新国立劇場オペラ 2024/2025 発表 | のんびり まったり やんごとなき みやびなまいにち

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つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

2月21日(水)の午後に新国立劇場が2024/2025 シーズン オペラ ラインアップを発表しました。



新制作は3公演(2020/2021と2021/2022は4公演、2022/2023は3公演、2023/2024は2公演)、プログラムは今回も9作品のみ。日本人作曲家への委嘱があり、ダブルビルもある(ダブルビルは再演)



 

というわけで、2012/2013シーズンから毎年書いている恒例の一言メモです。いつも以上に簡単に。
 
合格絶対観たい ◯観たい △たぶん観るはず バツレッド気が向いたら観てもいいかな
 
1合格 夢遊病の女(新制作)La Sonnambula
 2024年10月3日〜14日 5公演


これは観る。
【指揮】マウリツィオ・ベニーニ 【演出】バルバラ・リュック 【美術】クリストフ・ヘッツァー 【衣裳】クララ・ペルッフォ 【照明】ウルス・シェーネバウム 【振付】イラッツェ・アンサ
【ロドルフォ伯爵】妻屋秀和 【テレーザ】谷口睦美 【アミーナ】ローザ・フェオーラ 【エルヴィーノ】アントニーノ・シラグーザ 【リーザ】伊藤晴 【アレッシオ】近藤圭
東京フィルハーモニー交響楽団

 

2合格 ウィリアム・テル (新制作)Guillaume Tell
 2024年11月20日〜30日 5公演


観ます。

【指揮】大野和士 【演出・美術・衣裳】ヤニス・コッコス 【アーティスティック・コラボレーター】アンヌ・ブランカール 【照明】ヴィニチオ・ケリ 【映像】エリック・デュラント 【振付】ナタリー・ヴァン・パリス

【ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)】ゲジム・ミシュケタ 【アルノール・メルクタール】ルネ・バルベラ 【ヴァルテル・フュルスト】須藤慎吾 【メルクタール】田中大揮 【ジェミ】安井陽子 【ジェスレル】妻屋秀和 【ロドルフ】村上敏明 【リュオディ】山本康寛 【ルートルド】成田博之 【マティルド】オルガ・ペレチャッコ 【エドヴィージュ】齊藤純子

東京フィルハーモニー交響楽団


 

3バツレッド 魔笛 Die Zauberflöte
 2024年12月10日〜15日 4公演


新制作から3回目かな。この演出は好きじゃない。何回安井陽子さんの夜の女王が続くのか。悪くはないけど、他にいないの?

【指揮】トマーシュ・ネトピル 【演出】ウィリアム・ケントリッジ 【美術】ウィリアム・ケントリッジ、ザビーネ・トイニッセン 【衣裳】グレタ・ゴアリス 【照明】ジェニファー・ティプトン 【プロジェクション】キャサリン・メイバーグ

【ザラストロ】マテウス・フランサ 【タミーノ】パヴォル・ブレスリック 【弁者・僧侶Ⅰ・武士II】清水宏樹 【僧侶Ⅱ・武士I】秋谷直之 【夜の女王】安井陽子 【パミーナ】九嶋香奈枝 【侍女I】今野沙知恵 【侍女II】宮澤彩子 【侍女III】石井藍 【童子I】前川依子 【童子II】野田千恵子 【童子III】花房英里子 【パパゲーナ】種谷典子 【パパゲーノ】駒田敏章 【モノスタトス】升島唯博

東京フィルハーモニー交響楽団


 

4 さまよえるオランダ人 Der fliegende Holländer

 2025年1月19日〜2月1日 5公演


オランダ人はワーグナーの中で一番苦手。前回もよくなかった。

【指揮】マルク・アルブレヒト 【演出】マティアス・フォン・シュテークマン 【美術】堀尾幸男 【衣裳】ひびのこづえ 【照明】磯野睦

【ダーラント】松位浩 【ゼンタ】エリザベート・ストリッド 【エリック】ジョナサン・ストートン 【マリー】金子美香 【舵手】伊藤達人 【オランダ人】エフゲニー・ニキティン

東京交響楽団


 

5 フィレンツェの悲劇/ジャンニ・スキッキ Eine florentinische Tragödie / Gianni Schicchi
 2025年2月2日〜8日 4公演


再演。特に好きな作品でもないので、見送る可能性大。

【指揮】沼尻竜典 【演出】粟國淳 【美術】横田あつみ 【衣裳】増田恵美 【照明】大島祐夫


フィレンツェの悲劇

【グイード・バルディ】デヴィッド・ポメロイ 【シモーネ】トーマス・ヨハネス・マイヤー 【ビアンカ】ナンシー・ヴァイスバッハ


ジャンニ・スキッキ

【ジャンニ・スキッキ】ピエトロ・スパニョーリ 【ラウレッタ】三宅理恵 【ツィータ】与田朝子 【リヌッチョ】村上公太 【ゲラルド】青地英幸 【ネッラ】針生美智子 【ベット・ディ・シーニャ】志村文彦 【シモーネ】河野鉄平 【マルコ】吉川健一 【チェスカ】中島郁子 【スピネッロッチョ先生】畠山茂 【アマンティオ・ディ・ニコーラオ】清水宏樹 【ピネッリーノ】大久保惇史 【グッチョ】水野優

東京交響楽団


 

6バツレッド カルメン Carmen
 2025年2月26日〜3月8日 5公演


音楽は最高だけど、前回新制作で観てガッカリした演出。悪いものは潔く捨てて、作り直してほしい。

【指揮】ガエタノ・デスピノーサ 【演出】アレックス・オリエ 【美術】アルフォンス・フローレス 【衣裳】リュック・カステーイス 【照明】マルコ・フィリベック

【カルメン】サマンサ・ハンキー 【ドン・ホセ】アタラ・アヤン 【エスカミーリョ】ルーカス・ゴリンスキー 【ミカエラ】伊藤晴 【スニガ】田中大揮 【モラレス】森口賢二 【ダンカイロ】成田博之 【レメンダード】糸賀修平 【フラスキータ】冨平安希子 【メルセデス】十合翔子

 

7バツレッドバツレッドバツレッド 蝶々夫人 Madama Butterfly
 2025年5月14日〜24日 4公演


バタフライは苦手。

【指揮】エンリケ・マッツォーラ 【演出】栗山民也 【美術】島次郎 【衣裳】前田文子 【照明】勝柴次朗

【蝶々夫人】小林厚子 【ピンカートン】ホセ・シメリーリャ・ロメロ 【シャープレス】ブルーノ・タッディア 【スズキ】山下牧子 【ゴロ―】糸賀修平 【ボンゾ】妻屋秀和 【ヤマドリ】吉川健一 【ケート】佐藤路子

東京フィルハーモニー交響楽団


 

8◯ セビリアの理髪師 Il Barbiere di Siviglia
 2025年5月25日〜6月3日 5公演


理髪師は好きなので観ると思う。脇園彩さんはハマり役。
【指揮】コッラード・ロヴァーリス 【演出】ヨーゼフ・E.ケップリンガー 【美術・衣裳】ハイドルン・シュメルツァー 【照明】八木麻紀

【アルマヴィーヴァ伯爵】ローレンス・ブラウンリー 【ロジーナ】脇園彩 【バルトロ】ジュリオ・マストロトータロ 【フィガロ】ロベルト・デ・カンディア 【ドン・バジリオ】妻屋秀和 【ベルタ】加納悦子 【フィオレッロ】高橋正尚

東京フィルハーモニー交響楽団


 

9合格 ナターシャ(新制作 創作委嘱作品・世界初演)Natasha
 2025年8月11日〜17日 4公演


Natascha Mairを思い出す世界初演なので、とりあえず観る。

【台本】多和田葉子 【作曲】細川俊夫 【指揮】大野和士 【演出】クリスティアン・レート

【ナターシャ】イルゼ・エーレンス 【アラト】山下裕賀 【メフィストの孫】クリスティアン・ミードル
東京フィルハーモニー交響楽団


相変わらず『影のない女』はやってくれないですね。
イタリア語4、ドイツ語3、フランス語2、多言語1。
オーケストラは、東フィル6、東響3。
 
あと、毎年言ってるけど、Erin Morleyさんを招聘してほしい。


新国立劇場YouTubeより 2024/2025シーズン オペラ紹介