お世話になります。
吉本博栄です。
私は、人生を決定しているのは「環境」だと思っています。
人間は良くも悪くも、その環境に支配され、その範囲でしか生きられません。
環境とは、住む場所、人間関係、食べ物、仕事・・。
あなたの身の周りにあるすべて・・・。
そしてその中で作られる【日常の習慣】が
あなたの人生を決定しているのです。
与えられた環境のなかで、「習慣」が生れます。
厳しい環境、苦痛な環境下では、それに耐えるための「習慣」が生まれるだろうし、
ゆるく、恵まれた環境下では、それを楽しむための「習慣」が生まれることでしょう。
そして、その習慣化された行動が無意識に働きかけ、人生に影響を与えます。
特に、口から出る言葉。
「口癖」が人生に大きくかかわっており、
どんな言葉をいつも言っているかで、
人生そのものが良くも悪くもなる。
口癖としてどんな習慣を持っていますか?
ご自身のことを振り返ってみてください。
「どうせ」「でも」「だって」
「あの人が悪い」「このせいで私は・・」
「なんで私が・・」「どうして●●なの」
もし、あなたがマイナスの言葉を習慣化しているなら
どんどん不運を引き寄せていくことになるはずです。
反対に、「大丈夫」「できる」「おかげさま」
「あいがとう」「私は成功する」「きっと●●だね」
「どうやったらできる?」「ぜったい解決できる」
と、自分や周りに対して前向きな発想で言葉を言ってるなら
どんどん良いことが引き寄せられるはずです。
そして習慣というのは恐ろしいもので、
無意識、無自覚に行われます。
それはあなたの潜在意識に作用することになるので、
とても大きな力となって、自分自身を動かしていきます。
ほんのちょとした言葉であっても、
繰り返されることによって、
潜在意識に刻み込まれ、人生を変えてしまう・・。
言葉の習慣化・・と言うのは、
一番気を付けてほしい事項だと思われます。
気付いているでしょうか?
自分の頭の中でいつも何を繰り返しているか・・。
人間はその脳の構造上、常に何かを考えてしまいます。
「無心」になるのは難しく、心配事を考えたり、
将来の不安を考えたり、悔いたり、思いだしたり・・。
そしてその中で、気が付けばいつも考えてしまうこと・・と言うものがあって、
「繰り返されている言葉」というものがあるのです。
それがポジティブならいいですが、人によっては「強迫観念」となって
嫌な考え(侵入思考)が繰り返し現れたり、意思に反して、なかなか消えかったり。
打ち消し、回避、否定したり、良い言葉が思い浮かんでも、
逆のイメージを思い浮かべてみたり。
もし、そういうことが習慣化されているのなら、
思考を根底から変えた方がイイし、
変えないままでしあわせになることは、難しいと思われます。
強迫観念は、自然に湧いてしまうものですが、
意図的に口癖を変えることで、ポジティブ思考にすることはできます。
最初は無理矢理でいい。
プラスの言葉を使い、繰り返すことで習慣化させる。
それにともなって、良い人生に導かれていく・・。
という現象が起こりはじめます。
習慣化。
言葉を例に挙げましたが、それはどのようなことにもあてはまります。
習慣が潜在意識を動かす。
習慣が人生を作る。
繰り返すことの重要性を理解し、何を習慣化させるか、
一度整理してみると、良いかもしれません。