2017/10/21(土)
LEONです。
昨夜は大阪フィルハーモニー交響楽団の第512回定期演奏会(2日目)を聴きにフェスティバルホールに行ってきました。
コンサートレヴューの前に6/23の大阪フィルの公式ブログをご覧ください。
で、お元気で来日してくれるか心配していましたが、3日間の精力的なリハーサルをこなし、一昨日(初日)の公演を無事終えられました。
そして、二日目の昨日、聴いてきました。
すべてドヴォルザークで構成されたプログラムでした。
伝説曲は10曲で構成されていますが、昨夜は第1曲から第4曲が演奏されました。
もともとはピアノ二重奏で作曲され、その後管弦楽曲の小品集ととして編曲されました。
全10曲で40分程度ですが今夜は1-4曲で約20分の演奏となりました。
エリシュカさんの指揮はとても86歳とは思えない瑞々しい音を聴かせてくれました。
小品集とはいえ昨夜の大フィルは16型の大フィル標準仕様の編成で演奏しました。
スラブ舞曲を上品に?したような曲でしたが、随所に弦の美しい響きが聴けて大変癒される演奏となりました。
テ・デウムは宗教曲ですが、というか神を讃える感謝の讃歌ですが、とても明るく生き生きとした曲です。
ティンパニの連打に始まり合唱が神を讃えます。アマチュア合唱団とは思えない大迫力の合唱でした。
特にテノールはよく声が出ていて圧巻でした。合唱指揮の福島さんが大箱のフェスティバルホールでピアニシモでも3階席後方に届くようにとた弛まぬ努力の上に勝ち取った発声法が活きています。
野球の世界で、走・攻・守の三拍子そろった名選手などと言いますが、昨夜のテ・デウムはなんと五拍子揃った名演奏になりました。
ドヴォルザークに精通した86歳の名匠の指揮
関西トップクラスの技量を持つ大フィルが適度な緊張感をもって100%の演奏をした。
2名のソリスト、特にバリトンの青山さんの迫力ある歌唱は絶品だった。
合唱団はエリシュカさんも驚くほど充実していて、ご満悦だったという。
生で初めて聴きましたが、このドヴォのテ・デウムは曲が素晴らしい。
ということで、CD化されれば記念に買おうと思っています。
ステージ上のマイクの乱立はたぶんCD化する予定だと勝手に判断していますが・・・。
そして盛り上がりはドヴォルザーク交響曲第6番で絶頂を極めました。
復調されているとはいえ、86歳でこの瑞々しく若々しい音の引き出し方はどこから湧いてくるのでしょうか?
ドヴォルザークの音楽を本当に愛し、大切にしてきたその気持ちから湧いてくるのでしょう。
さすがに少し乱れるところもありましたが、コンマスの田野倉さんのリードや宮田英恵ちゃんのリードでヴァイオリン群は乱れず、木下さんのビオラや近藤さん、花崎さんはじめチェロの皆さん、サイモンのコントラバスも細かいリズムを刻み、低弦の厚みが欲しいときはしっかり鳴らしていました。
弦五部の充実はさらに深化中です。
金管・木管ともいい音出してましたね。
ホルンの高橋さんも柔らかくホッとする音出してました。こんなに上手やったんやとちょっとビックリ。
鳴りやまぬ拍手、最後はほぼ全員のスタンディングオベーション。
わたしはこんな経験は初めてでした。全員が立ち上がって拍手なんて・・・。感動でした。
記憶に残るコンサートに立ち会えて幸せでした。
これで、あとは27日、28日に開催される札幌交響楽団の定期演奏会を残すのみとなりました。これがホントの日本での最後の指揮となります。札幌のみなさんの熱狂が今から目に浮かびます。


