劇団ショーGEKI
本多劇場
最終日の夜の回、18時30分開演
間に合えば当日券を買って観ようと決めて、一人で下北沢へ。フレックスタイムを利用してギリギリに到着。
チケットがSold-outだと知らずに行ってしまったが、受付でキャンセルがでたらしきS席が1枚あると言われ、購入することができた。よ、よかった…
前から2列目で、すごくいい席
幕末のエリート集団、幕府の用心棒新撰組が数々の抗争を経てやがて時代から取り残されていく。
そんな時、正義はどこにあるのか
という正統派なドラマ。
歴史に興味のない私でも、楽しく観ることができました。
自分が正義だという欺瞞と
そばにいて生きていて欲しいという思い
負けるとわかっていても戦う潔さ
ラスト、圧倒的な殺陣が素晴らしくて
舞台の上も客席も涙、涙のカーテンコール。
きっとこの地震の影響で
上演までにさまざまな混乱も迷いもあっただろう。
正義と命の大切さを問う真っすぐなストーリーは今、やはり考えさせられるところがあるけれど
もし震災がなくてもこの舞台はちゃんと成功したと思う。
近藤勇、土方歳三、圧倒的な存在感。
沖田総司、優しい表情に凄みのある目。おきんの切なさ、山南さんの人間らしさ。
お龍(鉄砲の)の空中で動きが止まったかのようなダンス、東雲の美しさと優雅さ。
観て良かった!
ショーGEKIの皆様、ありがとうございました