7月16日、安全保障関連の法案、私に言わせれば「戦争法案」が衆議院を通過しました。
戦後70年、曲がりなりにも平和を維持してきた私たちの国が、戦争に巻き込まれる危険を含んだ許すことのできない法案です。
しかも、多くの憲法学者が憲法違反ということを国会の特別委員会で指摘し、国民の7割以上が反対しているものを、自民党と公明党の党利党略で通したのですから、怒らないほうがおかしいというもの。
私は1942年の戦中に生まれました。
ですから戦争の悲惨な状態は直接的には知りません。
しかし戦後、焼け野原になった東京の街にバラックを建てて生活している人の姿は目に焼き付いていますし、疎開先の和歌山から東京に出てきたときに通った小学校は教室が足りなくて青空教室、つまり校庭に机といすを出しての、しかも午前、午後の2部授業でした。
そのうえ、食糧不足が我が家にも押し寄せて、本当に粗末な食事しか食べられなかったことを覚えています。
そんな生活の中で、私は観念ではなく、自分の肌で、「戦争は悪」という考え方が自然と身についていったのだと思います。
ですから、これから日本が戦争ができる国になるなんて考えただけでもぞっとします。
そして何としてもこの「戦争法案」は阻止しなくてはとの思いが日ごとに募っています。
では、「戦争法案」を阻止するために私たちにできることはと考えたとき、何もできない自分にはっと気が付きました。
多分、国民の大多数が自分は何もできないと考えているのかもしれません。
だからと言って、何もしないで手をこまねいていては、ますます安倍政権の思う壺。
やはり明確に意思表示をすることが大切なのだと思います。
それで私は、特別委員会で採決が行われた日と、その前日、そして一昨日の3日にわたって国会に抗議に行きました。
14日は日比谷公園で抗議集会があって、それが終わってから国会へデモ。
まあ、こういう集会そのものに参加したのは何十年ぶりかのこと。
そしてデモも。
日比谷公園では、仕事を中断していったので、既に会場は封鎖されていて中には入れませんでしたが、この日は今編集中のスタッフと私の事務所の姪を誘って3人で行きました。
「一緒にデモに行かない」と声をかけると、いつもなら拒否する姪が素直についてきてくれたのがうれしかったし、編集スタッフも多分こういう抗議の集会は40,50年ぶりのことではないかと思います。
翌15日は、取材中の藍工房で打ち合わせをしているときにFBで委員会での強行採決を知りました。
それで打ち合わせが終わった後、そのまま一人で国会へ。
まだ日差しが強く、日頃の寝不足で体はだるかったのですが、「居てもたってもいられない」気持ちでした。
その日の国会前での抗議の集会は6時30分から。途中で何人かの知人に会い会釈を交わしたりしながら、空いている石垣の席を探してそこに腰を下ろしていました。
周りには続々と詰めかける人の波。
みんな、かなり怒りの様子をあらわにしている感じ。
グループ連れもいれば一人で来た人も。
そのうちに通路以外は立錐の余地もないほどに人が集まって、その中で私は少し眠ってしまいました。
考えたら、昨日も前日もほぼ徹夜状態。
よくも体が持つと思えるほど、慢性の睡眠不足で寝どこででも眠ることができるのです。
そして夜9時ごろまで。
その日の参加者は6万人とも10万人とも発表されていますが、その6万分の一、10万分の一で私はいいと思いました。
一昨日の17日は日比谷で重要な会議があって、その帰りにジェンダーの仲間と二人で国会に。
舞台のある通路はいっぱいで近づくことができなかったので、その反対側、桜田門近くの道路に陣取って、やはり石垣に腰を掛けて抗議をしました。
その日は朝から台風の影響で雨になることを予想して合羽を持参。
でも幸いに雨には降られませんでした。
そしてその日は比較手は良く寝ていたので体力は十分。
でも・・帰宅してからが大変。
やり終えなくてはならない編集作業に結局朝までかかってしまいました。
そして昨日は、国会へは行かないで、以前から知人に誘われていたケアワーカーの語りの会へ。
これまた大変面白く、結局帰宅したのは12時近く。
そしてまた、朝方近くまで映像とにらめっこしていました。
そして今日から3連休。
でも、今日は仕事。
最後の編集作業のテロップ入れ等を先ほどまでしていました。
そして今は、dvdに起こすためのファイルの作業中。
果たして何時に終わることやら。
いつかたっぷり時間をとって思いっきり眠ることが私の夢。
果たしていつ、それが実現できるか?
明日は母のところに行く予定。
雨でも降れば、少し寝ましょう。
それにしても、今の政治は何とひどいことなのでしょう。
どうしてこんな日本になってしまったのかしら?
やはり私たちがしっかりしていないからなのかもしれませんね。
皆さん、もっと政治に関心をもって、いまのこの悪政を変えましょう。
新国立競技場が民意の反対で白紙に戻ったのですから、一人一人が声を上げれば、安倍政権は勝手のように途中で政治を放り出すかもしれませんよ。
ともかく安倍政権打倒。
私たちの未来のために。
14日の日比谷公園はいっぱいで入れませんでした。
15日の国会前。
同じく
私の家のマンションのドアに貼りました。
夏はドアは開けっぱなしですので、外からよく見えます。


























