同行二人 6月9日 一国打ち終わり | にっしー#46

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日和佐へ

その先がある人達はゆっくり宿を出ればいい日
日和佐から室戸への80㎞弱の行程が大事だよ
そこはリタイアのメッカ

西も南もこんな雲

この民宿は一人で切り盛りされている
遍路が欲しいものは全てある
ゴルゴ13は全巻必要かい?

この季節どこも生卵出さない
俺が泊まったとこは、朝は野菜てんこ盛りで出してくれる
芋粥とか

台湾の彼は普通に納豆混ぜてたから
平気なんだぁと思っていたら
俺にスマホ見せてくる
「聞!(臭い!)」
よく口にしたなぁ

運行日数の少なさそうなバス停

室戸まで110㎞くらい
絶望的な距離と変わらない景色
左が海 右は山 日陰は無い(高い建物が無い)
昭和南海地震の津波が2メートルくらいあった場所
重い波の音がする

日和佐町と由岐町が合併して美波(みなみ)町
この地名定着しない

ウェルかめ
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%81%8B%E3%82%81


アカテガニ(赤手蟹)減ってる
これがお勝手から台所に上がってきて
煮干あげたりしてたのは覚えてる



温泉宿「白い灯台」から「恋人岬」ってのもある
裏目じゃね?

この浜に赤海亀が産卵に来る
「徳島県の」天然記念物だけど、隣県では指定されてないので食す
背中に鍋が付いてるのと変わらない
薪の上にひっくり返すだけ
平成一桁の話しだけど


兄が一年生だけ通った小学校
「変身忍者嵐」ごっこ中にガードレールから川に落ちて死にかける
変身中に
近くのガソリンスタンドの人に助けられる
新聞の三面飾る
引っ越ししてからも何年も毎年挨拶に来ていた

金色の光のさす扉の向こうにむかって、階段を登っていたら
背中から母の声がして振り返ったら、気付いたんだそうな
heaven´s door
その時はまだ寿命じゃなかったんだね

薬王寺のこれを見たかった
見たら、もうこれ以上先に進めない
気持ちが足りない
7時前から6時間ちょっと歩き続けている

6/10 40㎞
6/11 30㎞強
それでやっと二十四番打てるけど、その日のうちに実家に戻れない
前に進む理由は出てこないけど、進まない理由はいっぱい出てくる
予定通りここで終わろう


最後のお接待
足湯中で話しかけられまくり、逃げるに逃げられない
マシンガンのような質問攻め
仕事は?
今微妙です
家族は?
距離が微妙です
東京には他にいっぱい遊びがあるのになんで遍路するの?
それがわからないまま七日も歩けているんです

頭のなかはビールでいっぱい
そこしか開いていなかった料理屋に入る
漁に出られなくて呑んでる潜水夫さんと話す
船のドックが無くなった
船が直せないのだから、沖に出られないのだと
サザエやアワビ、伊勢海老で儲からないんだから昼から呑むしかねぇよと
大量消費地が遠い
神戸も大阪も広島も東京も見えない
でも海の先にアメリカが見えるような気がする
いごっそうが生まれる素地がある
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%81%94%E3%81%A3%E3%81%9D%E3%81%86

微かに記憶にある魚屋とパーマ屋はあった
魚屋はもうお店じゃなくて広い玄関に
パーマ屋はやってた
1つ上の女の子がいたハズ

天気も悪い
皆を見送ったので帰ろう

徳島駅スタバで乗換待ち
Wi-Fi接続は1週間ぶり
自分が汗と潮で臭いことに気づく
背中に南無大師遍照金剛と書かれたTシャツが浮く
夜露死苦!


220㎞くらい
あっと言う間だよ

次の日の朝も自然に5時半に目が覚める
そのまま寝た