監督で観ました「モンタナの目撃者」2021(10) | Mの映画カフェ♪

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Those who wish me dead

2021年 アメリカ

監督 テイラー・シェリダン

主演 アンジェリーナ・ジョリー、フィン・リトル、ジェイク・ウェバー、エイダン・ギレン、ニコラス・ホルト、ジョン・バーンサル、メディナ・センゴア他


監督の前作「ウインド・リバー」が好きだったので、これは絶対観なくちゃだったんですが


なんと!平日の午後とはいえ観客が私だけ!

初、一人鑑賞となりました。一人だと落ち着かなくて、逆に集中しにくかったですね…


監督名以外は情報なく出掛けたので、始まってから「あれ?アンジェリーナ・ジョリー!」「お?ニコラス・ホルト?」と心の中でつぶやく…(一人でもやはり声には出さない)


テイラー・シェリダンはアメリカの辺境の、少なくとも都会ではない土地に生きる人々の

生き方とかそこに潜む闇とかを描く監督ですが


今作はやや、物足りなかったかな。


少年を守る女性という構図が類型的で

メロドラマ感があり、甘い感じがする


追っ手の悪人と迫る自然災害(原因は人災)も既視感はありますが

たたみかける展開に迫力があって、いやいやこれは逃げ切れないだろうとか助からないだろうとか


最後(意外な)あの人、強すぎだろうとか。


悪い作品ではないと思います。

しかし宣伝が足りないのか何なのか

作品の存在が知られていなさ過ぎ。と思いましたね…


緊急事態宣言下で

新作の公開延期が相次ぎ、映画館に足を運ぶ人が少なくなり

予告編やチラシを目にする機会が減り、話題になることも減り

自然と映画への興味が薄れる


外で飲んだり、友達と会うこともなくなり

物欲も食欲も減退する


やはり人にはネットの社会だけでなく、リアルな体験が大切なのだと思う


仕事や必要最低限の用事以外は

家にこもっていなさいと言われるのは、人間性を少しずつ奪われるようで辛い。


飲食店が撤退して閉まっているのを見るのも辛いです。

都心も次々とシャッター街化している!


(9月13日 T・ジョイPRINCE品川)