同行二人 6月10日 | にっしー#46

にっしー#46

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暑いだろうな、今日の太平洋側は

無防備に半袖で農作業手伝ったら
今日が一番日焼けした


車で10分のスーパーに向かう

試されてんのかな?
これまで一度も見たこと無いのに
そのスーパー入口の公道部分
遍路装束を纏って托鉢をしている
この場所は遍路が通るところじゃないのだけれど
※あくまでルート上ね、東西南北30㎞以内にお寺も無い
なんでここ通るんだろ
その軽装で
金比羅神社(その奥の院含め)ルートでも無いし

所謂「職業遍路」か?

買い物を済ませてもまだ立っている
とりあえず対峙してみる
俺にお鉢出して何やらゴニョゴニョ言う

「これからどちら打たれるんですか?」
参拝することを「打つ」という
明るくね、軽くね

この1週間会ってきた歩きの僧侶達と目が違う
ゴニョゴニョ言ってる
明らかに狼狽している
その僧侶達からは、托鉢禁止だと聞いたけど

職業遍路は乞食遍路とも言う
彼(彼女)らの事を忌み「へんど」という言葉がある
反吐と遍路で「へんど」

「遍路の子かっ!」
もしくは
「へんどかっ!」

昭和60年代はまだこういう叱り方があった
高校の購買部の前でパンを立ってかじっていたりした場合に教師から言い放たれる
https://youtu.be/KNIZofPB8ZM
Don't stand so close to me 邦題「高校教師」The Police

外から来る方は「一期一会」なのかもしれないけど
そこに住んでいる人間からすれば「またか」でしかない

母方実家は酒屋で
裏からコーラの瓶盗んで、お店に換金しにくる遍路が居たと、しかも度々

遍路小屋の周りの民家は大変
「ここで野宿しないでください」
書いてあるにもかかわらず、寝る
今回も1人居た
そこで周りの人から毛布出されたり、食べ物出されたりして「お接待!」って喜んでる場合じゃなくて
住民からしたら「またか」
間違った一期一会

托鉢遍路が本当にあなたの修行の一環だったのならごめんよ

そういう意識が一定以上の年齢層にあるのを知ってて今回歩いている

「丸くなって帰っておいで」

たくさんいただいた言葉
歩いて感じたのは
自我をくっきり浮かびあがらせる行みたいな一面があり
エッジ効かせて帰ります


四国三郎 吉野川