2017/09/17(日)
LEONです。
一昨日は兵庫県立芸術文化センターに行ってきました。
PACオーケストラの第99回定期演奏会でした。
4/15に購入した2017―2018定期会員券の第1回目の演奏会です。(全9回)。
メシアンの大作トゥーランガリラ交響曲です。
指揮は芸術監督の佐渡マエストロ、ピアノはロジェ・ムラロ、オンド・マルトノは世界的な第一人者である原田節という素晴らしい布陣でした。

この交響曲は10楽章で構成されていて、80分にも及ぶ大曲です。
1949年に初演された現代音楽らしく全体的には無調性音楽で、正直なところ好きになれません。愛の歌と名付けられた楽章が多いけど、私の感性が鈍いのか甘く美しいという印象がなく苦手な曲という先入観がありました。
で、初めて生で聴くと少し好きになりました。
第5楽章と第10楽章で調性がハッキリ聴けるようになって、ホッと落ち着いたら美しい音楽が感じられるようになりました。
オンド・マルトノという電子楽器?とピアノの独奏や8人の打楽器奏者、弦五部も16+16+14+12+10という大編成で迫力満点で、そういう所は私の好物でもあるので生の良さを体感出来ました。

聴く私も生で初めて聴いたので勉強という意識が強く、余裕で音楽を楽しめ無かったのが残念ですが、PACオケのメンバーも挑戦意識が強くよく頑張った感が強く出ていました。
佐渡さんのプレトークで今シーズン21人が退団し19人が入団したとの事で、合宿までやったと聞きました。毎年恒例の事とはいえこの難曲をやる意気込みを感じる逸話でした。
そもそもこの交響曲はボストン交響楽団の委嘱作品で佐渡さんの師匠のバーンスタインが初演の指揮をしたとの事ですし、来年はそのバーンスタインの生誕100年を迎えるというのが選曲の理由でもあったとのことです。
PACオケの定期演奏会は金土日の3日間開催なので、初日はゲネプロの延長線上とも考えられるため、土日の演奏のほうが余裕があるかもしれません。
芸術監督の佐渡マエストロはこのオケを育て上げる使命を前面に出してグイグイ引っ張っていたように感じました。
毎年夏に開催される佐渡オペラではPACオケを聴いてきましたが、定期演奏会は初でした。
でも、力量はなかなかいいレベルだと思いました。
毎年オーディションを行い採用された楽団員は3年で卒業し退団します。
大阪フィルのコントラバストップ奏者を務めるサイモン・ポレジャエフもPACのコアメンバーでした。
年々レベルが上り、根強い人気を獲得しています。
次回の第100回定期演奏会には指揮者にヨエル・レヴィか初登場します。これは楽しみです。
聴きなれた東欧・ロシアの名曲ばかりなので感動必至です。
定期会員券は9回で27000円で自分のベストな席を確保できて超お得です。
私は金曜定期を選択したので理想の席も確保できました。
さて、夜は中之島周辺で大阪クラシック6日目の無料コンサートがたくさんありました。
田野倉さんを含む弦楽四重奏があり聴きたかったのてすが、かねてより友人と福島のおでん屋で一杯やろうと約束していたので、そちらを優先しました。渡世の義理です。
次は9/27の大阪フィルハーモニー交響楽団の第511回定期演奏会です。
ユベール・スダーン指揮でシューベルトの未完成とグレイトというプログラムです。楽しみです。