2019/06/23(日)
LEONです。
6/2にゲヴァントハウス管を聴いた翌日6/3に入院し、6/6に腹腔鏡手術で下行結腸癌を切除しました。
幸い転移がなく6/19に退院し帰ってきました。
そして昨日6/22に大阪フィルハーモニー交響楽団の第529回定期演奏会に行ってきました。
ヨエル・レヴィの指揮で大フィルを聴くのは2016年の第495回定期でのマーラー交響曲第7番『夜の歌』以来となります。
今回はチェコ繋がりの3曲が演奏されました。
1曲目はモーツァルトの交響曲第38番『プラハ』でした。
生真面目で実直な感じのマエストロはある意味で淡々と曲を紡いでいきます。ヴァイオリンの美しさが際立ち、随所に出てくるホルンも柔らかく美しい。聴いていてなんか懐かしい気持ちにさせてくれる爽やかなとてもいい演奏でした。
20分の休憩後はヤナーチェクの2曲が演奏されました。
1曲目はタラス・ブーリバ。
タラス・ブーリバはウクライナのコサック隊長。ゴーゴリが書いた小説をもとに狂詩曲に仕上げたなかなかの名曲です。
1楽章ではタラスの次男アンドレイが敵の総督の娘を愛しコサックを裏切り、その結果父の手で命を絶たれるという悲話が描かれています。
愛を感じされる優しい曲想とアンドレイの死を予感させる辛い感情が入り乱れて現れます。
田野倉さんのソロが美しい。
2楽章では長男オスタップが敵に捕らわれ死刑となるところを表しています。
3楽章ではタラスが不滅のコサックを予言し、火刑になりながらも不屈のタラスを表現する激しい音楽でした。
オルガンが凄く印象的でしかも効果的でクライマックスも大いに盛り上がりました。
初めて聴きましたし、大フィル自体も初演奏でしたが聴きごたえのあるいい曲でした。
メインはシンフォニエッタです。
有名な曲にしては演奏機会は多くありません。
金管楽器のバンダが12名も必要だからです。最後尾で立って演奏します。
トランペットだけで本体合わせると12本です。
5曲で構成されるその1曲目にその強烈なファンファーレが採用されるというインパクトが強い構成です。
力強くしかも流麗な演奏で期待通りでしたし、大いに元気をもらってきました。
初演時には1)ファンファーレ2)城3)王妃の僧院4)町並み5)市庁舎と表題がついていたらしい。
最初のファンファーレはクライマックスに再登場して大いに盛り上げます。
病み上がりの私にとっては理屈抜きでスッキリで思い切り元気づけられました。
次の演奏会は6/30大阪フィルと大阪シンフォニッククワイアのベルリオーズ『レクイエム』です。
あと一週間、ティンパニが10台くらいならぶ壮大なレクイエムです。
楽しみだし、そのころはさらに体調も回復すると思います。

