2019(令和元年)5/1(水)
LEONです。
4/29、ザ・シンフォニーホールで関西フィルの第300回定期演奏会を聴いてきました。
宮田大さんのチェロ独奏で聴くエルガー/チェロ協奏曲は、期待を裏切らない名演となりました。
この日はW席(オルガン側)だったので、2000円という廉価はありがたいけど響きがどうかなと心配。
でもその心配は杞憂に終わり、まったく問題なく聴きました。
1698年製ストラディバリウス『シャモニー』の響きは芳醇で奥深い。
もちろん、宮田さんの技量も素晴らしく、これで帰っても損はないと思えるほど完成度の高い演奏でした。
ところが、菅野祐悟/交響曲第2番が始まると、休憩で帰っちゃったら大損するところだったと思いました。
委嘱した世界初演の曲を300回という記念の定期演奏会のメインにとりあげるのはリスキーだと思います。
しかも宮田大の後のメインですから。
それがそれがすばらしい曲に仕上がっていました。
交響曲の4楽章からなる構成は伝統的ですが、各楽章は建築家/建造物を礼賛しているようです。
1楽章/レンゾ・ピアノ・・・ポンピドゥーセンター/ミューヨークタイムズビル/関西国際空港
2楽章/アントニ・ガウディ・・・サクラダファミリア
3楽章/ル・コルビュジエ・・・サヴォア邸
4楽章/安藤忠雄・・・ベネッセ・ミュージアム
1回聴いただけでどうこう講釈はできません。
ただ、どの楽章のあらゆる情景でも、そして強奏の部分も弱奏の部分もメロディーがとても美しく、退屈する場面がありませんでした。
私は菅野さんの抜擢は大成功だったと思います。
チャンスがあればもう一度聴きたい。
ちなみに関西フィルは藤岡さんが似合います。
次は5/11 尾高/大フィル/ブラームスツィクルスⅠです。

