こどものためのバレエ劇場 2020 世界初演・新作バレエ公演「竜宮 りゅうぐう」~亀の姫と季(とき)の庭 ~ Japanese Fairy Tale Ballet for all the Family
World premiere / a new production of ballet "RYUUGUU - The Turtle Princess"
2020年7月24日(金・祝)13時開演 オペラパレス
【音楽】松本淳一 【演出・振付】森山開次 【美術・衣裳デザイン】森山開次 【映像】ムーチョ村松 【照明】櫛田晃代 【振付補佐】貝川鐵夫、湯川麻美子
【プリンセス 亀の姫】米沢唯 【浦島太郎】井澤駿 【時の案内人】貝川鐵夫 【フグ接待魚】奥田花純/五月女遥 【サメ用心棒】井澤 諒/福田圭吾 【タイ女将】寺田亜沙子 【イカす3兄弟】原 健太/小柴富久修/趙 載範 【織姫と彦星】五月女遥/福田圭吾 【竜田姫】本島美和
一昨日の夜、徹夜して「やまとなでしこ」全話を見てしまい、昼夜が逆転。なぜか徹夜して観に行くことになってしまいました
それはさておき、2月26日(水)『マノン』以来159日ぶりに新国立劇場バレエ団がオペラパレスに帰ってきたことを喜びたい。購入したチケットがいったん払戻しとなり、再購入。優先販売があったので、いい席を取ることができた。
![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
これまで『ドン・キホーテ』や『不思議の国のアリス』が中止となり、レッスンやリハーサルが十分にできない中でこうして公演にこぎつけたのは、ダンサーに加えてスタッフを含めた関係者の皆さんの努力の結果。ホワイエに入るまでに来場者カードの記入、サーモグラフィーによる検温、来場者カードの提出、手の消毒、チケットの半券は自分でちぎって箱に入れる。座席は1つおき。音楽はオーケストラによる生演奏ではなく録音を使用。
世界初演を観たばかりで残り7公演あるので、詳細は控えるが、子どもから大人まで楽しめる舞台。プリンセス亀の姫と浦島太郎が主役だけれど、2人の特別に目立った踊りはさほど多くなく控えめ。他のキャラクターも結構踊るし、時の案内人(貝川さん)のキャラの方が立っている気すらする。それでも唯さんの踊りは見ていて気持ちいい。井澤駿さんとのコンビも自然で、あぁ、帰ってきたんだなって思う。
リハーサルが十分ではなく初日ということもあって、なかなか揃わないところが散見されたけれど、新国立劇場バレエ団のメンバーのみなさんの踊りを再びこうして観ることができて、本当によかった。加藤朋子さん、土方萌花さん、廣川みくりさんの3人のどんぐりがめちゃくちゃかわいいし、綺麗どころを揃えた雪の花嫁もよかった。タイ女将の寺田亜沙子さん、竜田姫の本島美和さんもハマり役。フグ接待魚は登場場面が多い。イカす3兄弟も面白い。中島春菜さんのウニも印象に残った。
休憩中に客席で森山開次さんと吉田都さんを発見。関係者かファンの方とお話されていた。お二人ともお元気そう。都さんと目が合ったので、会釈した。また、これまでホワイエで頻繁にお見かけする方々もいらっしゃっていて、お元気そうでなにより。
とにかく今日は待ちわびた新国立劇場バレエ団を観ることができて幸せな一日だった。