監督
ダーレン・アロノフスキー
主演
ナタリー・ポートマン
ヴァンサン・カッセル
ミラ・クニス
金曜日、品川プリンスシネマ
やっと観ました、話題の映画。
暗いのかなとか重いのかなとか思ったけれど、案外、エンターテインメント！
最初から神経症気味のヒロイン、ニナ。引退するプリマドンナ(ウィノナ・ライダー！)の次のプリマを切望する。ヒロインに迫る演出家(芸術監督？)、奔放なライバルの登場、と少女マンガのような展開。
問題の根は親子関係にあり、家でもいい子を演じ続けるニナ。
次第に自分の感情に追い詰められると、あら何だかホラーなことに…
初日を前にボロボロになって、果たして舞台はどうなるのか。
おどおどと怯えた目でいつも爪を気にするしぐさ、ナタリー・ポートマンうまいなぁ。スリムなのに筋肉のついた身体づくりもすごい。
後半、物語はスピード感を増し、怒涛のラストに向かう。
迫力があって、面白い！
これ、娯楽作品ですよねぇ？
私はアカデミー賞にピッタリの作品と思いました。
悲壮な演技をみせるナタリー・ポートマン。
この映画のバレエの振付師と婚約し、妊娠して幸せいっぱいという記事を読んで、なぜかホッとしたりして…☆