Those who wish me dead
2021年 アメリカ監督 テイラー・シェリダン
主演 アンジェリーナ・ジョリー、フィン・リトル、ジェイク・ウェバー、エイダン・ギレン、ニコラス・ホルト、ジョン・バーンサル、メディナ・センゴア他
監督の前作「ウインド・リバー」が好きだったので、これは絶対観なくちゃだったんですが
なんと!平日の午後とはいえ観客が私だけ!
初、一人鑑賞となりました。一人だと落ち着かなくて、逆に集中しにくかったですね…
監督名以外は情報なく出掛けたので、始まってから「あれ?アンジェリーナ・ジョリー!」「お?ニコラス・ホルト?」と心の中でつぶやく…(一人でもやはり声には出さない)
テイラー・シェリダンはアメリカの辺境の、少なくとも都会ではない土地に生きる人々の
生き方とかそこに潜む闇とかを描く監督ですが
今作はやや、物足りなかったかな。
少年を守る女性という構図が類型的で
メロドラマ感があり、甘い感じがする
追っ手の悪人と迫る自然災害(原因は人災)も既視感はありますが
たたみかける展開に迫力があって、いやいやこれは逃げ切れないだろうとか助からないだろうとか
最後(意外な)あの人、強すぎだろうとか。
悪い作品ではないと思います。
しかし宣伝が足りないのか何なのか
作品の存在が知られていなさ過ぎ。と思いましたね…
緊急事態宣言下で
新作の公開延期が相次ぎ、映画館に足を運ぶ人が少なくなり
予告編やチラシを目にする機会が減り、話題になることも減り
自然と映画への興味が薄れる
外で飲んだり、友達と会うこともなくなり
物欲も食欲も減退する
やはり人にはネットの社会だけでなく、リアルな体験が大切なのだと思う
仕事や必要最低限の用事以外は
家にこもっていなさいと言われるのは、人間性を少しずつ奪われるようで辛い。
飲食店が撤退して閉まっているのを見るのも辛いです。
都心も次々とシャッター街化している!