駅ビルのカプセルトイコーナーは商品の入れ替えが時々あるので、それを楽しみに冷やかしに行く。冷やかしで終わる場合もあるが、釣られて何か買ってしまう場合もある。
数日前、新しいお面シリーズが出ていたので買ってしまった。
ネットでワンセット買った二つのタイプのシリーズとはまた別のものである。
で、例の北斎の「海女と蛸」に立ち会っている謎の老人のお面を変えてみた。
ヒャッヒャッ(笑)、こっちの方が何だか淫靡さが増して良い。キツネのお面は品も行儀も良すぎた。翁のお面というのかよく知らないが、この方が似つかわしい。
代わりにキツネのお面は、ルパンと五右衛門の前に横たわる美女の顔に付けた。
何だか映画「ブレードランナー」でカットされたダンサーたちの一場面を思い出した。
こっちの美女にも駅ビルの新シリーズのお面のひとつ般若を付けた。
怪しげな世界がより効果的に演出されたようだ。あ、そうそう、この二人の絡み合いは映画「陰獣」を思い出す。ケースを置いているのはロフトベッド下の本棚の中なので、かなり暗い。さらには背景となっている本棚の背板も黒のため、かなり目立たない
ので、とりあえずケースの後ろにピンク色の画用紙をあてがっているのだが、映画「陰獣」のパンフやチラシをパッチワークして背景画にしてもいいなあ。
一個300円で落としたお面は全部で五種類らしいが、四回チャレンジした結果、手に入れられたのは翁と般若をもう一つずつの二種類だけに終わってしまった。ただし、これ以上手に入れたとしても付けられるドールの方がないから全品入手はとりあえず諦めようか。
それにしても、いくつかのケース内のドールたちのアレンジがその都度出来るので、飽きずに眺められもする。
いやあ、オタク三昧です。