平和の日 @ 二期会オペラ(日本初演) | のんびり まったり やんごとなき みやびなまいにち

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つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

二期会オペラ『平和の日』(日本初演)を観てきました。




《二期会創立70周年記念公演》東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ

2023年4月8日(土)17時開演 Bunkamura オーチャードホール

平和の日 Friedenstag <日本初演/セミ・ステージ形式上演>

オペラ全1幕 日本語字幕付き原語(ドイツ語)

【上演台本】ヨーゼフ・グレゴール Joseph Gregor 【作曲】リヒャルト・シュトラウス Richard Strauss

 

【指揮】準・メルクル Jun Märkl 【舞台構成】太田麻衣子 【映像】栗山聡之 【照明】八木麻紀 【合唱指揮】大島義彰 【舞台監督】幸泉浩司 【公演監督】佐々木典子 【公演監督補】大野徹也

 

【包囲された街の司令官】清水勇磨 【マリア(その妻)】中村真紀 【衛兵】北川辰彦 【狙撃兵】高野二郎 【砲兵】髙田智士 【マスケット銃兵】松井永太郎 【ラッパ手】倉本晋児 【士官】石崎秀和 【前線の士官】的場正剛 【ピエモンテ人】前川健生 【ホルシュタイン人(包囲軍司令官)】河野鉄平 【市長】伊藤達人 【司教】堺裕馬 【女性の市民】石野真帆 【合唱】二期会合唱団【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団


《ものがたり》
17世紀。すでに宗教戦争は三十年にも及んでいた。ここは敵に包囲され、食糧も弾薬も尽きた町。疲弊する兵士や市民たちは降伏を求めるも、皇帝の命令に背けない司令官は必死の戦闘を続けろと人々を鼓舞する。司令官の妻マリアは、自決も辞さない夫の姿に嘆き悲しむも運命を共にすることを誓い抱き合う。そこに大砲の音が鳴り響く。ついに敵軍の総攻撃、と思いきや、今度は教会の鐘が一斉に共鳴する。「平和の鐘」と気づくマリアと、「敵の罠だ」と警戒する司令官。そして、市長があらわれ、和平条約が結ばれたことを告げる。ついに、要塞は開かれ、敵兵も市民も区別なく肩を取り合い、戦争からの解放を喜びあう。


新国立劇場『アイーダ』の第3幕と第4幕を諦めて…


日本初演のR.シュトラウス『平和の日』を観るため、渋谷オーチャードへ。演奏は、アイーダもこれも両方とも東フィル。


まずは二期会のチャレンジングな企画に敬意を拍手ただ…雨降りの中移動して観たのだけど…これまで上演されてこなかったのには(戦争利用以外にも)それなりの理由があるのだろう。正直言って、つまらない真顔退屈ネガティブ地味絶望80分間の1幕もので、仕事の疲れもあって中盤の20〜30分程爆睡zzzzzzzzzただ、新国立劇場などでも聴いたことのある市長役の伊藤逹人さんの美声は聴きごたえ十分。


途中爆睡してしまったのでなんとも言えませんが、前半がつまらなさすぎで、最後の20分だけで十分なのではと思ってしまう。最後は三十年戦争を止めましょうという今のご時世にぴったりの内容で幕。エンディングでは背景の映像に「平和」「Peace」「Frieden」などいろいろな言語が次々と表示され(これだけならまだよかったのだけれど)最後に青い地球が…「The 昭和」みたいな演出に苦笑真顔


この作品を観るのは一生に一度、これが最初で最後になるだろう。しかし、これなら一度も観ることなく、アイーダを見続ければよかったのかも…大野和士監督による来シーズンの演目説明会もあったから。


しかし、終演後は渋谷にいる娘と待ち合わせして夕食ラブラブ急に決めたので予約せずにShibuya Scramble Squareに行くと、混んでいてエレベーターには乗れないし、12階13階ともどのお店もものすごい行列ガーンつるとんたんには100人くらい並んでいたのではびっくりまた、初台から渋谷まで行くために久しぶりに乗った井の頭線、渋谷スクランブル交差点、渋谷駅etc.…渋谷は年齢層が低く、どこもものすごい人・人・人びっくり渋谷の喧騒がすごすぎて、結局夕食は自宅近くに戻ってきて食べました。


娘に会う前にクリスピー・クリーム・ドーナツでかわいいドーナツ(イースターエッグ)を見つけて、娘もご機嫌爆笑


昨日はマイスタージンガーでめっちゃ疲れた。平日も忙しいけど、土日もめっちゃ忙しい…