス」の標示が目に入った。

 立ち入り禁止になっているらしいが、どこまで近づきどのように見られるのだろうか知りたくもなったので、標示に導かれながら目指す。

 ここでも少々迷ったが、何とか辿り着いた。たどり着くまでの山道の「秘境感」にやや圧倒される。

 

  

 

 駐車場はかなり傾斜していて、下手をすると横転してしまうのではないか(笑)と心配になったが、うーむ、そこまでは行かないようだ。バイカーが一人、私と交代するように駐車場から出て行った。

 

 さて、ここから歩く。

 すぐにあった。

  


 

 

 

 

 

 

  

 巨木の下ぐるりに歩道が作られているのだが、そこに向かう手前の小径がすでに立ち入り禁止となっている。

 しかたない。ズームアップして撮って見る。

 樹齢1000年超え、目通り15メートル樹高は30メートルらしい。

 しかし、間近ではないからやや実感に欠ける。

 

 

 気ままに三カ所を訪ねた近場のソロツーリングだった。

 こうして相棒を停車させ、あれこれと写真に収めるのはささやかな記録と記念にもなり有意義であることは確かだ。

 しかし、ソロツーリング真っ只中の風を切っている瞬間にはかなわない。

 今日は、突き抜けるような青空と綿菓子のような沢山の雲たちを時折見上げながら走った。

 風も花粉を運ばず爽快だ。

 しばらくひねっていなかったヘボ短歌も走りながらひねり出そうとしたが、そちらの方はしばし保留中である(笑)。

 

   ※関連文献 本田不二雄『神木探偵』