ジゼル @ 新国立劇場(6日目マチネ)池田理沙子&速水渉悟 | のんびり まったり やんごとなき みやびなまいにち

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つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

午前中は娘と豊洲市場の寿司大に行った後(詳細は後日)、2022/2023シーズン 新国立劇場開場25周年記念公演 新国立劇場バレエ団『ジゼル』<新制作>(6日目)マチネ(池田理沙子&速水渉悟)を初日(小野絢子&奥村康祐)に続いて観てきました。ソワレ(米沢唯&渡邊峻郁)も観たので、それも後日。


2022年10月29日(土)13時開演 オペラパレス

ジゼル <新制作> Giselle




【台本】テオフィル・ゴーティエ Théophile Gautier、ジュール=アンリ・ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュ Jules-Henri Vernoy de Saint-Georges 【音楽】アドルフ・アダン Adolphe Adam
【振付】ジャン・コラリ / ジュール・ペロー / マリウス・プティパ 【演出】吉田都 【改訂振付】アラスター・マリオット Alastair Marriott 【音楽】アドルフ・アダン Adolphe Adam 【美術・衣裳】ディック・バード Dick Bird 【照明】リック・フィッシャー Rick Fisher


【指揮】アレクセイ・バクラン Alexei Baklan
(2019年12月バクランさんと一緒に撮影)

【ジゼル】池田理沙子 【アルブレヒト】速水渉悟


【ヒラリオン】中家正博 【ミルタ】寺田亜沙子


【ペザント パ・ド・ドゥ】奥田花純 中島瑞生 【モイナ】廣川みくり 【ズルマ】飯野萌子 【ウィルフリード】清水裕三郎 【ベルタ】中田実里 【クールランド公爵】夏山周久 【バチルド】渡辺与布 








ジゼルと言えば、新型コロナが流行して学校が休校になったり、演奏会などがほぼすべて中止となる直前ギリギリの2020年2月28日、パリ・オペラ座バレエ団来日公演。

舞台に近い座席で正解。絢子さんももちろんよかったですが、理沙子さんのジゼルも素晴らしいキラキラ第1幕ではアルブレヒトに恋する乙女から錯乱へ。第2幕ではウィリに…これまで観てきたのは、アリス、シンデレラ、クララ、亀の姫、キトリ、オーロラ姫、プリンセス(アラジン)というほんわか系の役柄がほとんどだったけど、錯乱の場面やウィリでは新たな理沙子さんの側面を見ることができましたキラキラ踊りについてもド素人なのであれこれ言えませんが、ただただホントに素晴らしかった。幕間にホワイエで話したバレエ鑑賞歴ウン十年のK師匠も、私に合わせてこの公演に来てくれましたが、K師匠も最近理沙子さんがドンドン良くなっていると満面の笑みで絶賛されていた。速水さんはいつもジャンプが高くて余裕があるその身体能力に注目していますが、今回も期待どおり。細かな演技や表情もよかったです。池田・速水組だけ1公演なのが残念。もう一度観たかった。



アルブレヒトの婚約者のご令嬢バチルドは与布さんラブラブやはり理沙子バジルの恋敵は超美形でなければね。ツンとしていて、出されたワインも一口飲めばお口に合わないのでもういりません。ジゼルがお礼に手を取ろうとしたら、触らないでよ!そういう冷たさもよく出ていたし、田舎娘なんかめじゃないわよ、この指輪を見なさいよ!最後はフンって感じで帰って行く爆笑超大ファンの理沙子さんと与布さんとがからむ場面が個人的には一番のツボでしたラブラブペザント パ・ド・ドゥはその時与布さんが舞台上にいたのであまり記憶なしガーン


ジゼルに恋する村の男ヒラリオンは中家さんがイカツイ(←褒め言葉です!)見た目からして敵役。福田さんと中島さんも見ましたが、一番ヒラリオンっぽかったです。昨年6月ライモンダのアブデラクマンのマッチョなキャラもかなりハマっていたので、結構好きなダンサーさん。ミルタ寺田さんはこの日も素晴らしい!!空中を浮遊している雰囲気がよく出ていたし、ウィリの女王として冷徹さも。ウィリの群舞もめちゃくちゃ美しいキラキラ魂バクランさんの指揮もよく見えて、音楽も美しかったルンルン大満足の公演でした。



この日はマチソワ。18時開演ソワレの米沢唯さん・渡邊峻郁さんペアも観ました。つづく…

推しに捧げる活動費

新国立劇場のオペラはたいてい1回ずつ(たまに2回)全演目を観ていますが、バレエは唯さんと理沙子さんの主演は少なくとも1回は観て、スケジュールに余裕があれば絢子さんも追加するので、演目にもよりますが、そこそこの回数です。


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