尾花 @ 南千住(4) | のんびり まったり やんごとなき みやびなまいにち

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つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

昨日の土曜日。家族全員不在なので、急に思い立って(Joli様にはお留守番していただき)2020年以来4年ぶりに、南千住にあるうなぎの名店尾花に行ってきました。「西の野田岩、東の尾花」と言われるほど有名なお店ですね。


前回(4年前)はこちら下矢印

私は尾花が大好きでしたが…2019年に座敷の畳に座る形からテーブル席に変更されました。それで、従来は50席程ありましたが、2人掛けテーブルが11卓の22人となったので、座席数は半分未満になってしまった。それに加えてコロナも挟み、最近では池袋かぶとに夢中になったこともあって、足が遠のいてしまっていました。

 

2021年にはミシュランの星星を失ってしまいました。また、食べログでもBronzeや百名店でなくなったり。

 

期待と不安を胸にお店へ…


尾花は予約ができない(もしかしたら超常連さんは予約出来るのかもしれませんが、途中で割り込んできた人を見たことがありません)ので、並ぶしかない。夜(16:00〜)は昼(11:30〜)より待ち時間が少ないから油断してほんの少し遅れてしまい(15:45到着)、ギリギリ第1グループに入れずガーン 



椅子があるし、お気に入り『影のない女』を聴きながら読書すれば、90分はあっという間です。


開店16時過ぎに受付終了



17時10分頃に店内へ。

うな重は、「大」は売り切れていて、「中」のみ。焼鳥を注文しようとしたら売り切れていましたガーン絶望泣夜の部は、行列がすごくない代わりに、これがあるからね…キョロキョロ


肝吸いを注文



2019年まではお座敷に座っていました(約50席)が、レイアウト変更により、2人掛けテーブルが11卓の22人


う巻きを食べたらお腹がぱんぱんになりそうなので、いったんは自重したのですが、お隣さんの鰻巻きがあまりに美味しそうなので、数分後についつい注文爆笑こういうお店の鰻巻きや玉子焼きってなんでこんなに美味しいのだろう(自分で作る玉子焼きと雲泥の差ぐすんそれにしても、1人で2個は多い。




綺麗じゃなくてすみませんニヤニヤこんなにたくさん入っているというところを…


う巻きを食べ終わった頃にうな重が来た。



「中」なので、両端のご飯が少し見えます。ま、しかし、私は少食なので、「中」で十分です。





タレは甘めの記憶があるけれど、薄めになった印象。鰻は蒸しと焼きが絶妙で身はふわふわ。タレが薄め(になった)なので鰻の味が分かりやすくなった感じ。ご飯は以前同様柔らかめで、好みが分かれるだろう。以前は柔らかめのご飯が美味しいと思っていましたが、かぶとに行くようになって、少しかためが鰻重に合っている気がしてきた。最近1年間で「かぶと」で5回食べたので、少し物足りない気がするのは贅沢な悩みか驚き お隣さんが京都の人だったので、少し会話。「やっぱり天然は美味しい!」とおっしゃっていましたが…この脂の乗り具合と味は養殖でしょう。そこは突っ込まず、夢を壊さないように…しかし、必ずしも天然が美味しくて養殖が劣るわけではないと思います。あくまでも好み。

「中」だったこともあり、う巻と肝吸いを頼んでも9,900円。ごちそうさまでした飛び出すハート