UNE NOUVELLE AMIE
2014 仏
監督・脚本 フランソワ・オゾン
主演 ロマン・デュリス、アナイス・ドゥムースティエ、ラファエル・ペルソナス 他
おもしろい!
意外と、深い!!
オゾン…つかみどころのない監督です。
親友ローラを失ったクレール
残されたローラの夫ダヴィッドと幼い娘リシューの元を訪ね、
思いがけずダヴィッドの秘密を知ることになる
ダヴィッド/ヴィルジニアを最初は拒絶し、非難するクレールだがやがて
秘密を共有する後ろめたさとスリルにはまっていく
ヴィルジニアとの友情は形を変え、思いがけない(あるいは当然の?)変化をもたらす。
後半はあらあらセクシー、そして
緊迫した事態に
前半のゆるやかな流れからジェットコースター的な展開に
ええええ とか ああああ とか内心叫んでしまった。
原作も同じラストなのかしら~
様々な選択肢に迷う男女
正直な気持ちを話すのは案外、勇気のいること。
いつの間にか
戸惑い、迷い、揺れるクレールに、
共感していました。
それにしても夫のジル
ハンサムで優しくて理解があって、理想的な男性なのに
なんか気の毒だった…☆
(新宿武蔵野館)